山中伸弥さんを応援する会コミュのタカラバイオ、iＰＳ細胞の作製受託　独自技術を活用、解析も

タカラバイオ、iＰＳ細胞の作製受託　独自技術を活用、解析も
(Nikkeinet 　2009年12月16日)

タカラバイオは15日、創薬や再生医療への応用が期待される新型万能細胞（ｉＰＳ細胞）の作製を受託するサービスを始めた。同社の独自技術を活用し、２カ月程度で１種類の細胞あたり数個のクローンのｉＰＳ細胞を提供する。国内の大学や企業などに売り込み、2010年度に約１億円の販売を見込む。

作製サービスは国内では初めてのサービスだという。作製料は１つの細胞あたり50万～100万円程度。併せてｉＰＳ細胞の塩基配列情報などの解析サービスや、ｉＰＳ細胞を高効率に作製する試薬の販売も手がける。企業などのｉＰＳ細胞の需要は今後高まるとみており、将来は関連事業を10億円程度に拡大させるのが目標。

ｉＰＳ細胞はヒト細胞から人体のあらゆる細胞や組織に成長する能力を持つ細胞として、山中伸弥京大教授が06年に作製に成功。08年に基本製法の特許を取得した。タカラバイオは今年、京大のｉＰＳ細胞の知的財産を管理するｉＰＳアカデミアジ-ャパン（京都市、吉田修社長）とライセンス契約を結んでいた。
-------------------------------------------------------------------------------------------------タカラバイオが５日ぶり反発・ヒトｉＰＳ細胞の作製受託を開始
(StockStation2009年12月15日　12:45)

タカラバイオ（４９７４）が堅調。ヒトｉＰＳ細胞の作製受託を開始するとの発表も株価刺激材料となっているようだ。

同社は１４日引け後、研究者よりヒト細胞の提供を受け、同社がその細胞からｉＰＳ細胞を作製して研究者に提供するという、ｉＰＳ細胞作製受託サービスを１２月１５日より開始すると発表した。１０年３月期の業績への直接的な影響は軽微としている。
タカラバイオの株価は１２時４５分現在１９万２２００円（△７２００円）。
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タカラバイオ(4974)は急反発　ヒトiPS細胞作製受託サービス事業開始で収益先行き期待高まる
(日本証券新聞2009年12月15日 10:04)

研究者よりヒト細胞の提供を受け、その細胞からIPS細胞を作製して研究者に提供するという、iPS細胞作製受託サービスを12月15日から開始すると発表、中長期的な収益寄与への期待から買いが先行している。　

研究者から提供を受けた皮膚線維芽細胞に、iPS細胞誘導用レトロウイルスペクターとレトロネクチンを用いて、iPS細胞誘導に必要な遺伝子を高効率に導入し、iPS細胞を誘導、その後2カ月程度をかけて1種類につき数個のiPS細胞クローンを取得し、ユーザーに有償提供するという。　

マザーズのタカラバイオ(4974)の株価は10時04分現在、7,000円高の192,000円。
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タカラバイオ、ヒトｉＰＳ細胞作製受託サービス事業を開始

(中国情報局 2009/12/15(火))

14日、タカラバイオ <4974>は、研究者よりヒト細胞の提供を受け、同社がその細胞からｉＰＳ細胞を作製して研究者に提供するという、ｉＰＳ細胞作製受託サービスを12月15日より開始すると発表した。

同社が、研究者より提供を受けたヒト皮膚線維芽細胞に、ｉＰＳ細胞誘導用レトロウイルスベクターとレトロネクチンを用いて、ｉＰＳ細胞誘導に必要な遺伝子を高効率に導入し、ｉＰＳ細胞を誘導する。その後、2ヶ月程度かけ、1種類の細胞につき数個のｉＰＳ細胞クローンを取得し、ユーザーに有償提供する。同社の新製品「Ａｌｌ－ｉｎ－Ｏｎｅ　Ｖｅｃｔｏｒ」等を用いて作製したレトロウイルスベクター及びレトロネクチンを利用することで、様々なヒト由来の皮膚線維芽細胞よりｉＰＳ細胞の作製を効率良く行うことができると考えている。

新製品発売や受託サービス実施による同社連結及び単体の10年3月期業績への直接的な影響は軽微だが、同社は、ｉＰＳ細胞作製受託サービス、ｉＰＳ細胞解析受託サービス、ｉＰＳ細胞関連試薬の販売を行うことにより、今後の需要が見込まれるｉＰＳ細胞関連研究をサポートしていく。（編集担当：山田一）