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TRPGサークル  ludusコミュの2019年12月28日開催の『新クトゥルフ神話TRPG』のセッティング資料

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お疲れ様です。
2019年12月28日開催の『新クトゥルフ神話TRPG』のセッティングについての資料です。
開催当日、会場においてネット/ウェブ経由で確認できるようにエントリしておきます。
各位とも確認してください。

●4 プレイヤーへの情報
このシナリオの登場人物はすべて復員兵士だ。PCはガダルカナルでの激戦を戦い、同時に戦地で神話事件に遭遇している。そのためPCは最大正気度を喪失した状態からシナリオを開始する([4-1 あの事件]を参照)。PCは復員以後の日本社会にうまく順応できていない。プレイヤーは[4-2 復員以後の背景]から任意の背景を選択する。同様のものを選択してもいいがKPと相談すること。また、PCは「4-3 PCの特徴」から任意のものを1つ選択して修得すること。同様の特徴は1人以上のPCが選択をしてはならない。

●4-1 あの事件
隊長の鴉城(あじろ)精一中尉をふくめ、PCはガダルカナルの戦場で理解不能な体験をしている。この体験によって中隊は壊滅。中尉とPCをふくめ十数人の人間のみが生き残る。この恐怖の体験をPCはぼんやりと記憶しているだけだ。生き残りたちは「あの事件」と語り、超常の世界の実在を理解している。PCは5ポイントの最大正気度を失う。

●4-2 復員以後のバックストーリー
プレイヤーは以下から復員以後のバックストーリー(背景)を決定すること。同様のものを選択してもいいがキーパーと相談すること。この選択した背景が『新クトゥルフ神話TRPG』のゲームルールにおけるバックストーリー(p37)にあたる。 バックストーリーのうちの「イデオロギー」は「敗戦以後の自身の名誉の回復」。「意味のある場所」は「ガダルカナル」。「秘蔵の品」は「いまだに処分できない軍服」となる。以外は特記のないかぎりランダムで決定をするか/自分で決定してよい。

1) 戦争は誇りと許しをうばった。戦場はPCが内へと秘めた暴力衝動を正当なウソに塗り固め十分発揮してよい場所であった。戦功をあげるほどあなたは称賛を得た。だが敗戦一転、敗北感や厭戦感へと満ちた世間でPCは行き場を失う。大切なものを質入れして、なけなしの金で酒を呑み、当時を語るあなたを大衆が店から叩き出す。間違っているのはだれか? もちろんあなただ。戦いが恋しい。あなたは戦争の亡霊に獲り付かれている。

バックストーリー指定:「マニア」を追記し「戦闘マニア」とせよ。

2) 戦争は未来をうばう出来事だった。復員したあと病弱の妻子(どちらか)は重い病を患い、治療には高い薬と長い時間が必要になった。だが世間は敗戦の兵士へ冷たく厳しくまともな仕事に有り付くことはできない。なんとか食いつなぎ、なんとか妻子の命をつなぐ日々。開戦当時の高揚感や正義感は消えてちり紙にもならず、いま火を灯し、家族の命も灯す爪の先を暗い街灯の下で見る。あなたは戦争の亡霊に獲り付かれている。

バックストーリー指定:「重要な人々」を「病気の妻/子(どちらか)」とせよ。

3) 戦争は常習へとしばりつけた。PCは戦中に使用したメタンフェタミン系覚醒剤に依存している。長屋の隣の住人が中毒で運ばれ死んだ。大丈夫まだ大丈夫だと繰り返すが、職もなく、金もなく、薬物以外に夢中になれない。かんがえてみれば戦争は生き残ることに必死であった。必死になれるようなものがあれば、またまともに戻れるだろうか? 店先。薬を買う金はなかった。もうなかった。あなたは戦争の亡霊に獲り付かれている。

バックストーリー指定:「マニア」を追記し「薬物依存」とせよ。

4) 戦争は未来の伴侶をうばった。結婚を約束したPCの恋人は、あなたが戦死したと思い込み別の人物と婚約していた。婚約したのは躍進する企業の生え抜き社員。器量よし、やさしい彼女なら当然だ。だがあなたの寂しさは埋らない。飲んで打って買う。放蕩に次ぐ放蕩。そうしていまあなたは赤線で一夜をともにした美しい女(ひと)がつつもたせとわかり半裸で夜の街を走る。戦いを憎んで。あなたは戦争の亡霊に獲り付かれている。

バックストーリー指定:「重要な人々」を「元婚約者」とせよ。

5) 戦争は将来の名声と成功を取り上げた。戦前、PCは、あるアイデアを考案し、戦後、特許を修得するはずであった。だが復員して事実に驚く。会社を共同経営していた人物はくだんの発明を独占。特許を登録し事業開始の準備を着々とすすめる。あなたの持つ約款の写しを破いたヤツがMPへ通報する。路上へと転がる約款。警棒の殴打。特許と会社を取り戻すためには資金が必要だ。あなたは戦争の亡霊に獲り付かれている。

バックストーリー指定:「重要な人々」を「裏切った同僚」とせよ。

●4-3 いまだに処分できない軍服
あなたは戦争で使用した軍服を処分できない。軍服とともにあなたは戦火を生き残り戦い抜き復員した。あなたはシナリオにおいて1度だけ<正気度>ロールをのぞくあらゆる判定でボーナス・ダイスを受け取ることができる。それには軍服を着用していないとならない。軍服は上着、ズボン、マント(外套)、軍帽、軍靴、ゲートル(脚絆)を含む。

●4-4 PCの特徴
プレイヤーはPCの特徴として任意の能力を修得する。同様の特徴を1人以上のPCが選択をしてはならない。「血潮と臓物」の特徴はすべてのPCが修得する。なおこれらの特技は一部をのぞき、あくまで人間の範疇の特技だ。そのため神話生物の超常能力にたいしては、神話生物の超常能力を優先する。たとえば「ツァトゥグアの落し子」は物理的武器も魔力的武器も効果がない。このようなときは当然、相手にダメージをあたえる特技は効果がない。剣術の特技も射撃の特技も特別な状況がなければダメージはあたえられないのだ。

●血潮と臓物:兵士は死体、残虐な死に様、出血の酷い負傷を目撃しても正気度を失うことがない。もし兵士がプレイ開始時、一般市民だったときはこの特徴を引き換えに10正気度ポイントを失う。一般市民の兵士が前線から離脱したときこの影響が関る秘密の恐怖症をうける。くわえてその恐怖症の内容にKPが同意しないとならない。*1

*1 『Achtung! Cthulhu』より。

●剣術
あなたは相手の命を奪う“本物”の剣術を修得している。

PCは<近接戦闘>の専門分野で<近接戦闘(刀剣)>技能を60%以上で修得しないとならない。そのあとPCは以下の能力を得る。

・剣術を使用可能な武器は日本刀のみだ。
・ボーナス・ダイス:1戦闘に1回だけPCは<近接戦闘(刀剣)>ロールにボーナス・ダイスを受け取る。
・ノックアウト攻撃:PCはペナルティー・ダイスを使用した攻撃を命中させるこにとよって相手にノックアウト攻撃を行うことができる。

・剣型:自身の習得している剣型を1つ選択する。これらの剣型は実践的な殺人術であり使用した場合は正気度を失う。

攻めの型:攻撃側の攻撃か応戦が命中したとき、通常のダメージにくわえ、追加で+1D8ダメージをあたえる。イクストリームの成功のときは、この追加ダメージもふくめイクストリーム・ダメージとする。また、この特徴を使用した攻撃は応戦でもイクストリーム・ダメージが発生する。使用した場合、1D4正気度ポイントを失う。

守りの型:防御側が回避か応戦を行うとき、攻撃側はペナルティー・ダイスを受け取る。また攻撃側か複数体・複数回の攻撃ができるときに、この特徴は数的不利や相手のビルドを無視する。KPはあまりにも巨大な相手や特殊な相手には数的不利を無視する効果がないものとしてよい。使用した場合、1D4正気度ポイントを失う。

居合:この特徴を使用したPCは通常の手番を無視し戦闘ラウンドで最初に攻撃を行う。居合の攻撃が成功したなら、PCは本来の手番にふたたび行動できるが、この手番で居合は使用できない。特徴を使用せずともPCが戦闘において最初に行動するなら、PCは居合の攻撃にボーナス・ダイスを得る。使用した場合、1D4正気度ポイントを失う。

●武術
あなたは相手の命を奪う“本物”の武術を修得している。

PCは<近接戦闘>の専門分野で<近接戦闘(格闘)>技能を60%以上で修得しないとならない。そのあとPCは以下の能力を得る。

・武術はパンチ、キック、組み打ち主体の無手の武術だ。武器は使用できない。
・ボーナス・ダイス:1戦闘に1回だけPCは<近接戦闘(格闘)>ロールにボーナス・ダイスを受け取る。
・ノックアウト攻撃:PCは攻撃を命中させるこにとよって相手にノックアウト攻撃を行うことができる。
・PCの素手攻撃のダメージは通常の1D3から1D6に増加する。

・徒手格闘:自身の習得している徒手空拳を1つ選択する。これらの徒手格闘は実践的な殺人術であり使用した場合は正気度を失う。 徒手格闘は戦闘マヌーバーの一種で、<近接戦闘(格闘)>ロールのあとに派生して発生する。 そのため戦闘マヌーバーの解説にあるよう自身と目標のビルドの影響をうける。

連打:攻撃が命中したあと<近接戦闘(格闘)>ロールを行う。攻撃が命中したとき追加で+1D4のダメージをあたえる。これを「連打」ロールと呼ぶ。PCはさらにペナルティー・ダイスを受け取り「連打」ロールを行い、成功したらさらに追加で+1D4のダメージをあたえる。PCは、ペナルティー・ダイスを受け取る「連打」ロールに失敗するかまたは自分で打ち切るまで連打を継続することができる。使用した場合、1D4正気度ポイントを失う。。くわえて2発目/2度目の連打が1発命中するたび1正気度ポイントを失う。

引き倒し:攻撃が命中したあと<近接戦闘(格闘)>ロールを行う。攻撃が命中したとき目標は転倒する。これを「引き倒し」ロールと呼ぶ。もし「引き倒し」ロールがハードの成功なら、目標は転倒の衝撃で1D6ダメージをうける。イクストリームの成功のときはこれにくわえ目標は【CON】でロールを行う。 失敗した目標は1D6ラウンドのあいだ意識を失う。もし目標のビルドがPCより大きい神話生物だったならば目標は1ラウンドのあいだ行動不能となる。使用した場合、1D4正気度ポイントを失う。

組み付き:攻撃が命中したあと<近接戦闘(格闘)>ロールを行う。攻撃が命中したときPCは相手へ組み付き。押え付け、目標にペナルティー・ダイスを1つあたえる。これを「組み付き」ロールと呼ぶ。以後、相手が「組み付き」をふりぼどくロールに失敗したときPCは自身の戦闘ラウンドにボーナス・ダイスを受け取り「組み付き」ロールを行う。成功した場合、PCは2D6+ダメージ・ボーナスを装甲を無視して目標へとあたえる。この攻撃はノックアウト攻撃としてもよい。使用した場合、1D4正気度ポイントを失う。

●射撃
あなたは射撃の名手で同時に戦地で人の命を奪う名手であった。

PCは<射撃>の専門分野で<射撃(拳銃)>技能を60%以上か<射撃(ライフル)>技能を60%以上で修得しないとならない。そのあとPCは以下の能力を得る。

・射撃は拳銃、ライフルでのみ使用できる。
・ボーナス・ダイス:1戦闘に1回だけPCは<射撃(拳銃)>か<射撃(ライフル)>ロールにボーナス・ダイスを受け取る。
・必中:<射撃(拳銃)>か<射撃(ライフル)>の攻撃がイクストリームで目標に命中したとき、ただちに目標の【耐久度】は0まで減少する。必中がビルドのことなる目標や神話生物に効果があるかはキーパーの裁量だが、通常は、神話生物の持つ能力を優先すること。またPCは通常の「イクストリーム・ダメージ」を選択してもかまわない。

・射撃技術:自身の習得している射撃技術を1つ選択する。PCは戦闘や自身の生存のために射撃技術を使用した場合は正気度を失う。射撃技術が戦闘マヌーバーの一種であると説明してある場合は、戦闘マヌーバーの解説のように自身と目標のビルドの影響をうける。また射撃技術の通常のように弾薬を使用する。

狙撃:ライフルのみ。PCは目標にねらいをつけて狙撃することができる。狙撃を行うPCは、以前の戦闘ラウンドに目標をねらう戦闘マヌーバーを行う(ロールは必要ない)。PCは次の戦闘ラウンドの自身の手番に<射撃(ライフル)>ロールを行う。命中した攻撃の武器のダメージ・ダイスは必ずイクストリーム・ダメージとなる。くわてこの攻撃は目標の装甲を無視する。またこの特徴を修得したPCのライフルの射程はすべて2倍となる。使用した場合、1D4正気度ポイントを失う。

ダブルタップ:PCは<射撃(拳銃)>か<射撃(ライフル)>ロールを行う。攻撃が命中したとき、PCは直前に射撃した目標をふたたび攻撃することができる。この特徴を使用した攻撃で目標の【耐久度】は0か行動不能になった場合、PCはロールなしでほかの目標を選択してダメージをあたえてよい(ロールなしのためにイクストリームの成功は発生しないことに注意)。PCは目標が生き残るか、銃器の弾薬が0になるか、自身で打ち切るまでこの特徴を継続することができる。使用した場合、1D4正気度ポイントを失う。

閉所戦闘:拳銃のみ。この特徴を使用するPCは<近接武器(格闘)>技能を60%以上で修得しないとならない。また、一方の手に拳銃を一方の手にナイフ(短剣類)を準備すること。PCは<射撃(拳銃)>ロールを行う。攻撃が命中したとき、PCはボーナス・ダイスを受け取りただちに<近接武器(格闘)>で攻撃を行うことができる。射撃と近接攻撃の順番を反対にしてもよい。どちらかの攻撃がハードの成功だったならばPCは目標の身体を払い転倒させることができる。使用した場合、1D4正気度ポイントを失う。

●交渉
あなたは自分の顔を“面”の様に変え人心を操り戦地で活躍した。

PCは<威圧><言いくるめ><心理学><説得><魅惑>のどれか2つの技能を60%以上で修得しないとならない。そのあとPCは以下の能力を得る。

・ボーナス・ダイス:1日に1回だけ<威圧><言いくるめ><心理学><説得><魅惑>のどれかの技能にボーナス・ダイスを受け取る。

・操面:1シナリオに一度だけ<威圧><言いくるめ><心理学><説得><魅惑>のどれかの技能をロールなしで成功させることができる。

・笑面:シナリオに登場した人物に好意あふれる第一印象を植え付け印象を操作する。この特徴には以下の使い方がある。

1) 一日に1人、シナリオに登場した人物へ好意を植え付ける。以後24時間、その人物へ行う以後の<威圧><言いくるめ><心理学><説得><魅惑>ロールに失敗して「プッシュ」するとき「プッシュ」の失敗からの不都合な結果を無視する。PCは一日おきに好意を植え付ける対象を変更できるが、この特徴はPCに敵意を持つ人物には効果をあらわさない。

2) 一日に1人、関係が悪化した人物へ好意を植え付け関係を修復する。通常、ある人物と交渉を行う「プッシュ」に失敗したとき、以後、シナリオでその人物との交渉を成功させるための<威圧><言いくるめ><心理学><説得><魅惑>ロールではペナルティー・ダイスを受け取る。この特徴の使用はそのペナルティー・ダイスをなくす。

・嘘面:1シナリオに一度、「物語へそったウソ」を吐(つ)き、シナリオの登場人物をプレイヤーの希望するよう方向へ強力に誘導する。ウソの内容とシナリオの登場人物の行動はKPの許可が必要だ。たとえばシナリオで屋敷の主人と良好な関係を築くPCは、この特徴を使用して屋敷の下男に「主人が閲覧を許可した」と目的の蔵書を持参するよう行動させることができる。KPとプレイヤーはウソがウソでしかないと注意しないとならない。ウソがばれたときはあらたなトラブルが発生してしまうだろう。

●潜入
あなたは潜入工作のプロであり戦地で最も危険な任務へと殉じてかつ生き残った。

PCは<隠密><鍵開け鍵開け><聞き耳><追跡><跳躍><手さばき><登攀><ナビゲート><目星>のうちどれか2つの技能を60%以上で修得しないとならない。そのあとPCは以下の能力を得る。

・ボーナス・ダイス:1日に1回だけ<隠密><鍵開け><聞き耳><追跡><跳躍><手さばき><登攀><ナビゲート><目星>のどれかの技能にボーナス・ダイスを受け取る。

・影に潜む:1シナリオに一度だけ<隠密><鍵開け><聞き耳><追跡><跳躍><手さばき><登攀><ナビゲート><目星>のどれかの技能をロールなしで成功させることができる。

・訓練:PCは<隠密><鍵開け><聞き耳><追跡><跳躍><手さばき><登攀><ナビゲート><目星>を「職業技能」にできる。

・バックスタブ:1シナリオに一度だけPCは背後から近寄って目標を気絶させることができる。特殊なノックアウト攻撃としてあつかうこと。PCは目標の人物が身を置く場所で<隠密>ロールを行う。成功したあとPCは<近接攻撃(格闘)>ロールを行う。攻撃が命中したとき目標はただちに意識を失い気絶する。この攻撃は相手の装甲を無視する。この特徴は通常、衆人環視のなかでは使用できない。ただ、暗闇や雑踏、極度に周囲の注意が目標からそれているなら使用可能であるとKPは判断してよい。

●情報
あなたは戦地で敵性情報を解読した。なかには異様なものもあった。

PCは<オカルト><科学><鑑定><経理><考古学><人類学><図書館><ほかの言語><歴史>のうちどれか2つの技能を60%以上で修得しないとならない。そのあとPCは以下の能力を得る。

・ボーナス・ダイス:1日に1回だけ<オカルト><科学><鑑定><経理><考古学><人類学><図書館><ほかの言語><歴史>のどれかの技能にボーナス・ダイスを受け取る。

・博覧強記:1シナリオに一度だけ<オカルト><科学><鑑定><経理><考古学><人類学><図書館><ほかの言語><歴史>のどれかの技能をロールなしで成功させることができる。

・訓練:<オカルト><科学><鑑定><経理><考古学><人類学><図書館><ほかの言語><歴史>を「職業技能」にできる。

・効率作業:PCは書類、図書、特定の対象を調査に必要な本来の時間をすべて半分にすることができる。たとえば蔵書の調査に4時間が必要ならば2時間ですむ。そのためにPCは1日のなかでより多くの情報を調査することができるだろう。この特徴はクトゥルフ神話の魔導書を読む場合も有効だ。

・呪文(オプションルール):PCは「訓練」「博覧強記」を修得しないかわり以下の呪文から2つを選択してよい。呪文の解説は『新クトゥルフ神話TRPG』を参照にすること。この特徴を修得したPCは、以前クトゥルフ神話の魔導書を読み呪文を修得している。ただ、その魔導書は現在手元にはない。この恐怖の体験によってPCは10ポイントの最大正気度を失う。くわえて15正気度ポイントを失う。キーパーは、このオプションルールの導入をそもそも許可しないことにしてもよい。

<記憶を曇らせる>(p242)
<邪眼>(p243)
<深淵の息>(p246)
<肉体の保護>(p252)

●運転
あなたは運転のプロであり戦地では戦車や装甲車なども運転した。

PCは<運転(自動車)><機械修理><操縦(専門分野を選択)><電気修理><ナビゲート>を選択のうちどれか2つの技能を60%以上で修得しないとならない。そのあとPCは以下の能力を得る。

・ボーナス・ダイス:1日に1回だけ<運転(自動車)><機械修理><操縦(専門分野を選択)><電気修理><ナビゲート>のどれかの技能にボーナス・ダイスを受け取る。

・操作技術:1シナリオに一度だけ<運転(自動車)><機械修理><操縦(専門分野を選択)><電気修理><ナビゲート>のどれかの技能をロールなしで成功させることができる。

・訓練:<運転(自動車)><機械修理><操縦(専門分野を選択)><電気修理><ナビゲート>を「職業技能」にできる。

・万能運転:PCは最も高い<運転(自動車)>か<操縦(専門分野を選択)>のハードの成功値であらゆる地上機、航空機、水上機、それ以外の特殊な乗り物を即席で運転/操縦することができる。この運転/操縦はあくまで“即席”の技術だ。そのためその乗り物の操作に関る知識的/学術的な知識は修得できない。たとえばこの特徴で飛行機などを操縦できても、管制指令や航空用語、気象変化の知識やメーターの読み方はわからない。この特徴を使用した運転で“プッシュ”に失敗したとき乗り物は横転、墜落、故障する。

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