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安藤忠雄氏らに文化勲章 功労者は王貞治氏ら
(時事com 2010年10月26日11時33分)

政府は26日、
建築家の安藤忠雄氏(69)、演出家の蜷川(にながわ)幸雄氏(75)ら7人に文化勲章を贈ることを決めた。

文化功労者には元プロ野球選手の王貞治氏(70)、俳優の吉永小百合氏(65)=本名・岡田小百合さん、山中伸弥氏(48歳)京都大iPS細胞研究所長ら、17人が選ばれた。文化勲章の親授式は11月3日に皇居で、文化功労者の顕彰式は同4日に東京・虎ノ門のホテルオークラで行われる。
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<文化勲章受章者>
▼有馬朗人氏(ありま・あきと)80歳。東京大名誉教授、元文相。原子核物理学の分野で、原子核の芯の偏極を表す配位混合で電磁モーメントを説明する理論を確立。文相、科学技術庁長官、東京大学長、理化学研究所理事長などを歴任し、学問の発展及び学術振興に貢献した。東京都。
▼安藤忠雄氏(あんどう・ただお)69歳。建築家。環境との調和を目指す建築作品を数々発表し、現代建築の分野でめざましい実績を上げた。また阪神大震災の復興支援、植樹運動を通して自然環境の再生を目指す「瀬戸内オリーブ基金」の設立など、社会活動にも参加している。大阪府。
▼鈴木章氏(すずき・あきら)80歳。北海道大名誉教授。有機合成化学の分野で、有機ホウ素化合物を用いた反応を開発。パラジウム触媒によるクロスカップリングでホウ素を使った「鈴木カップリング」は医薬品や液晶材料の製造などの基盤技術としても高く評価された。ノーベル化学賞受賞。北海道。
▼蜷川幸雄氏(にながわ・ゆきお)75歳。演出家。身体を駆使した躍動感あふれる演出で演劇界に新風を吹き込み、国内外で高い評価を得た。現在もシェークスピア全作品の上演に取り組むなど、演出家として他の追随を許さない存在となるとともに、後進の育成にも貢献、近年は高齢者のみの劇団も創設した。東京都。
▼根岸英一氏(ねぎし・えいいち)75歳。米パデュー大特別教授。有機合成化学の分野でパラジウム触媒によるクロスカップリングで有機金属化合物を用いて研究展開。亜鉛を使って反応の安定性と効率性を高めた「根岸カップリング」などで優れた業績を上げた。ノーベル化学賞受賞。米インディアナ州。
▼三宅一生氏(みやけ・いっせい、本名・かずなる)72歳。服飾デザイナー。「一枚の布」という和服に代表される東洋文化に根ざした画期的な衣服の概念と最先端技術の応用で、機能と汎用性を兼ね備えた衣服を創造し続ける。縫製を全く必要としない「A−POC(エイポック)」は代表作。東京都。
▼脇田晴子氏(わきた・はるこ)76歳。石川県立歴史博物館長。日本中世史の分野で、中世日本に自治都市的な性格を見いだすとともに、歴史の中で女性を浮き彫りにするなど商業史、都市史、女性史など広範にわたり業績を上げた。また、石見銀山(島根県)の07年のユネスコ世界遺産登録にも尽力した。京都府。
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<文化功労者>
▼王貞治氏(おう・さだはる)70歳。元プロ野球選手・監督。選手時代には本塁打王15回など数々のタイトルを獲得。77年に世界記録の756号本塁打を達成した。監督として読売ジャイアンツと福岡ダイエーホークスをリーグ優勝計4回、06年の第1回ワールド・ベースボール・クラシックで日本を優勝に導いた。東京都。
▼大野和士氏(おおの・かずし)50歳。指揮者。84年に東京交響楽団の指揮でデビュー。その後、東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者として「オペラ・コンチェルタンテ・シリーズ」の活動で成果を上げた。96年に独バーデン州立歌劇場音楽総監督、08年に仏国立リヨン歌劇場首席指揮者。ベルギー・ブリュッセル市。
▼吉永小百合氏(よしなが・さゆり、本名・岡田小百合=おかだ・さゆり)65歳。俳優。12歳で子役デビューした後、日活青春映画の看板女優として活躍。健康で快活、清純なイメージで、「サユリスト」と呼ばれる熱狂的ファンも生まれた。ブルーリボン賞、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞など受賞多数。東京都。
▼市川猿之助氏(いちかわ・えんのすけ、本名・喜熨斗政彦=きのし・まさひこ)70歳。歌舞伎役者。古典を深く追求する姿勢と歌舞伎を現代に生きたものにする改革精神を持ち、古典演目の復活や新演出の創出に力を注いだ。86年からは「ヤマトタケル」に始まるスーパー歌舞伎で、歌舞伎に新たな境地を開いた。東京都。
▼田中靖郎氏(たなか・やすお)79歳。宇宙科学研究所名誉教授。X線天文学の分野で、「はくちょう」「てんま」「ぎんが」「あすか」の各人工衛星計画を推進するとともに、X線源から鉄元素が出す輝線の発見、X線バーストから吸収線の発見、ブラックホールからのX線源解析などの業績を上げた。東京都。
▼中西準子氏(なかにし・じゅんこ)72歳。産業技術総合研究所安全科学研究部門長。環境問題解決を目指し、環境リスク管理学の分野で「人の損失余命」と「生物種の絶滅確率」という人の健康と自然環境に対するリスク評価軸を提案・確立。定量的な環境リスク評価と環境リスクマネジメント研究で業績を上げた。神奈川県。
▼中野三敏氏(なかの・みつとし)74歳。九州大名誉教授。日本近世文学の分野で、近世中期の文化・文学・人物研究に力を傾注。それまで前期から後期への単なる過渡期で、文化的谷間とされていたこの時期こそが、伝統と新興の文化が融合した江戸文化の開花期だったことを明らかにした。福岡県。
▼中村稔氏(なかむら・みのる)83歳。日本芸術院会員。弁護士業務の傍ら詩作を続ける。叙情性と造形美を14行詩(ソネット)という定型詩に刻み込む独自のスタイルを確立。詩作のほかにも宮沢賢治や中原中也の研究に携わり、中原中也全集の刊行では編集に深く関与して画期的な成果に導いた。埼玉県。
▼藤嶋昭氏(ふじしま・あきら)68歳。東京理科大学長。光化学・電気化学の分野で、酸化チタンに光照射を行うことによって、水が酸素と水素に分解する反応(本多・藤嶋効果)を発見。酸化チタン光触媒に関して基礎から応用に至るまで幅広い研究で抗菌、空気浄化材料などへの実用展開に道を開いた。神奈川県。
▼古谷蒼韻氏(ふるたに・そういん、本名・繁=しげる)86歳。書家。中国の木簡をはじめとして、禅家や儒者の墨跡など和漢の古典を幅広く研究するとともに、王羲之の書法を改めて学んで独自の書風を確立。作品は雄渾(ゆうこん)、闊達(かったつ)で雅趣に富み、格調の高さにおいて日本の書家の最高峰の一人とされる。日本芸術院会員、日本書芸院役員などとして後進の育成にもあたる。京都府。
▼細江英公氏(ほそえ・えいこう、本名・敏廣=としひろ)77歳。写真家。内面深くに潜む意識を表現した独自の鮮烈な映像美は、リアリズム写真全盛時代の中で新しい世代の代表として注目された。また東京工芸大で指導にあたるとともに、若手写真家の作品を収集、紹介して後進を育てている。東京都。
▼松尾浩也氏(まつお・こうや)82歳。東京大名誉教授。刑事法学、特に刑事訴訟法において米国の刑事手続法研究を基礎として「実体的真実主義」から「適正手続き主義」への刑事訴訟理念の転換を掲げる。適正手続きモデルに立脚する刑事訴訟法の解釈・運用を提唱するなど優れた業績を上げた。東京都。
▼松尾寿之氏(まつお・ひさゆき)82歳。宮崎医科大名誉教授。生化学の分野で、一貫して生体情報の伝達にかかわるペプチド探索・同定を行い、新しい生体システム調節機構の解明から臨床応用へと展開する研究で業績を上げた。胃から分泌されて食欲の促進などに関与するグレリンも発見した。兵庫県。
▼水木しげる氏(みずき・しげる、本名・武良茂=むら・しげる)88歳。漫画家。少年漫画雑誌に掲載された「墓場の鬼太郎」(後の「ゲゲゲの鬼太郎」)で現実と妖怪の世界が融合した不思議な世界を展開、漫画家として脚光を浴びた。妖怪研究家として国内外を訪問、独特な妖怪文化研究を進めた。東京都。
▼山中伸弥氏(やまなか・しんや)48歳。京都大iPS細胞研究所長。幹細胞生物学の分野で、長期にわたる培養やさまざまな細胞に分化誘導が可能な人工多能性幹細胞(iPS細胞)作成を、独自の手法を用いてマウス、ヒトの細胞で成功させた。難治疾患の病態解明や治療法開発などへの応用が期待される。大阪府。
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「受章は、iPS細胞研究の医療応用を実現するように、という激励だと受け止める」と思いを新たにする山中伸弥さん
(京都新聞 10月26日(火)14時9分配信)
<文化功労者>
京都大iPS細胞研究所長・山中伸弥さん
■実用化への思い新たに

体細胞に遺伝子を導入することで、さまざまな細胞へと誘導することが可能なiPS(人工多能性幹)細胞の作製に、2006年に世界に先駆けて成功した。「誠に過分なる名誉なこと。今まで支援してくれた多くの人たちに心から感謝する」と受章を喜ぶ。
 
研究者としてのこれまでの道のりは決して平たんではなかった。スポーツ医学を志しながら挫折したり、留学していた米国からの帰国後に論文が出せなくなったこともあり、「人間万事塞翁(さいおう)が馬」との言葉を支えにしてきた。
 試行錯誤の末に誕生したiPS細胞は、移植をはじめとする再生医療や病気の原因の解明、新薬の開発への応用などに大きな期待が集まっている。「受章は、萌芽期にあるiPS細胞研究をより一層推進し、多くの患者さんのために医療応用を実現するように、という激励であると受け止める」とiPS細胞の実用化にかける思いを新たにする。

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