MAKIDAI:最初にリストアップした段階で200曲あったんですよ(苦笑)。迷いながらも、そこからふるいにかけていって…。自分が気持ち良くなることだけを考えていたら、DJはダメなんです。テーマを持って、聴く人が楽しめるものにしなきゃいけない。今回のテーマは“OLD to the NEW、NEW to the ALL”だったので、それを頭に入れて自分のルーツ的な曲、R&BやHIPHOPのスタンダード的な曲、今のダンスミュージックを聴いている若い子達にも人気があって僕も好きな最近の曲をバランス良く選んだつもりです。その曲達を上手く混ぜ合わせ、繋げることで、新譜しか知らない若い世代の人には古い曲を、若い頃はダンスミュージックを聴いていたんだけど今は…という少し上の世代の人には新しい曲を自然に聴いてもらって、それぞれの曲の良さを世代を超えた全ての人に分かってもらえたら良いな、と思ってました。
MAKIDAI:92年はニューヨークでHIPHOPが最高に盛り上がった年なんです。日本にもその波がきて、ダンスブームが起こっていた。僕のダンサーとしての青春時代です。その年、この曲でR&Bチャートにスコーンと出てきたのがMARY J. BLIGEだったんですよね。曲もミュージックビデオもすごくカッコ良かったし、僕が一番大好きなノートリアス・B・I・Gが初めてレコードにラップを乗せた作品でもあったりもして、この曲は是非入れたかったし、出来ればカバーしたいと思ったんです。トラックはBach Logicに、歌は日本のR&Bの先駆けでもあり、同世代のDOUBLEさんにお願いしました。DOUBLEさんがR&Bを歌うきっかけになったのもこの曲だったらしいので、お願いしてよかったなと思ってます。