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スラムダンク(続)書いてみたコミュのBottoms Up 31

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第31話 『翔陽の武器』



第1Q開始2分


湘北0 対 翔陽6



翔陽の怒涛の先制攻撃に苦戦をしながらも逆に闘士を燃やす湘北面々




リョースケ『っしゃ!1本かえすぞ!』


湘北メンバー『おう!』


三谷『・・・・。』



ダムダム


藤崎『止めるぞ!』


翔陽メンバー『おう!!』


ダムダム・・・


ドリブルをしながら一度流川を見るリョースケ


リョースケ『さっきのプレーで流川のマークはそこまでスピードはない、流川なら個人技でいけるか』


流川一度中に切れ込む



キュキュ


そしてすぐさまアウトアイドへ



リョースケ『ナイス』



パシ!


マークとのスペースができ、流川へボールが渡る



高松『さぁ来い!』


流川『・・・・。』



両者にらみ合う


ダム!


フェイク無しのいきなりのドライブ



高松『くっ(こいつ・・・速い!)』


これに食らいつく高松


高松『簡単に抜かせるか!』



しかし流川、急ストップ



高松『うお!』


高松、ドライブへ注意がいっていた為、チェックに遅れる



そのまま流川、ジャンプシュート



スパッ



湘北2 翔陽6




高松『こいつ・・・。』


藤崎『(すごいのがいるなぁ。)』



沖『ほぉ、やるなぁあの11番』


神宮寺『・・・・。』


魚田『あのスピードあるドライブから急ストップでジャンプシュート、あれは見た目よりむずかしいぞ』


越谷『そっすね。それにシュートフォームもぶれがない、ジャンプも高い』


仙石『ふっ』




リョースケ『ナイス流川!』


流川『ウッス』



軽くこぶしをあわせる二人



赤熊『DFだ!とめるぞ!』


一同『おう!!』



翔陽の攻撃



藤崎『(あの11番のところから攻めるのは少し危険か・・・少し速いが、やるか)』



ゆっくりと湘北陣地に入る藤崎



ダム・・ダム・・・



リョースケ『・・・・(さっきの攻めとは違う、やけにゆっくりだなぁ)』


リョースケから少し距離をとる藤崎



藤真『よし、それでいい。』



ダム・・・



藤崎がドリブルをやめシュートのフォーム


リョースケ『なっ!そこから打つのか!!』


藤崎がドリブルを止めた瞬間、翔陽メンバーが動き出す



長谷部『高松さん!』


高松『おう!』


伊東『花田さん!』


花田『よし!』


高松は長谷部のスクリーンを受けアウトサイドへ

伊東も花田からスクリーンを受けアウトサイド


ミチハル『なんだ!』


三谷『くっ・・・マークはずすな!外だ!』



しかしボールは



パシ


赤熊『花田!』



10cmのミスマッチのある花田へ渡った


伊東、高松、長谷部は外に開いている

ゴール近くにスペースが出来ていた



藤崎『ニヤリ』


リョースケ『10cmもダンナに分があるっていうのに・・・わざわざCで1対1を・・・・何を考えてる』


花田、赤熊を背にボールを保持


赤熊『1対1・・・いや、そうみせかけて外にさばく相手をさがしてる・・・。』



花田『・・・・。』


花田が一度伊東を見る


伊東『花田さん!』


伊東がボールをもらいにいこうとした瞬間


反対方向へターンする


赤熊『な・・・勝負だと』


しかし、体を当て中には入れさせない


花田『さすがだな』


赤熊『さぁ来い』


そのまま赤熊を背にしたまま一度右肩を赤熊へぶつけるように向ける


赤熊『そのまま打つ気か!?』


しかし、花田はこれを途中で止める



赤熊『!!』


次の瞬間、逆方向へターン


赤熊に対して横向き、そして赤熊からみて花田の頭の後ろからボールが放られた


赤熊『なに!』



ミチハル『うお!』


リョースケ『フックシュート!』

※フックシュート:その名の通りフックのような高い軌道を描くシュート、相手に対して横向き、そして相手から離れた側の手から放たれるシュートはブロックがしにくい高い何度のスキル


スパッ


三谷『ゾクッ!』



観客『でた!花田の十八番!スカイフック!』

  『まってましたぁぁ!!』



赤熊『そういうことか』


花田『オマエのブロックは相当なものだからな。』




リョースケ『メンバーを外に散らせたのはフックの成功率を上げるため・・・か』


ミチハル『あんなもん!打つ前にとめりゃいいだろうが!!』


リョースケ『アホ!その打つ前に止めるのを阻止するために、俺らがフォローいけないように散らしたんだ!』


赤熊『フックだけならまだいいが・・・。』


三谷『・・・・・。』


ミチハル『どしたみっちぃ!顔が青いぞ?』


三谷『うるせえ』







赤木『三谷・・・。』



そのころ観客席では


ダッダッダ


三井『はぁはぁ、もう始まってんじゃねえか!魚住!!』


魚住『おまえのトイレが長いからだ!時間あるからって昼間からウチの店で飲みやがって!』


三井『ビールしかねぇくせに・・・。』


魚住『ピキッ!』


三井『えっと・・・試合は・・・負けてる・・・・。』


魚住『まだ始まったばかりじゃないか・・・ん?あれは・・・藤真?』


三井『なに!・・・ほんとだ。』


魚住『赤木対藤真か・・・おもしろいカードだなぁ』



三井観客席前列へ


三井『こらぁ赤木!リベンジなんかされてみろ!承知しねえぞ!』


しかし、三井の声は会場の歓声でかき消される




花田のフックシュート1発で一気にヒートアップした会場


赤木は不安の色を隠せずにいた



赤木『フック一発でこのムード、4強への道は険しいな』



ミチハル『りょーちん、どぉすんだ?』


リョースケ『いいから攻めるぞ!1本とりかえす!』



赤木にはこの試合の意味を考えていた


赤木『この試合、湘北といチームが試されているのかもしれん。』


リョースケ『ダンナ!やりかえせ!』


パシ!

赤熊『まかせろ』


赤木『まだフロアリーダーとしては未熟なPG』


ダムダム!

パワーで押してゴールへ近づく赤熊


赤木『経験もDF能力も高いが、自らゴール下で点をとるのは難しいC』


ドン!


審判『オフェンスチャージング!白5番!』


赤熊『くっ』


ミチハル『なにやってんだクマさん!』


リョースケ『戻れ!DFだ!』


ダムダム・・・ダム・・・・

再び一斉に動き出す翔陽

リョースケ『またか!』

パシッ!

ボールが花田へ渡る

赤熊『止める』


ミチハル『ちぃ!うたせるか!』


ミチハルが自分のマークを無視し、花田のボールを奪いに行く


スッ

ミチハル『あ!』


それを見逃さず長谷部へボールをさばく


長谷部『ありがとさん!』


そのままシュート



ザシュ!



赤木『不慣れなポジションで、まだ役割が見えないPF。そして・・・』


ダムダム


リョースケ『三谷さん!』


パシッ


三谷へボールが渡った



伊東『あなたの武器は3Pですよね?』


三谷『ちぃ』



強引に抜きにかかる三谷


リョースケ『三谷さん!無理なら戻して!(動きが鈍い、どぉしたんだ)』


三谷『だまってろ!』


一瞬マークを振り切る


三谷『よし!』


一歩下がって3Pライン


シュートの構え


パシン!


伊東『遅すぎますよ』



三谷『くっそ!』



赤木『体力がないせいか、精神面が弱いSG。あんな状態ではもし打てても入らない。』




藤崎『速攻!』



長谷部『藤崎さん!』



ガコン!!



ワアアアアアアアアアアア




開始数分にはあった闘士はだんだん薄れていった

第1Q開始も終わるころ

翔陽というなの壁の高さを思いしるには1Qで十分すぎる程だった



気がつけば


湘北8 翔陽18

10点差を点けられていた


上で見ていた三井、魚住


三井『・・・・なんだこりゃ』

魚住『翔陽が強いな。チームの統制がとれている。ミスが無い』


三井『そうじゃなくて』

魚住『ん?』

三井『なんだあのへっぴり腰は!』

魚住『??』



リョースケ『リズムが悪すぎる。攻めてが無ぇ』


赤熊『くそ!おれがあいつを止めていれば』


流川『ちっ』


ミチハル『おれによこせ!!』


三谷『はぁはぁ・・・。』



赤木、1Q残り1分でタイムアウトをとった



全員をベンチに集める



赤木『・・・・・。』


一同『はぁはぁはぁ』



赤木『どうだ、翔陽は?』


ミチハル『たいしたことねえ・・・はぁはぁ』


リョースケ『おまえのその自信はどっから来るんだ?・・・はぁはぁ』


流川『どあほ』


ミチハル『なんか言ったか流川!』



赤木『三谷、一度ベンチに下がれ』


三谷『はぁ?』


赤木『小林、交代だ』


小林『あ!はい!』


三谷『なんでおれなんだ!ふざけんな!おれは出るぞ!』


赤木『下がれといっとるんだ!!』


三谷『う・・・』


赤木『少し頭を冷やせ、三谷』


三谷『ちぃ』


赤木『いいか!翔陽の攻めの起点はあの5番だ。自ら得点もでき、外にもさばける。赤熊!もっとプレッシャーをかけてシュート率を下げるんだ』






翔陽ベンチ



藤真『よぉし!いい出来だ!このままペースを崩さず一気に叩くぞ』


一同『はい!』


藤真『藤崎。』


藤崎『はい』


藤真『あの11番が切れ込んできたら迷わずフォローにいけ、あっちの9番に外は無いと思っていい。』


藤崎『わかりました』


藤真『伊東!』


伊東『はい!』



藤真『7番の3Pは入りだしたらやっかいだ、それと、もし交代してきても同じDFで』


伊東『はい!1本も打たせません』


藤真『・・・よし!』





赤木『いいか!まずは5番を止める!それからだ』


ミチハル『よっしゃ』


リョースケ『落ちたら全員スクリーンアウト忘れるなよ!』


流川『・・・。』


赤熊『よし!』


小林『さぁいこう!』


ミチハル『お!初めてキャプテンらしいじゃないかコバくん(小林のこと、一応先輩・・・)』


小林『う・・・いいから!いくぞ!』







ピピー


リョースケ『っしゃ!気合いれてけ!』


ミチハル『トーゼン!!』



ダムダム・・・



三谷『ちっ、なんで俺が』


赤木『三谷、よく見ておけ。』


三谷『あ?』


赤木『この試合に勝つにはオマエの力が必要なんだ。』


三谷『・・・・?』


赤木『残り1分オマエに時間をやる。どぉするかは自分で考えるんだ。』


三谷『・・・(考えるって)』


赤木『流川一人に得点させといていいのか?』


三谷『ぐ・・・(それは許せん)』


首にかけたタオルをぐっと握る
すこし三谷の表情が変わった


赤木『ふっ』


コートでは小林にボールが渡っていた



小林『うわ!』


伊東がここぞとばかりにきついプレッシャー


伊東『(こいつは問題無いな。さっさと奪って)』


パシッ!

三谷『ん?』


小林『はう!』


ミチハル『落ち着けコバくん!!』


リョースケ『戻れ!!!』


ダッダッダ



三谷『なんだアイツのDF?小林に正対じゃなく斜めに・・・。』



ザシュ!


翔陽ベンチ『ナイッシュー!』

     『いいぞ!いいぞ!フ・ジ・サ・キ!』



赤木『オマエのときとDFはまったく変わっていないみたいだな。』


三谷『俺のときも・・・・。』







ミチハル『くっそお』



三谷の目がギラリ



三谷『そんな事もみえてなかったのか俺は・・・フッ。』



ピッピーーー!!!



審判『1Q終了!!』



湘北10  翔陽22


コメント(3)

待ってました久々の更新ヽ(´ー`)ノ

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