ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

山中伸弥さんを応援する会コミュの文部科学省iPS細胞等研究ネットワーク第4回合同シンポジウム「再生医学研究の最前線」その2

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
文部科学省iPS細胞等研究ネットワーク第4回合同シンポジウム「再生医学研究の最前線」その2

各論詳細
(1)10:30-10:40挨拶:文部科学省・藤本審議官
平成19年11月のiPS細胞樹立発表は衝撃的でした。
先週、医療五ヵ年計画を策定し公表しました。
昨日まで、ここで国際幹細胞学会が開催され、山中さんが会長に就任した。
今日は4人の発表があります。横浜市の協力を得て100名の高校生を招待しました。

*審議官というのは中央官庁で内政を取り仕切るTopです、その立場の人間がシンポジウムに来て挨拶した意味は大きい。
========================================================
(2)講演の司会は梅垣さん、肩書きは聞きそびれました。

(3)講演
(3-1)10:40-11:12「iPS細胞研究の進展」
山中 伸弥 京都大学 iPS細胞研究所 所長

*iPS細胞には、5個の研究者ネットワークがあり、全部で800名。
密接に連携活動している。
再生医療再生化プロジェクト、
CREST、
さきがけ、
山中iPS特別プロジェクト、
FIRST

*iPS細胞の特徴二つ
(1)ほぼ無限大に増殖する。
(2)すべての細胞に分化できる(分化多様性)3-4週間で別細胞になる。刺激を与えると別細胞になる。

*iPS細胞の立役者は3人いる。
徳澤さん(初めての学生)、高橋君(初めての学生)そして一坂さん(初めてのテクニカルスタッフ)
(山中さんはどの講演会でも必ずこの3名を紹介します。若い人を大事にする人です。若い人は喜びますね)

*iPS細胞は何が出来るか?
細胞移植治療再生治療、および、
病気モデル構築と治療薬開発。
薬の毒性・副作用の評価。

*iPS細胞による再生医療
方法論は2つある。患者自身から作るiPS細胞とiPS細胞バンクの活用。
患者自身から作るiPS細胞-
倫理的問題や拒絶反応がないが、金と時間がかかる(半年から1年ぐらい)
iPS細胞バンクの活用-
75人のボランティアの末梢血、皮膚を集める。拒絶反応は避けられないので、それを薄めるためにHLA型をあわせる必要がある。HLAは血液型のようなもの。1人のドナーで日本人全体の20%がカバーでき、75人だと日本人全体の80%がカバーできる。
iPS細胞バンクはiPS細胞研究所の最大目標です。
バンク構築の為に細胞調整施設も作ったし、京大病院にはiPS細胞臨床開発部を設置してもらった。

*ALSについて
神経の病気。運動ニューロンがどんどん死んでいくので筋肉が動かない。発見から100年経つが治療法がない。これはよい病気モデルがないため。ある治療法でマウスではうまくいくが、人間に適用できない。
iPS細胞から運動ニューロンを作っている(井上治久準教授)、それで治療したい。ALS以外の希少疾患にも適用できる。
米国厚生省や米国大学では運動ニューロンを作っている。

*iPS細胞研究所の10年間達成目標
知財確保
iPSバンク構築
臨床試験へ
治療薬開発
========================================================
写真
(1)iPS細胞を考え出した山中伸弥さん
(2)iPS細胞を実際に作った高橋和利さん
(同志社大学で電気工学を専攻した人が、iPS細胞を作ったんですよ)
(3)最初の学生とスタッフ

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

山中伸弥さんを応援する会 更新情報

山中伸弥さんを応援する会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング