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ガムランの音コミュの小泉文夫資料が散逸の危機

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■■小泉文夫資料が散逸の危機にあります■■
■■      署名のお願い     ■■


世界の民俗音楽研究の先駆者、小泉文夫。
20年くらい前、一般に買える民俗音楽のレコードは小泉先生の録音したものくらいしかなくて、私もガムランやケチャのレコードを持っています。
東京芸大時代に坂本龍一が影響を受けたという話も有名です。

バリ芸能研究会の松澤緑さんから、以下のお知らせを受け取りましたので、回覧させていただきます。

芸大に資料室があるということも、今まで知りませんでしたが、こんなに充実した資料室があったとは!
これがバラバラになってしまうのはもったいないです。

9月17日からの週の会議に向けて署名を集めているそうです。
皆様のご厚意をよろしくお願いいたします。
(ナタラジャ・バリ 芳野未央)

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■小泉文夫資料が散逸の危機にあります
 〜お力添えをお願い致します
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目下、東京芸術大学は小泉文夫記念資料室(以下、小泉資料室)の管理体制を経済的な理由から変更しようとしています。そして、小泉文夫が収集した資料が分散されようとしています。
これらの変更の話は以前から耳に入っており、来月に小泉資料室の運営について意思表示するため、音楽イベントを行うことを計画していました。が、来週(2007年9月17日〜)、今後の方向性を決定する会議が行われるという情報が、突然入りました。

そこで以下の文章をできるだけ多くの方にメールで回すことに致しました。世の中での小泉資料室への関心を高め、こうした改悪をやめさせるべく、皆様の意思表示やお力添えを頂けますよう、よろしくお願い致します。さらに、お知り合いへ回覧して頂けると幸いです。

この度は時間が限られているため、メールを活用しての署名活動を行います。
ご賛同頂けます時は、何卒、下記のメールアドレスまでご意見をお寄せ下さい。
その際、件名、本文を次のようにお願いしたく存じます。

○[件名]
 Re: 小泉文夫の資料が散逸の危機にあります。御力添えをお願い致します。
○[本文冒頭]
 小泉文夫の資料の分散と助手の常駐の廃止に反対。
 小泉文夫の資料の一括管理と助手の常駐に賛成。
 …さらにご意見と、お名前、よろしければご連絡先を記して下さい。

よろしくお願い申し上げます。

東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科3年
西原 尚 fuzznao@gmail.com

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(小泉文夫記念資料室の現状と今後)
 一学生の僕にはなかなか現状把握は難しいのですが、確認ができている範囲の事と、利用している学生の立場から感じた事を以下にまとめます。

●ひとつ、小泉文夫の蔵書を学内の他の蔵書と混ぜてしまう
 小泉資料室は音楽研究センターという組織の管理下にあります。そして、この度の変更によっては、この音楽研究センターの蔵書と一緒に小泉文夫の蔵書をアイウエオ順などで並べて、混ぜてしまうことになりそうです。小泉文夫が残した資料がせっかく一堂に集めてあるものを、わざわざ散り散りにしてしまうのは愚の骨頂です。
小泉資料室には1万8千点の書籍、写真、ノート等と1万9千点のレコード、テープ、DAT等の資料があります。(※1)
パンフレットやチラシには小泉文夫のメモ書き等も数多く残されています。管理が変わることによってこれらの資料は散逸し、50年後には神田の古書市で発見されたりするのでしょうか?

 そして、小泉資料室には700点を越える世界のあらゆる地域の楽器があります。これらの楽器は、ただ現地で買い付けた物ではなく、小泉文夫が世界各地の音楽家達と交流し一緒に吟味したり、薦められたりして入手した、最高級の楽器ばかりです。これまではその膨大な展示楽器の隣に書架があったので、楽器を手に取り、蔵書を閲覧し、さらに音源を試聴するといった、五感を総動員する活発な勉強ができました。しかし、蔵書が移動してしまえば、こうした旺盛な学習は全くできなくなります。

 また、私事になりますが、これまでの小泉資料室では、まず壁全体を覆い尽くす楽器群に息をのみ、隣のビル群のように膨大な蔵書に腰を抜かしました。そして小泉文夫の好奇心と行動力とエネルギーに鼓舞されたものです。また、小泉資料室から本を借りる時は、学校の図書館ではなく、小泉文夫自身から本を借りるような愉快さもありました。蔵書が無くなれば、これらの体験も喪われます。

●ひとつ、世界各地の音楽を専門とする助手の常駐がなくなる
 これまで小泉資料室の開室時間には助手が常駐されていました。助手は理解ある寛大な態度で、しかし楽器の為に鋭いまなざしで、小泉資料室を見守っていました。管理体制の変更後はこれらの助手の常駐も無くなるようです。言うまでもなく専門家の常駐は非常に有効で、これまでは疑問を持ったその場で質問し、すぐに回答やアドバイスを頂くことができました。
それだけでなく、[助手がいなくなる→施錠が必要になる→自由な出入りができなくなる→楽器に触れられなくなる]──こうした図式も十分あり得ます。これは多くの学生の希望に反しているだけでなく、小泉文夫自身の言葉にも反していると思われます。(※2)

繰り返しになりますが、ご意見を下記のメールアドレスへ頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。

東京芸術大学音楽学部音楽環境創造科3年
西原 尚 fuzznao@gmail.com
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〔参考〕
※1:資料内訳
[図書]…日本語=約3,600冊 外国語=約1,800冊
[楽譜]…670冊
[雑誌]日本語=約430種 外国語=約50種
[楽器]…約700点
[録音テープ]…2,320点
[映像資料]…80点
[レコード]…3,377点(国内盤=2,517点 国外盤=860点)
[スライド]…約13,000点 
[プリント写真・絵はがき]…10,000点以上
[民族衣装]…58点
[その他フィールドノートなど研究資料]…1,600ファイル以上
 *2006年4月現在…音楽研究センターwebサイトより
 http://www.geidai.ac.jp/labs/onken/framepage1.htm

※2:小泉文夫著作選集2『呼吸する民族音楽』より
「…民族楽器が、僕の家には約千点ぐらいあるんだけど、どれにもいろいろな思い出があるんです。それらは学生が遊びに来た時、いつでも使えるようにしてあるんです。」
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コメント(2)

いまさら遅いのですが、是非是非存続を願う者です。ホームページが見られなくなったのもこのせいなのでしょうか?

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