イムリス(Iymrith) フェイル―ンに存在するエインシャント・ブルー・ドラゴンの1匹。ほとんど実体が把握されてはいないが、アーノラック砂漠に巣を持ち、数匹の強力な娘がいるとされる。狡猾でずるがしこく物事の背後で動き回る性格。今回の巨人騒動で“全能なる父祖の目”の神託は、PCが必ず立ち向う障害だと予言している。ちなみにイムリスは今回のシナリオが初出のエインシャント・ブルー・ドラゴンではない。初出はDragon #242(1997)に掲載をされた「Wyrms of the North」である。 →“全能なる父祖の目” 参:第4章
カルト・オヴ・ザ・ドラゴン(Calt of the Dragons) ドラゴン信仰を行うフェイル―ンのカルティスト。ドラゴンがフェイル―ンを支配するのが“必然”とし、 狂気の大魔導士であり以後リッチとなるサマスター(Sammaster)が創設した教団。以前はサマスターの訓えに従って屍龍ドラコリッチを創造、ドラコリッチによってフェイル―ンの支配をめざしていた。だがサマスターの死後、“予言”の解釈の誤謬が発見され、現在ではティママットをフェイル―ンに召喚し支配をめざす組織へと変遷している。現在カルトティストたちはドラコリッチの創造はしていない。 →クロース 参:第4章
シルヴァ―・マーチ同盟(=ルルアー) 長きに渡って続いた多様な種族へまたがる“北方”の政治同盟/軍事同盟。あるドワーフ城塞の虐殺を引き起したオーク軍団との戦いの結果、1488DRに解体をされてしまった(本作『Storm King's Thunder 』は、その引き金となった“シルヴァ―マーチの戦い(War o f the Silver Marches )”が終了した1485DR以降のシナリオとされる)。
全能なる父祖の目(Eye of the All-Father) 世界の背骨山脈の山中にあるといわれるジャイアントの最高神アナムを奉る寺院。フロスト・ジャイアントのハーシュナグが探索している。 ↓ エインシャント・ブルー・ドラゴン「リムリス」の襲撃によって崩壊。世界の背骨山脈心中の“神託”の間がどうなったかは不明。(200715更新) →アナム、世界の背骨山脈、ハーシュナグ 参:第4章