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本を読む子どもに育てたいコミュの学習塾での読書指導

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これは,コミュニティ「セルフラーニング」に立てて意見を交換したトピ(下のURL)ですが,このコミュで意見交換したらおもしろいだろうな,と思ってここに転載いたします。みなさんのご意見をうかがい参考にしたいと思います。よろしく。

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=11448877&comm_id=1037793


私の塾では,4年前から読書指導をしています。

齋藤孝氏の3色ボールペン方式です。3色ボールペン方式とは,大切なところは青色,とても大切なところは赤色,おもしろいところは緑色で線を引く方式ですね。

生徒に,本をそれぞれ与えます。保護者にはその旨伝え,読書を始める年度から月謝を500円上げました。
 青い鳥文庫,岩波少年少女文庫,ポプラ社の文庫,フォアー文庫など,少年少女文庫から選びます。

これまで,星新一「おーいでてこーい」,Oヘンリー短編集「最後の一葉」,アガサクリスティ短編集,小泉八雲「耳なしほういち(怪談)」 (思い出しながらかいているので正確ではありません)

ノルマは1日15ページ。週2〜3回。

生徒は,読書のある日は15ページ読み,赤,青,緑の線を入れ,しおりをはさんで提出します。私は,次回の読書の日までにそれをチェック。赤線をみます。それが適切なかしょに引かれていれば,○,だいたいよければ△,見当違いの場合は×をつけます。

○の生徒は,次回はその次を読み進みます。×,△の生徒は間違い直しにきます。私との問答の中で,その文章のポイントをつかんでいきます。

齋藤孝氏も述べていますが,本にはその作者が述べたいところがある。それをつかむことができなければいけません。それを赤線で引くのですが,ちゃんと引けているかどうかで,その生徒の理解度がよく分かります。
 上に列挙した本は,赤線がはっきりしています。どこでもいいわけではありません。
 私との問答の中で,その生徒がそのポイントを理解したときは,本当に目を輝かせるのですよ。


 この方法はとてもいい方法です。目の前の成績をあげることはできないかもしれませんが,学力を考えると一番大切なことだと思います。

 先日,卒業生からメールが届きました。
 学校で漢文をしているが,杜子春が出てきた。セルフで芥川龍之介の杜子春を読んでいたので,楽しく授業を受けることができた,とのことです。うれしかったですね。

 セルフで星新一を知って,学校の図書館にある星新一の本はすべて読んだよ,という子もいます。
 また,不良っぽい生徒がいましたが,その子がお母さんに,「この本おもしろいぜ,読んでみたら」と勧めた,とお母さんがとてもうれしそうに語っていました。星新一は人気です。

 何とか読書をさせることができないか,と以前から考えていました。しかし問題はチェックです。S

 読書感想文では読書をきらいにするだけです。でもこの方法なら簡単です。もちろん,チェックをするのは大変ですが。

コメント(3)

こんにちは。
せっかくのトピなので、こちらにもお邪魔させていただきますね。
セルフラーニングでの意見交換、興味深く拝見させていただきました。
内容が濃くて私にはすべてを理解できたわけではないのですが…。

三色ボールペン方式、読書指導として私はすごく良いと思います。
国語力の低下が叫ばれています。
国語に限らず算数の文章題の意味が分からない子が多いとか。
小説以前の問題です。問題文に「赤線」が引けないんですね。
ただこれは「純粋に楽しみとしての読書」ではないですよね。
Yojiさんの奥様が指摘されていた「緑の線」のところですね。
ここのコミュに入られている方はお子さんを持つお母様が多いと思います。
ここのメンバーが思う「本を読む子」ってどんな子なんでしょう?
「赤線」が正しく引けない子は「本を読む子」にはなれないのでしょうか?
読書は個人的なものです。楽しみ方もそれぞれです。
「赤線」が正しく引けなくても、ある文章に激しく心が揺れる事だってあると思うんです。
それはそれで読書として間違っているとは言えないと思います。

地域で子どもの読書関係の地味な活動をしています。
最近、たくさん本を読むけれど読み終わるとすぐ内容を忘れてしまう子が
とても多くなったと感じています。
読んでいる瞬間は楽しいけれど、読み終わったらおしまい。
なんだかゲームのようですね。もっと深く読んで欲しいのに…。
こういった子の場合はどうすれば良いのか迷います。
まさに三色ボールペン方式が必要なのかもしれませんね。

私も子を持つ母です。
母として我が子に望むことは…
やはりその本の大切なところをしっかり理解した上で読書を楽しんで欲しい。
ここのコミュのお母様たちもそうだと思うのですが
理想は三色ボールペンを使わなくとも自然と「赤線」を引く箇所が分かる子になって欲しい。
そのために幼い頃から本と親しんで、読書する子になって欲しい。

読書感想文については私も反対ですね。
自ら「この本について言いたいことがある!」という感想文は大歓迎ですが。

まとまらない文章を長々と失礼いたしました。
蔀さん,ご意見ありがとうございます。
 また,セルフラーニングでの意見交換もご覧いただいたとのこと,これまたありがとうございます。

 さて,

>>読書は個人的なものです。楽しみ方もそれぞれです。

 とのご意見,私も同意見です。ある意味では,それが読書において一番大切です。それに関しては指導することはできないし,指導すべきでもないと思います。

 「私は,この本のこのところがおもしろかった。」というのは,それはそれでいいことです。また,ある関心をもって本に向かうという姿勢も大切です。そこが齋藤氏の「緑色」です。
 齋藤氏は,読書会では,この緑色を大切にするそうです。あなたはどこがおもしろかったの?ということを話題にしていくのだそうです。

 ただ,本には,作者が言いたいこと,伝えたいことがある。それを一応は受け止める力がないといけない。それに対して,反対であっても,おもしろくない,と思っても構わない。しかし,作者が言いたいこと(主題)はしっかり理解してから,それへの意見を持つ。それもまた大切です。

 それについては,指導ができます。理解できない子にはもっと深く読むことを求める必要があります。

 シェークスピアのヴェニスの商人がありますね。あの話で,証文には,肉1ポンドとはある,だから肉は切り取ってもいいが,血は一滴も流してはいけない,という機知を読みとれなければその本を読んだことにはならないのではないか。

 クリスティのポワロ探偵の話で,犯人がだれで,その手口はどうだったのかを理解できないで,その話を読んだことになるのか。

 オーヘンリーの「賢者の贈り物」で,貧しい夫婦,妻は長い髪を切って売り,夫の懐中時計に似合う鎖を買い,夫は懐中時計を売って,妻の長い髪に似合う櫛を買う,そのすれ違いを理解しなくて,・・・

 そういうところは読みとるように指導が必要だと思うのです。試験のような細かいことは必要ありません。ただ,その本の中心を理解することにより,本当に本が好きになるのではないでしょうか。

 私の塾では,×になって,間違い直しに来た子が,私とのやりとりで主題を理解し,そうだったのか,と目を輝かせることが少なくありません。
 
 つい,長くなってしまいました。
こんにちは晴れ
中学受験を目指してる息子が今年、4年生になります。
先日、保護者説明会は本を出来るだけたくさん読んで下さいexclamationと、お話してました。
実は息子、本は大好きなので、いつも読んでますが、「かがくるアドベンチャー」や、小学文庫の伝記をよく欲しがり読んでますが、国語が苦手であせあせ(飛び散る汗)特に読解力あせあせ
なので、物語っぽいものを読ませてみたいと考えてます。
塾では、一学年上の五年生のモノを・・・と言われてるんですが、おすすめの本があったら、是非exclamation教えて下さいあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

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