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山中伸弥さんを応援する会コミュの心筋のもと、プリオンで選別

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心筋のもと、プリオンで選別=iPS細胞の再生医療応用に貢献−循環器病センター。(時事ドットコム 2009/11/13-10:36)

受精卵が成長した胚(はい)の将来心臓になる領域で、心筋に変わる前駆細胞の表面だけにプリオンたんぱく質があることが分かった。国立循環器病センター研究所の森崎隆幸部長らがマウスで発見し、米心臓協会誌電子版に13日発表した。
増殖能力が高く、身体の多様な細胞に変わる万能細胞である「胚性幹(ES)細胞」や「人工多能性幹(iPS)細胞」を心筋細胞に分化させ、心臓疾患の再生医療に応用する際、このプリオンを目印にすれば、心筋前駆細胞を効率的に選別できるという。
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再生医療に応用、心筋細胞判別の目印を物質 国循チーム
(産経News2009.11.13 13:13)
 
ES細胞(胚性幹細胞)を分化させた多種多様な細胞の中から心臓の筋肉となる細胞を選び出すために必要な目印を、国立循環器病センター研究所(大阪府吹田市)の森崎隆幸バイオサイエンス部長らの研究チームが発見した。心臓の再生医療を進める上で重要な成果で、12日付の米国心臓協会誌「サーキュレーション・リサーチ」(電子版)に発表した。

心臓の再生医療にES細胞やiPS細胞(人工多能性幹細胞)由来の細胞を使うためには、培養で増やしたさまざまな細胞の中から心筋に成長する「心筋前駆細胞」を見分けて集める必要がある。これまでは心筋前駆細胞に特有の目印が知られていなかったため、元のES・iPS細胞を遺伝子操作して心筋前駆細胞に目印を組み込んで選別する必要があった。

森崎部長らはマウスのES細胞からの分化が始まって約1週間後に、あるタンパク質が心筋前駆細胞の表面だけにできていることを発見。この目印を利用して、他細胞の混入を1割以下に抑えて心筋前駆細胞を集めることに成功した。

研究チームの日高京子遺伝子工学研究室長は「元のES細胞を遺伝子操作する必要がなくなり、安全性が高まるメリットもある。今後は心筋前駆細胞だけを集める精度をさらに高めたい」と話している。
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万能細胞から「心筋」選別 国循センター、再生医療に応用も
(Nikkenet 2009/11/13 15:41)

国立循環器病センター研究所の森崎隆幸部長と日高京子室長らは、iPS細胞や胚(はい)性幹細胞(ES細胞)などの万能細胞から、心臓の筋肉に成長する細胞を効率よく選別する手法を開発した。心筋の細胞表面だけに出てくる正常な「プリオンたんぱく質」を目印に、約90%の確率で他の細胞と区別できた。心臓の再生医療などに将来役立つという。

成果は米心臓協会雑誌(電子版)に13日発表した。万能細胞を培養すると心筋や神経、血液などの元になる細胞が混在して育ってくる。この中から心筋だけをより分けるには、従来は遺伝子操作などが必要で簡便で確実な方法はなかった。

研究チームはマウスのES細胞が様々な細胞に育ち始めて5〜7日目に、心筋の一歩手前の前駆細胞の表面にプリオンたんぱく質が現れるのを発見。他の細胞にはプリオンたんぱく質が出ておらず、これを目印に使い、高い確率で心筋前駆細胞を選別した。

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