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ハーブ&アロマコミュ(仮)コミュのアロマテラピーの基礎講座.7

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   −基材の種類と役割−


   精油は必ず希釈して使う
 精油は、自然界にある状態よりも相当濃縮されたものです
 ですから、原液を直接使うことはお勧めできません
 原液を直接肌につけると刺激が強すぎ、場合によっては
 トラブルの原因になります
 また、香りを楽しもうにも、香りが強すぎて気分が悪くなる
 ことさえあります
 精油の効能を楽しむには、必ず希釈することが必要です
 精油を希釈する道具を基材と呼びます
 植物油、アルコール、水などが代表的な基材です
 精油を選ぶのと同じように、基材の選び方も
 アロマテラピーを楽しむ上で重要なポイントになります
 基材にも、それぞれ特徴があり、効能もさまざまです
 それぞれの性質をよく理解し、目的に応じて選びましょう
 また、自分の肌質に合っているかどうか知ることが大切です
 品質や鮮度、添加物の有無などもチェックするよう
 心がけましょう


 基材?植物油
  植物油は最も一般的な基材です
  キャリアオイル、またはベースオイルと呼ばれます
  「キャリア」は運ぶという意味です
  キャリアオイルの役割は、精油を希釈する(薄める)
  だけでなく、体内に有効成分を「運ぶ」という側面も
  あるからです
  精油は植物油によく溶けます(親油性)
  鉱物油にも溶けますが、肌への浸透性や安全性の面から
  植物油を使います
  アロマテラピーでキャリアオイルとして使用する植物は
  食用としても使える安全なものですが
  トリートメント用に購入するときは、無添加のもの
  トリートメント用として販売されているものを選ぶように
  してください。
  食用油には、添加物が含まれている場合が多いので
  注意してください。
  また、トリートメントに使用する前に、肌に会うかどうか
  パッチテストをおこなってから使うようにしてください
  油は酸化しやすいので、保管時は密閉し、直射日光や
  湿気を避けるようにします。

 おもな植物油
  ?スイートアーモンド油
   スイートアーモンドの種子からとれ
   においはほとんどありません
  ?ホホバ油
   肌への浸透性に優れ、酸化しにくいキャリアオイルです
   冬季は室温で固まることがあります
  ?オリーブ油
   食用としてもよく使われるオリーブの実から取れる
   オイルです。酸化しにくく安定しています
  ?マカデミアナッツ油
   皮膚の構成に近い脂肪酸を多く含むので
   スキンケア用によく使われます
  ?植物油スクワラン
   オリーブ油由来の酸化水素を還元して得られる
   飽和炭酸水素です

 
 基材?アルコール
  精油はアルコールにもよく溶けるので
  基材としても使えます
  ただ、アルコールにはにおいの強いものもあるので
  精油の香りを楽しむには、できるだけ無臭のものを
  選ぶようにしましょう
  肌につける場合は、刺激の弱いものにします
  アルコールで希釈した精油をさらに精製水や芳香蒸留水で
  薄めて使うのが一般的です
  可燃性の低いものを選ぶことも重要です
   
 機材に使われるおもなアルコール
  ?無水エタノール(エチルアルコール)
   オーディコロンやルームスプレー、ローションなどを
   作るときに、精油が水に溶けやすくなるための
   基材として使われます
   日本薬局方で指定された濃度99%以上のものが
   薬局で簡単に手に入ります
   また、精油が付着した容器やガラス棒、芳香器などの
   洗浄などに使います
  ?ウオッカ
   ロシアのお酒で、アルコール度数の強さは有名です
   基材として使う場合種類は問いませんが
   アルコール度数の高いものほど保存性が高くなります


 基材?水性の基材
  精油は水には溶けませんが
  植物油やアルコールで溶かしたものを
  さらに水性の基材で使う方法があります
  純度が高く保存性のよいものを選びます

 おもな水性基材
  ?水
   精製水や蒸留水、ミネラルウォーターを使います
   ただし、ミネラルウォーターは硬度
   (ミネラルの含有量)が高いものは化粧品としては
   適さないことがあります
  ?芳香蒸留水(フローラルウォーター)
   水蒸気蒸留法では精油とともに芳香蒸留水が得られます
   ローズウォーター、ラベンダーウォーター
   オレンジフラワーウォーターなどが市販されています
   微量ながら、精油の成分も含まれているので
   香りと効能もあります


 そのほかの基材
  ?ミツロウ(ビーワックス)
   ミツバチが巣を作るときに分泌する液体ワックスです
   ろうそくや口紅などの原料になります
   アロマテラピーでは、軟膏やクリームを作るときの
   基材として使います
  ?クレイ
   鉱物を主成分とす粘土です
   肌を引き締める作用があるので、パック剤などとして
   使用されます
   カオリン、モンモリロナイトなどがあります
  ?グリセリン
   脂肪や油脂からとれる無職の液体です
   保湿効果があり、ローションやクリーム作りに
   適しています
  ?塩・重曹・クエン酸
   シーソルトや岩塩などの天然塩はミネラルを含んでおり   発刊作用と体内の毒素を排出する働きがあります
   精油と天然塩を混ぜてバスソルトとして使われます
   また、重曹とクエン酸を組み合わせると
   泡の出るバスソルトもできます。
  ?ハチミツ
   パックの基材として使われます
   肌の炎症を抑える働きがあります。


  

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