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TRPGサークル  ludusコミュの『Storm king’s Thunder』キャンペーン(15) 用語集(あかさたな行)

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・全体の脚注
1) あかさたな行の用語をあつかう。
2) 用語の文中に登場する関連用語は用語下部「→」以降にしめした。
3) 用語下部の「参」以降に、その用語の事象が登場する『Storm King's Thunder』の章番を記載した。
4) 5版はフェイル―ンの地名や用語が旧版から大きく変更されることになった(例:(旧)アーノラッチ砂漠 → (現)アーノラック砂漠、(旧)エヴァー湿原 → (現)エヴァームアズ、(旧)トリボア → (現)トライボア、(旧)鋭牙森林 → (現)とがり牙の森など。また、キープ、ウッド、ブリッジといった旧版の形容が「〜城」「〜森」「〜橋」と付記する場合も増加した。用語は可能なかぎり旧版に対応した5版の名称で記載する。ただ、膨大な変更があるため、以前のキャペーンで使用していた用語と呼び方が一致しないときもある。この場合、PLはGMに以前の名称を質問すること。

■あ

▼あ
アダマンティンの遺物
 トライボアのはずれに埋っていた正体不明の遺物。腰に巻く金属の帯輪のような見た目をしている。ファイアー・ジャイアントのつがいが、遺物発見に使う専用のロッド(ロッド・オヴ・ザ・ヴォーニンドッド)を用い探索していた。帯輪はPCの調査の結果、もともと1体の巨大な人造の一部だったことが判明している。
→ファイアー・ジャイアントのつがい、ロッド・オヴ・ザ・ヴォーニンドッド
参:第2章

アナム(Anam)
 すべての巨人の父で巨人族の最高神。ジャイアントの帝国が滅亡したとき、自身の子を見捨てた世界を父のアナムも見捨てた。こうして物質界を去る父にジャイアントらは祷らず、父の生み出すアナムの子に祷る。

アレイストラ・ウルガー(Alaestra Ulgar)
 トライボアで獅子盾商会の出張所を営む女性。ナイトストーンがジャイアントとゴブリンに襲撃されたことで、彼女の夫のダートハッグ・ウルガーが死亡した。その訃報を届けに向ったPCと出会う。
→獅子盾商会、ダートハッグ・ウルガー、トライボア、ナイトストーン、
参:第1章、第2章

▼い

イムリス(Iymrith)
 フェイル―ンに存在するエインシャント・ブルー・ドラゴンの1匹。ほとんど実体が把握されてはいないが、アーノラック砂漠に巣を持ち、数匹の強力な娘がいるとされる。狡猾でずるがしこく物事の背後で動き回る性格。今回の巨人騒動で“全能なる父祖の目”の神託は、PCが必ず立ち向う障害だと予言している。ちなみにイムリスは今回のシナリオが初出のエインシャント・ブルー・ドラゴンではない。初出はDragon #242(1997)に掲載をされた「Wyrms of the North」である。
→“全能なる父祖の目”
参:第4章

▼う
ヴィーヴル(Weevil)
 ドワーフの犯罪者で賞金首。ミラバーが懸賞をかけて追跡している。魔法のハンドアックス2本を、それぞれの右手と左手に持ち二刀流で戦闘を行う。生死関係なく報酬は5000gpだか、死亡している場合、身元の証明が必要だ。PCの知り合いでトライボアに住むダラズ・ヘルガーが、ヴィーヴルがザントラル砦潜伏する情報をもたらした。PCはザントラル・キープでヴィーヴルと対決して捕縛をしたが、そのヴィーヴルの懸賞をねらいフロスト・ジャイアントのカルティバーの一団が砦を襲撃した。
→ダラズ・ヘルガー、ザントラル・キープ、カルティバー
参:第2章、第3章

ウスガード・バーバリアン(Uthgardt barbarians)
 北方の荒野で原始的な生活を営む蛮族。文明人と文明圏と衝突する場合が多く、各地の共同も襲撃する。ウスガード・バーバリアンの部族は、それぞれ自身らを象徴する動物祖霊を持ち、信仰する祖霊と先祖を奉る祖先を塚を持つ。彼等はジャイアントと戦う過去から巨人を倒す行動を誉(ほまれ)とする。また、ジャイアントに関る宝を収集する。
→ジャイアント・レリック、大長虫族のウスガード・バーバリアンの若者、ノォーリ、ワームブラド
参:第4章

ヴェローサ・ナンダー(Velrosa Nandar)
 ウォーターディープ近郊の開拓村落ナイトスートンの領主であった女性。クラウド・ジャイアントの襲撃に遭い死亡。
→ウォーターディープ、ナイトスートン
参:第1章

ウルガラ・メルティマー(Urgala Meltimer)
 トライボアで宿屋“北盾”亭(Northshield House)を営む元冒険者。 PCの知り合い。当時は強力な戦士であった彼女のモーニングスターの一撃は、現在でも衰えを知らない。トライボアを襲撃したファイアー・ジャイアントの軍勢をPCと協力し撃退した。騒動のあとで彼女は、かつての元冒険者仲間ハーソス・ゼモルヴェンを紹介した。ハーソスの持つジャイアント・スレイヤー・グレートソードが、この巨大変動の助力にならないかと想像したからである。女性、ヒューマン(トゥラム人)、秩序にして善、
→トライボア、ハーソス・ゼモルヴェン
参:第2章、第3章

▼え
エイガロン(Eigeron)
 “全能なる父祖の目”の神託の間で死亡していたクラウド・ジャイアント。エイガロンは自身を殺害した父親への復讐からゴーストとなってとどまり、PCへと復讐を依頼した。
→“全能なる父祖の目”、ブラゴサクス
参:第4章

エヴァーランド(Everlund)
 周囲を城壁へと囲まれ、とんがり屋根の天辺に旗が翻る特徴的な建築群を持つ“北方”の商業都市。最近、領主同盟を脱退し自治独立を宣言した。“北方”のハーパーの拠点、ムーングラムタワーが存在し、多数の冒険者たちが立ち寄るダニヴァールズ・ハウスが有名。
→ダニヴァールズ・ハウス、ムーングラムタワー、ハーパー

▼お
オーソビア(Othovir)
 トライボアに住む優秀な馬具職人。PCの知り合い。ファイアー・ジャイアントの軍勢の襲撃のさいしPCと協力し町の防衛を行う。騒動のあとでオーソビアは、巨大変動の渦中に身を置くPCのために、シルヴァリィームーンの廃墟の馬屋へと隠した一族の財宝の在り処をあかした。オーソビアはじつは悪名名高きマルガスター一族の出身で、正体を隠し隠遁していた。オーソビアが自身から一族の出自をあかすことはほとんどない。
→シルヴァリィームーン、トライボア、マーガスター一族
参:第2章、第3章

ウォーターディープ(Water Deep)
 “北方”最大の都市で“北方の王冠”といった別名が存在する。北部の領主同盟、政治と流行の中心。各地の領主や守護を任命している場合も多い。
→領主同盟

■か

▼か
カスペーレ・ドライランド(Khaspere Drylund)
 現在のヤーターの河川男爵ネストラ・ルシオルに、次期河川男爵選挙で勝利しようとしている侯爵。そのため有力議員や周囲に資金援助や贈り物を頻繁に送り、票固めを行う。→ネストラ・ルシオル、ヤーター
参:第3章

カルティバー(Kaltivar)
 フロスト・ジャイアント。ゼントラル砦に潜伏していドワーフの犯罪者で賞金首のヴィヴールを探し求め、ゼントラル砦を自身の一団とともに襲撃した。ヴィヴールをすでに捕縛していたPCと対決し敗北・死亡した。
→ヴィヴール、ゼントラル砦
参:第3章

カルト・オヴ・ザ・ドラゴン(Calt of the Dragons)
 ドラゴン信仰を行うフェイル―ンのカルティスト。ドラゴンがフェイル―ンを支配するのが“必然”とし、 狂気の大魔導士であり以後リッチとなるサマスター(Sammaster)が創設した教団。以前はサマスターの訓えに従って屍龍ドラコリッチを創造、ドラコリッチによってフェイル―ンの支配をめざしていた。だがサマスターの死後、“予言”の解釈の誤謬が発見され、現在ではティママットをフェイル―ンに召喚し支配をめざす組織へと変遷している。現在カルトティストたちはドラコリッチの創造はしていない。
→クロース
参:第4章

▼く
クラーケン団(Kraken Society)
 クラーケン、スラークレセルが、種族独特の精神感応によって地上種族の精神を操り誕生した組織だといわれる。スラークレセルは凶悪な逃亡者や犯罪者、追放者を選び出し支配したあと、自身に必要な情報を収集させることにした。クラーケンが精神を支配していないときカルトの構成員は影へ潜み、自身の悪の嗜好に合う活動をすごす。
→スラークレセル

“位付け”(Ordering)
 ジャイアント社会の礎を作るカースト制度。ジャイアントの社会制度と社会階級は“位付け”で決定する。ストーム・ジャイアントを筆頭に、以下、クラウド・ジャイアント、ファイアー・ジャイアント、フロスト・ジャイアント、ストーン・ジャイアントと続き、最も下の順位はヒル・ジャイアントだ。ヒル・ジャイアントで最も高い地位の者も、普通のストーン・ジャイアント相手では格下のあつかいとなる。。

クローウェン・バルハアロー(Krowen Valharrow)
 “北方”のハーパーの拠点、エヴァーランドのムーングラム・タワーに身を置く強力な大魔導士。巨大変動の渦中に身を置くPCを、ダラスラ・シェンドリルから紹介され力を貸す。ムーングラム・タワーのテレポーテーションサクールをPCに貸し与え、事件の調査を依頼した。男性、ヒューマン(トゥラム人)、混沌にして善、大魔導士。
→エウァーランド、ダラスラ・シェンドリル、テレポーテーションサクール、ハーパー、ムーングラム・タワー
参:第2章、第3章

クロース(Klauth)
 フェイル―ンで最大かつ最強(最恐)のエインシャント・レッド・ドラゴンの一匹。意外に話好きで“ガミガミじいさん”の仇名を持つ。(強力なエインシャント・ドラゴンは大抵そうだが)占術魔法でフェイル―ン全体を観察しており、今回の巨人騒動ではドラゴンの仇敵(ジャイアント)が、我が物顔で“領地”を荒す事態に憤慨しながら同時にたのしむ。クロースは巨人騒動の全貌を調査・把握しようとしており、騒動の中心に身を置く冒険者たちにカルト・オヴ・ザ・ドラゴンの助けを送った。
→カルト・オヴ・ザ・ドラゴン
参:第3章、第4章

▼け
ケイラ・ダークホープ(Keila Darkhope)
 ナイトスートンに旅人のふりをして、調査しにきたゼンタリム・メンバー。クラウド・ジャイアントの襲撃に乗じナイトスートンを制圧しようとしていたゼンタリムが送り込む。ゾルキン・アラスシェンダーの恋人。彼女の命と多少の金銭と引き換えにPCはゾルキンと交渉して戦闘を回避した。女性、ヒューマン(チョンダス人)、中立にして悪、斥候。
→ゼンタリム、ゾルキン・アラスシェンダー、ナイトストーン
参:第1章

■さ

▼さ
ザントラル砦(Xantharl's Keep)
 “北方”で名高い探検家で冒険者のレンジャー、ザントラルの名を戴く城塞。城壁に設置した大弓、雪下しに必要な急峻な屋根の石造りの建物を持つ“北方”の要衝で擁壁。潜伏したドワーフの犯罪者で賞金首、ヴィヴールをPCが捕縛したことによってフロスト・ジャイアント、カルティバーの一団に襲撃されてしまう。この騒動の最中、PCは、PCを探し求めて各地を旅して回ったフロスト・ジャイアントのハーシュナグに出会う。
→ヴィヴール、カルティバー、ハーシュナグ

▼し
獅子盾商会(Lionshield Coster)
 青い獅子を描く木製の盾がトレードマーク。フェイルーン各所に出張所と交易所を持ち、様々な商品や雑貨をあつかう。

ジャイアント・レリック(Giant Relics)
 かつては“全能なる父祖の目”に安置していた太古のジャイアントの遺産。遥か昔にウスガード・バーバリアンたちによって盗難にあった。“全能なる父祖の目”の神託は、PCの力量をはかるために、このジャイアント・レリックを取り戻すよう命令した。ジャイアントの首魁の場所を教え、首魁の持つヘカトン王の巻貝を入手する理由でだ。
→ウスガード・バーバリアン、“全能なる父祖の目”、ヘカトン王の巻貝
参:第4章

ショルザル・ブレナー(Tholzar Brenner)
 ヤーターの汚職警邏隊長。ハーサル・ゼモルヴェンを冤罪で投獄し、ゼモルヴェン一族の家宝のジャイアント・スレイヤー・グレートソードを奪い取る。グレートソード奪還に挑むPCと対決し死亡。男性、ヒューマン(ダマラ人)、秩序にして悪、騎士。
→ハーサル・ゼモルヴェン、ヤーター
参:第3章

シルヴァ―・マーチ同盟(=ルルアー)
 長きに渡って続いた多様な種族へまたがる“北方”の政治同盟/軍事同盟。あるドワーフ城塞の虐殺を引き起したオーク軍団との戦いの結果、1488DRに解体をされてしまった(本作『Storm King's Thunder 』は、その引き金となった“シルヴァ―マーチの戦い(War o f the Silver Marches )”が終了した1485DR以降のシナリオとされる)。

シルヴァリィームーン
 “北方”の文化と智恵の集積都市。別名は“北方の宝石”。歴史ある建物と自然の緑の樹木が入り混じる街の風景は“樹上都市”といった趣を抱く。かつてのシルヴァ―・マーチ同盟が崩壊したあとでも““北方””での発言力と影響力は高い。
→シルヴァ―・マーチ同盟

正体不明の黒い石
 ウォーターディープ近郊の開拓村落ナイトストーンの村名の由来となった正体不明の黒い石。村落の中心の広場に立つ立石で、村人はだれひとり出自や由来を理解してはいなかった。クラウド・ジャイアントがナイトストーンを襲撃したとき持ち去ってしまう。
→ウォーターディープ、ナイトスートン
参:第1章

▼す
ストーム・ジャイアントの王
 1485DR時点でジャイアントの“位付け”の頂点にあったスートム・ジャイアントの王で名はヘカトン(Hekaton)。 現在、行方不明。ゆえ“位付け”は崩壊しジャイアント社会の混乱の引き金となっている。
→“位付け”

スラークレセル(Slarkrethel)
 北方の有名なクラーケンで1358DRに島嶼(とうしょ)地域に出現したとされる。“あばずれ女王”の海神アンバーリーは、このときスラークレセルを自身の“選ばれし者”にしたといわれる。

▼せ
世界の背骨山脈(Spine of the World)
 フェイル―ン“北方”の最北に位置し同時に東から西へと連なる巨大連山。その威容と巨大さに人々は“世界の背骨”と呼ぶ。

ゼフィロス(Zephyros)
 PCがジャイアントの巨大変動に関る今後の運命を予言したクラウド・ジャイアントのウィザード。ダートハッグ・ウルガーの訃報を届けに向うPCを、トライボアまで運んで行った。奇妙な形状の空飛ぶ塔を持ち、フェイル―ンの旅行に使用している。すぐれた予言者で託宣者だが、ゼフィロスの未来予知の源はコンタクト・アザー・プレーンの呪文だ。そのため巨人は物質界の外の次元界の光景を見て頻繁に発狂している。ゼフィロスはPCとトライボアで別れムーンシェイ諸島へと向った。
→ダートハッグ・ウルガー、トライボア、
参:第1章

ゼモルヴェン・ホール(Zymorven Hall)
 月森を北に、エヴァームアーズを南に望む砦。ゼモルヴェン一族は、シルヴァリィムーンの防御を担い、この屋敷を約4世代に渡り警備してきた。現在の当主はハーソス・ゼモルヴェン。外部と違い建物内部の警備は手薄だが、見た目のとおりでははない。当主が一度命令したなら、多数の甲冑や廊下の敷物が生命を宿し敵を襲う。
→シルヴァリィムーン、ハーソス・ゼモルヴェン

セリッサ(Serissa)
 ヘカトンとネリの娘で末子の三女。ヘカトンが行方不明の現在、王の言葉に従いストーム・ジャイアントの王位を抱く。だが、彼女を侮りストーム・ジャイアント以外のジャイアントは独自行動をはじめた。かつ王が選び出す三女を、長女(ミルラン)と次女(ニム)は疎み、現在、彼女は四面楚歌の状態にあるという。
→ヘカトン王、ネリ女王、ニム、ミルラン
参:第4章

ゼンタリム(Zhentarim)
 非合法と闇社会を牛耳るフェイル―ン最大の裏の組織。ブラックネットワークとも。実力主義かつ日和見的主義。富と金、組織の影響力を優先し、良い者も悪い者も救う。そのため組織は必要ない人々など一切いないという信条を抱く。

全能なる父祖の目(Eye of the All-Father)
 世界の背骨山脈の山中にあるといわれるジャイアントの最高神アナムを奉る寺院。フロスト・ジャイアントのハーシュナグが探索している。

エインシャント・ブルー・ドラゴン「リムリス」の襲撃によって崩壊。世界の背骨山脈心中の“神託”の間がどうなったかは不明。(200715更新)
→アナム、世界の背骨山脈、ハーシュナグ
参:第4章

▼そ
ゾルキン・アラスシェンダー(Xolkin Alassandar)
 ナイトスートンを制圧するため、組織が送り込むゼンタリム・メンバー。先行して潜入していたケイラ・ダークホープの恋人で彼女をなにより大切にしている。ケイラの命と多少の金銭と引き換えに、現在はナイトスートンに滞在・防衛している。男性、ハーフエルフ、中立にして悪、山賊の頭目。
→ケイラ・ダークホープ、ゼンタリム、ナイトストーン
参:第1章

■た

▼た
大長虫族のウスガード・バーバリアンの若者(コグ)
 大長虫族の族長ワームブラドと一緒に行動していたウスガード・バーバリアンの若者。「族長を殺害した人物が次の族長を継ぐ」この取り決めを放棄したPCと交渉。族長の持ち物をすべて渡す代り、「自身がワームブラドを殺害した」ことにし族長の首を持ち立ち去った。現在、PCが救い出す族長の妻で愛人のノォーリが復讐を誓う。
→ウスガード・バーバリアン、ノォーリ、ワームブラド
参:第4章

ダートハッグ・ウルガー(Darthag Ulgar)
 ナイトストーンの獅子盾商会の出張所の店長であった人物。ゴブリンに洞窟へ拉致され、ジャイアント・ラットの穴の中に放り込まれゴブリンボスの慰み者にされた。PCはモラーク・ウルグレイの依頼で、ダートハッグの訃報を彼の妻のアレイストラ・ウルガーへもたらすため、トライボアへと向った。
→アレイストラ・ウルガー、獅子盾商会、トライボア、ナイトストーン、モラーク・ウルグレイ
参:第1章、第2章

ダニヴァールズ・ハウス(Danivarr's House)
 エヴァ―ランドの街中に存在する巨大な宿屋 兼 酒場。かつては貴族の邸宅であった。商業都市のために、この建物には多数の冒険者たちや、商人、旅人が出入りして情報や仕事の宝庫となっている。建物を所有しているのはエヴァ―ランド議会の有力議員ゾアール一族だ。だが一族は店主のハーフオーク、ダラル・ザレブにすべてをまかせている。様々な意味で“北方”のハーパーやゼンタリムは、この場所に注目している。
→エヴァ―ランド、ゼンタリム、ダラル・ザレブ、ハーパー

ダラスラ・シェンドリル(Darathra Shendrel)
 ウォーターディープから拝命した、トライボアの領主かつ守護の担う聡明な女性。元冒険者でハーパーの一員。ファイアー・ジャイアントの軍勢の襲撃のさいしPCと協力し町の防衛を行う。現在、ジャイアントの襲撃で被害をうけたトライボアを復旧している。またファイアー・ジャイアントの目的であった、町の外れから出土したアダマンティンの遺物を防衛する。PCにクエストをあたえエヴァーランドのムーングラムタワーに送り出す。女性、ヒューマン(チョンダス人)、秩序にして善。
→アダマンティンの遺物、ウォーターディープ、エヴァーランド、トライボア、ハーパー、ムーングラムタワー
参:第2章、第3章

ダラズ・ヘルガー(Darz Helgar)
 トライボアで馬丁を営む元犯罪者。PCの知り合い。ウォーターディープのザナサー・ギルドのメンバーだったが足を洗い、現在は真っ当に生活している。ファイアー・ジャイアントの軍勢の襲撃のさいしPCと協力し町の防衛を行う。騒動のあとでヘルガーは、PCに感謝し、5000gpの賞金がかかったドワーフの犯罪者で賞金首のヴィーヴルの情報をもたらした。ヴィーヴルはザントラル砦に潜伏している。男性、ヒューマン(イラスク人)、真なる中立。
→ヴィーヴル、ウォーターディープ、ザントラル・キープ、トライボア
参:第2章、第3章

ダラル・ザレブ(Dral Thelev)
 エヴァーランドの酒場、ダニヴァールズ・ハウスを切り盛りする片目のハーフ・オーク。様々な人々が出入りしているダニヴァールズ・ハウスの店主という立場のため様々な派閥や組織に顔が利く。男性、ハーフ・オーク、秩序にして善、一般人。
→エヴァーランド、ダニヴァールズ・ハウス
参:第2章、第3章

▼て
デヴィアーナ・ヤルランニス(Daviana Yalrannis)
 “北方”のハーパーの拠点、エヴァーランドのムーングラム・タワーに身を置く騎士で主でリーダー。現在のムーンロード。女性、ヒューマン(テシア人)、混沌にして善、騎士。→エヴァーランド、ハーパー、ムーングラム・タワー
参:第2章、第3章

テレポーテーションサークル
 “北方”のハーパーの拠点、エヴァーランドのムーングラム・タワー上層に存在する永久のテレポーテーションサークル。インナーサクールとも。同様のサークルが“北方”の6つの都市に存在する。サークルはそれぞれつながっており、それぞれから6つ都市に転移可能だ。“北方”のハーパーが任務や移動のために使用している。転移可能な都市はウォーターディープ、エヴァーランド、ミラバー、ネヴァーウィンター、ラウドウォーター、ヤーターの6つ。各地のサークルは、基本、秘密の部屋に存在する。くわえてサークルには番人が存在し、通常、秘密の部屋は番人しか入室できない。
→ウォーターディープ、エヴァーランド、ハーパー、ムーングラム・タワー、ヤーター
参:第2章、第3章

▼と
トライボア(Triboar)
 トライボア街道に位置し、東西南北、どの“北方”地域へ移動するにも通過する重要地点。シンボルは三匹のイノシシ。領主はダラスラ・シェンドリル。ファイアー・ジャイアントのつがい引き入る軍勢に襲撃されてしまい甚大な被害に遭う。ファイアー・ジャイアントの襲撃目的はトライボアのはずれに埋っていた、アダマンティンの遺物であるが、遺物の出自や使用目的はまったくわかっていない。
→アダマンティンの遺物、ダラスラ・シェンドリル、ファイアー・ジャイアントのつがい

■な

▼な
ナイトスートン(Nightstone)
 ウォーターディープ近郊の開拓村落。もともと貴族が狩猟を行う猟場から始った。村長はヴェローサ・ナンダー。村落の中心に村名の発祥となった、正体不明の黒い石が存在していた。クラウド・ジャイアントの襲撃に遭い、そのあとゴブリンに略奪されてしまう。襲撃で領主は死亡し、現在、村落唯一の宿屋の主人モラーク・ウルグレイがまとめている。→ウォーターディープ、ヴェローサ・ナンダー、正体不明の黒い石、モラーク・ウルグレイ
参:第1章

▼に
ニム(Nym)
 ヘカトンとネリの次女。ヘカトン王が消息不明以後、三女のシリッサが王位を継ぎ不満を抱いているという。
→シリッサ、ヘカトン王、ネリ女王、ミルラン
参:第4章

▼ね
ネストラ・ルシオル(Nestra Ruthiol)
 50代で、周囲にするどい雰囲気をまとったヤーターの現在の河川男爵。権謀術数の噂が常に立つ、領主同盟の代表の1人でもある。ネストラの目下の問題はヤーターで幅を利かす領主同盟以外の組織――ハーパーやゼントタリムだ。そのなかでも最大の脅威はクラーケン団で、クラーケン団はヤーターの拠点確立をめざし行動している。また、次期河川男爵をめざし頭角を表すカスペーレ・ドライランドが頭痛のタネだ。
→カスペーレ・ドライランド、クラーケン団、ゼンタリム、ハーパー、領主同盟
参:第3章

ネリ女王(Neri)
 ストーム・ジャイアントの女王。行方不明のヘカトン王の妻で現在は故人。“小さき者”へ多大な愛情を抱き、“小さき者”の進化性と開拓性を尊敬・敬愛していた。だが、あるとき浜辺で死亡しているのが発見され、夫のヘカトンは妻の死の原因を調査するため王宮をはなれた。以後ヘカトンは行方不明となった。
→ヘカトン王、シリッサ、ニム、ミルラン
参:第4章

▼の
ノォーリ(Noori)
 大長虫族の族長ワームブラドの妻で愛人の1人。雪山で行方不明となったあと“全能なる父祖の目”に棲み付くアイス・スパイダーへと攫われ繭の中で仮死状態になった。PCが救い出し、現在ワームブラドを殺害して彼の首を持ち去る大長虫族のウスガード・バーバリアンの若者を追う。復讐のためにPCに同行している。
→ウスガード・バーバリアン、大長虫族のウスガード・バーバリアンの若者、ワームブラド
参:第4章

コメント(4)

『Storm king’s Thunder』キャンペーン用語集(あかさたな行)ver1.0を掲載。
以下の用語を追加した。

ウスガード・バーバリアン(Uthgardt barbarians)
エイガロン(Eigeron)
カルト・オヴ・ザ・ドラゴン(Calt of the Dragons)
クロース(Klauth)
ジャイアント・レリック(Giant Relics)
シリッサ(Serissa)
大長虫族のウスガード・バーバリアンの若者
ニム(Nym)
ネリ女王(Neri)
ノォーリ(Noori)
●さ−▼せ−「全能なる父祖の目(Eye of the All-Father)」の記述をシナリオの展開にあわせ更新した。
以下の用語を追加する。

●あ

▼あ
アドバー城塞(Citadle Adbar)
1800年間に渡り北方の“氷山”に立つシールド・ドワーフの堅固な要塞。山肌へ刻む様に立つ城塞で、城塞に立つ巨大な煙突から黒煙が濛々(もうもう)と立ち上る。巨大な跳ね橋と、強力な石弓は外敵の侵入を許可せず、双子の塔は周囲にスパイク――竜返しを配し、飛行生物の接近をこばみ警戒している。
→ハラーニ・ミリアムネ、ヤクフォルク
参:第5章

▼う
ヴォニンドト(Vonindod)
太古にジャイアントらが鍛造したドラゴンとの決戦兵器。アダマンティンでできた巨大な人造だといわれる。ファイアー・ジャイアントの伯爵ザルトは、各地でうしなわれたヴォニンドトの残骸を採掘。復活をめざす。PCがトライボアで目撃し、ファイアー・ジャイアントが発掘していたアダマンティンの遺物はヴォニンドトの一部だ。
→アダマンティンの遺物、ザルト/ザルト伯爵、ダラスラ・シェンドリル、トライボア、ファイアー・ジャイアントのつがい
参:第2章、第5章

●か

▼こ
ゴーントルグリム(Gauntgrym)
ブルーノー・バトルハンマー(Bruenor Battlehammer)がリーダーとなった一団が、最近ドラウたちの支配から解き放った、ドワーフ太古の要塞。現在王座へ座るブルーノー王は、北方で最も名高き英雄の1人ドリストの友人だ。ゴーントルグリムは、要塞の中核に永遠の火/始原の火(メイジラ)を抱く。魔法使いらは、この永遠の火/始原の火を操作して、かつては奇跡の品を生み出した伝説の炉を再生しようとしている。
→プライモーディアル、メイジラ
参:第5章

●さ

▼さ
ザルト/伯爵ザルト(Duke Zalto)
黒鉄工廠(lronslag)に座を置くファイアー・ジャイアントの王で主。ヘカトン大王が姿を消した巨人騒動の混乱に乗じ、太古の竜殺しの人造ヴォニンドトを復活させ、ジャイアントの“位付け”の頂点へと上り詰めるつもりでいる。そのため各地でヴォニンドトの残骸を発掘している。ザルトには複数の協力者が存在する。
→アダマンティンの遺物、ヴォニンドト、ダラスラ・シェンドリル、トライボア、ファイアー・ジャイアントのつがい
参:第2章、第5章

▼し
正体不明のジャイアント
全能なる父祖の眼の崩壊直後に現れた正体不明のジャイアント。ハーシュナグではない。はっきりした姿形はわからなかった。
→全能なる父祖の眼、ハーシュナグ
参:第4章、第5章

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