ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

「新型インフルエンザ」情報コミュの082、新型インフル:発生監視へ医師派遣 インドネシアに外務省

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
                   毎日新聞 2008年10月15日 2時30分
 新型インフルエンザの発生が心配されるインドネシアで、患者発生を監視するサーベイランスシステムの支援事業に外務省が乗り出す。新型インフルエンザ対策で、日本が海外での患者対応にかかわるのは初めて。国立国際医療センター(東京都新宿区)の医師らを20日、現地に派遣する。国際貢献だけでなく、発生地域での実地経験を国内発生時の対応に生かす狙いもある。
 インドネシア保健省からの要請を受け、国際協力機構が約3億8000万円の政府開発援助(ODA)を使い、同国中部の南スラウェシ州で3年間実施する。
 世界保健機関によると、インドネシアでは05年7月、鳥インフルエンザの人への感染が初めて確認された。9月10日現在の死者は112人で、世界の死者の約半数を占める。
 中でも南スラウェシ州は、鳥インフルエンザの集団発生が多発。人口が多いうえ、空港や貿易港を持つ交通の要衝のため、新型インフルエンザ発生・拡大のリスクが高い。
 しかし、同国の監視体制は未成熟。鳥インフルエンザの最初の感染例も、原因ウイルスを特定できたのは約3カ月後。06年にサーベイランス指針が作られたが、担当者の教育や現場との連携が機能していないという。
 事業計画では、日本から医師5人とスタッフ1人を派遣。同州内の20県と3市に調査チームを配置し、保健所と連携して患者発生を監視、情報を共有する体制を築く。事業終了後は国内全33州に拡大する。
 チーフアドバイザーとして赴く国際医療センターの平山隆則医師(33)は「インドネシアでの早期発見は、日本の被害を減らすためにも欠かせない」と話す。【関東晋慈】
 【ことば】サーベイランス 「監視・調査監視」の意味。感染症サーベイランスの場合、発生状況を継続的に調査・集計することで、感染症の流行防止に役立てる。日本では戦前から始まり、99年施行の感染症法で対象疾患を定めた(現在98疾患)。これらについて患者発生や病原体などの情報を医師、保健所、自治体が共有する。過去のデータを分析することで流行予測も可能になる。

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

「新型インフルエンザ」情報 更新情報

「新型インフルエンザ」情報のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング