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TRPGサークル  ludusコミュの『DELTA GREEN Future/Perfect』(4) 「Future/Perfect part1」の情報とてがかり(総覧)

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デルタ・グリーン『Future/perfect part1』情報・てがかり

●アドベンチャーの舞台

ヘルベンド
・人口82人のデス・バレー国立公園の中に存在する小共同体。以前はハント・エレクトロダイナミクスの企業城下であった。1952年の工場爆発事故と一緒に旧経営者のアーサー・ハントが死亡。同社がヘルベンドから本社機能を移転したあと衰退の一途をたどる。消滅可能性共同体で約5年後の存続もあやうい。

・地域:799エーカー(323.33ヘクタール)
・人口:3,256人(1950年、国勢調査)、82人(2010年、国勢調査)
・創立:1940年
・産業:観光(以前は軍事電子部品)
・気温:最高気温/華氏128 F (53.3 ℃)、最低気温/華氏18 F (-7.7 ℃)

ファーニス・クリーク
・成功したビジネスリタイアメントたちが居住する小規模リゾート。一帯の共同で唯一の警察と病院が存在する。そのため事件や病人が発生したとき一帯はファーネス・クリークに電話をかけて、警察を呼ぶ、病院へ向う、あるいは病院が往診を行う。インヨー郡の群庁舎所在地インディペンデンスの近郊。
https://ja.wikipedia.org/?curid=3304574

ベーカーズフィールド
・FBIベーカーズフィールド事務所が存在する。
https://ja.wikipedia.org/?curid=179471

サクラメント
・FBサクラメント事務所が存在する。
https://ja.wikipedia.org/?curid=177418

地理的/距離的な概要
・ベーカーズフィールドからインディペンデンスまで自動車で約3時間。
・サクラメントからインディペンデンスまで自動車で約5時間。
・サクラメントからインディペンデンスまで飛行機で約2時間。
・インディペンデンスからヘルベンドまで自動車で約2時間。

●アドベンチャーの登場人物(50音順)

アーサー・ハント
・故人。オハイオの“独学”の天才。一代でハント・エレクトロダイナミクスを世界有数の家電メーカーへ成長させることになった稀代の人物。ただ、極端に人嫌いで奇行も多く、その生涯は謎が多い。1952年に発生したヘルベンドの工場爆発事故で死亡。去年52歳。彼の名を把握してないビジネスリーダーはいない。

アブナー・ホワイト
・64歳。
・白人男性。灰色の眼は白髪まじりの頭髪。
・ファーネス・クリークの医師で地域一帯の科学捜査も兼任する。

アルフレッド・マン
・44歳。
・白人男性。青色い眼と茶色の頭髪。精悍。
・ファーネス・クリーク/インディペンデンスの群保安官代理。

エミリー・ウォーレン
・32歳。
・白人女性。ルシール・マイヤ―(故人)のパートナー。

キンバリー・トラルバイン
・43歳。
・白人女性。青色の眼と茶色の頭髪。長身で完璧な健康状態。
・FBIサクラメント事務所の特別捜査官。

クラーク・グランバーグ
・44歳。
・白人男性。緑色の眼と灰色の頭髪。長身でスポーツマン体型。
・FBIサクラメント事務所の特別捜査官。

クリフォード・ポッター
・68歳。故人。
・ヘルベンドで発生した殺人事件の第一の犠牲者。詳細は「犠牲者」を参照。

ケヴィン・スローティン
・50歳。
・白人男性。青色の瞳と金色の頭髪。
・FBIベーカーズフィールド事務所の管理副特別捜査官(ASAC)

ジャーヴィス・グリーン
・22歳。
・白人男性。茶色の瞳と茶色の頭髪。
・がっしりしていてハンサム。よく焼けた肌をしている。
・モンゴメリーの孫でガスズ・シップの現経営者。

トンプソン・マカフィー
・アーサー・ハントの死後ハント・エレクトロダイナミクスの経営を引き継いだ。
・ハント・エレクトロダイナミクスの社名をハント・エレクトロニクスに変更。

モンゴメリー・グリーン
・98歳。
・白人男性。茶色の瞳と茶色の頭髪。
・元・海軍隊員。当時の任務は人命救助。
・ジャーヴィスの祖父でガスズ・シップの旧経営者。

ルイス・ナカムラ
・38歳。
・日系アメリカ人男性。緑色の眼と黒色の頭髪。頑丈。
・FBIサクラメント事務所の特別捜査官。

ルーカス・アンドロジィ
・26歳。
・白人男性。緑色い眼と金色の頭髪。屈強。制服ダブダブで体型にあっていない。
・ファーネス・クリーク/インディペンデンスの群保安官代理。

ルシール・マイヤー
・36歳。故人。
・ヘルベンドで発生した殺人事件の第二の犠牲者。詳細は「犠牲者」を参照。

●犠牲者

クリフォード・ポッター(第1の犠牲者)

クリフォード・ポッター(68歳)
・人種/性別:白人
・男性
・職業:定年した金属回収業者
・身長:5’10” (178 cm)
・体重:165 lbs. (75 kg)
・死亡推定時刻:3月5日の午後6時〜9時のあいだ
・第一発見者:ジャーヴィス・グリーン
・遺体発見現場:ヘルベンドの北2.3マイル(3.7km)
・死因:打撲/切創などの外傷
・家族:兄弟(故人)
・トラブルのあった人物:なし

 ミシガン州デトロイトにて誕生したクリフォード・ポッターは、以来、約25年間、デトロイトにあったフォードの自動車工場にて働いた。1992年、工場が永久に閉鎖されてしまう2週間前に早期退職。ポッターは92年に合計4回の休暇を取り、うち最後の2回は、デス・バレー国立公園へと向った。そうしてポッターはデス・バレーの地域と気候の恋に落ちた。1993年後半、ポッターはタダ同然でヘルベンドに家を買い、以来ずうっと町で暮す。ポッターは、この小さな町において特別善人でもなければ乱暴でもない人物とされた。必要に応じ人に手を差し伸べ、飲酒こそしたが酒癖はよかった。ポッターは自宅を補修し、ヘルベンドの廃墟をめぐり、価値あるくず鉄を探す散歩に満足をしているようだった。
 ポッターは、時々、希少金属のくず鉄をインディペンデンスへ売りに行った。約2年前からポッターはハント・エレクトロニクスの工場跡地をかき回し始めた。この地域の住民がふつう立ち入るのを恐れる場所だが、ポッターにとっては、おもしろくもなんともない、廃墟の残骸で一杯の場所であった。地域から大型の真鍮の部材、青銅、銅製の配管を掘り起すポッターが、アセチレントーチと、ほかの道具を古いフォードのトラックのうしろへ積み、工場跡地へ車で向かう様子がよく町では目撃されることになった。ことわざのようにプラントの残骸を「金鉱」と話すポッターは町の日常になった。もっとも住民のだれもが興味はなかった。しばらくしてからポッターはそれについて話すことをやめた。

ルシール・マイヤー(第2の犠牲者)

ルシール・マイヤー(36歳)
・人種/性別:白人
・女性
・職業:彫刻家/彫刻師
・身長:5’2” (157 cm)
・ 体重:102 lbs. (46 kg)
・死亡推定時刻:4月24日〜5月8日のあいだ
・第一発見者:代理ルーカス・アンドロジィ
・遺体発見現場:ヘルベンドの南東2マイル(3.2km)
・死因:打撲/切創などの外傷
・ 家族:エミリー・ウォーレン(伴侶)
・ターニャ・メイヤー(母親)
・トラブルのあった人物:なし

 カリフォルニア州ロサンゼルスにて誕生したルシール・マイヤーは、成人したあと、生活のほとんどをUCLA芸術・建築学校の内外ですごした。陶芸の学生で入学し、以後、UCLAの陶芸教師となったのだ。約6年前、マイヤーは1年に二回ロスでキャンヴァスを販売していたエミリー・ウォーレンと出会う。双方の短い“浮気”のあとで、マイヤーはヘルベンドのウォーレンの自宅へと引っ越した。そうして死が2人を分つまで、仲の良いカップルで在り続け、彫刻と絵画の販売で一緒にスローライフをサポートしあった。友好的で解放的な2人は住人たちから好意をもたれ、同時に都会の人々にもかなり好かれていた。世間が言う“レスビアン”と呼ぶ人々もいるが、侮辱ではなく、この小さな町の愛称のようなものだった。少数しか2人に好奇な視線をそそがなかったのだ。
 ここ2、3年のあいだ、マイヤーは人気の“砂漠ノ木”の彫刻を製作していた。砂漠で乾燥した木々をほかの植物と組み合せ、複雑なデザインへ繋ぎ合せたものだ。マイヤーは町の郊外を歩き、自由時間の大半を木々を集め回る作業にあてた。日暮れや日出はとくに――。彼女は町の郊外の半マイル以上に決して行かず、慎重で、危険を冒す性格でもなかった。日暮から1時間後、ウォーレンはマイヤーが帰宅しないことを群保安官に通報した。間も無く町は捜索を開始した。だが、群保安官のルーカス・アンドロジィが遺体をヘルベンドから2マイルの地点で発見するまで、痛みへ満ちた時間が約2週間つづいた。

●ハンドアウト(てがかり)

・ハント・エレクトロダイナミクス社史(一般の情報)

 アーサー・ハント、オハイオの独学の“天才”は、1926年、ハント・エレクトロダイナミクスを創業した。操業1年で、アーサー・ハントは、重要な特許を3つ得て、たちまち資本が潤沢となった。ラジオならび農村地帯の電化が急速に国中へ拡大するころには、同社は業界の筆頭となっていた。1933年から1949年に生産されたほとんどすべてのラジオの基本構成部品に同社の抵抗器部品(レジスター)が搭載してあったからだ。
 第二次世界大戦中、ハントの収益はまさに“爆発”する。同社は巨大に成長し、1945年までにハント・エレクトロダイナミクスは全世界中で約11,000人の従業員たちを雇用した。ハントの天才さを証明するよう、そのあと会社は、洗濯機、冷蔵庫、フリーザーならびに電気オーブンといった家電用品へ事業を拡大。1948年までにウエスティング・ハウスに次ぐ電気分野で2番目/2番手の巨大製造メーカーとなっていた。
 アーサー・ハントは生前いくつか奇妙な行動をとった。まず、自社株式の公開をしなかった。また、ニューヨークとロサンゼルスに巨大オフィスがあったにもかかわらず、莫大な費用をかけてカリフォルニア、ヘルベンドの中心――地球において人類が最も近寄り難い場所の1つデス・バレー――に工場を建設した。1940年代以降、アーサー・ハントはほとんどヘルベンドをはなれなかった。
 この奇妙な行動のためにハントは人々の興味の対象であった。伝説の世捨て人は、隠遁生活最後の10年を「地球環境をかえる」装置のデザインに取り組んだ。1952年8月、アーサー・ハントはヘルベンドの工場爆発で死亡した。46歳であった。地面が工場を丸ごと飲み込んだかのように、あるいは折り畳んだように工場は文字どおりに“消滅”した。回収できるものは何も残らなかった。
 アーサー・ハントの右腕トンプソン・マカフィーは会社経営を引き継ぎ、前経営者の莫大な非公開株を自身の財産で購入した。マカフィーは社名をハント・エレクトロニクスへ変更。本社をワシントンD.C.へ移し、近年低迷していた軍部との契約を復活させていった。1955年9月にハント・エレクトロニクスは、アメリカ空軍のために特定の電子部品を供給する主要メーカーとなった。
 冷戦を架け橋に会社の星は輝き、収益と雇用は“沸騰”した。1977年、トンプソン・マカフィーは、ハント・エレクトロニクスの経営をウィリアム・ラシーターに引き渡した。1990年までにラシーターはホーム・コンピューティングの音楽分野に進出した。以後、ハント・エレクトロニクスはコンピュータデバイスと周辺機器の有力メーカーとなって、冷戦以後のあらたな市場に必要なものを自力で再生した。
 ハント・エレクトロニクスは今日にいたるまで例外であり続ける。操業以来ずうっと上場はしておらず、ウィリアム・ラシーターは先人同様世捨て人として知られる。そうしてだれもが「このあとハント・エレクトロニクスがどういった方向へ飛躍するのか?」まったくわかっていない。

・純金キューブ

6.904cm × 6.904cm(2.718" × 2.718")の正方形の純金のキューブ。重量は6kg(14ポンド)で約25万ドルの価値を持つ。毎時50rem〜100remを放出する放射性の金属塊。それぞれの面にそれぞれ異なる直線や数学記号のようなユニークなシンボルが象嵌してある。

・古代生物の標本

メガネウラ・ドンゴンフライの標本。経年で酸化メチレン(ホルムアルデヒド)となったホルマリンの中に沈む、おおよそ73cm(29")の巨大な昆虫の標本。その翅は押し潰され2枚がなくなっている。約3億年前に存在していた至上最大の昆虫だが、標本は、まるで昨日死亡したかのようにあたらしい。

・モンゴメリー・グリーンのインタビュー(外部リンク)

モンゴメリー・グリーンのインタビュー 1/3
https://1drv.ms/b/s!AmLkkXPJkieMv0x1FNXZJ8xnMv6x?e=5K49Js
モンゴメリー・グリーンのインタビュー 2/3
https://1drv.ms/b/s!AmLkkXPJkieMv03Ign5amAhfxGK9?e=7ZFzck
モンゴメリー・グリーンのインタビュー 3/3
https://1drv.ms/b/s!AmLkkXPJkieMv04MAWTJzV3WN1z8?e=cNE0rh

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