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山中伸弥さんを応援する会コミュのNHK News: iPS細胞からマウスが誕生

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NHK News: iPS細胞からマウスが誕生
http://www3.nhk.or.jp/news/k10014466041000.html
(2009/07/24 4時57分)

あらゆる組織や臓器になるとされるマウスの「iPS細胞」を特殊な受精卵に入れ、子どものマウスに成長させることに中国の研究グループが世界で初めて成功しました。専門家は、iPS細胞の万能な能力を証明した重要な成果だとしています。

研究を行ったのは、中国科学院などの研究グループです。
研究グループでは、マウスの皮膚の細胞から作ったiPS細胞を染色体の数が通常の2倍ある特殊な受精卵の中に入れ、別の雌のマウスのお腹に入れました。iPS細胞の入った受精卵は細胞分裂を繰り返して成長し、子どものマウスが誕生したということです。
実験は37の受精卵で行われ、このうち3つが子どものマウスに成長し、遺伝情報は元となったiPS細胞とまったく同じであることが確認されたということです。さらに、このマウスの子どもも産まれ、生殖能力があることもわかったということです。

iPS細胞に詳しい国立成育医療センター、生殖・細胞医療研究部の阿久津英憲室長は「今回の技術は、倫理の点でも法律上もヒトに応用できないが、iPS細胞から1匹のマウスが誕生したことでiPS細胞があらゆる組織や臓器になることを証明した重要な成果だ」と話しています。

この研究成果は、イギリスの科学雑誌「ネイチャー」の電子版で発表されます。

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iPS細胞のマウス 中国研究チームが誕生に成功
(産経News2009.7.24 01:35)

 全身の細胞が人工多能性幹細胞(iPS細胞)に由来するマウスを、中国の研究チームが誕生させた。京都大の山中伸弥教授が開発したiPS細胞の「全能性」を実証する成果で、生まれたマウスは生殖能力も備えていた。23日付の英科学誌「ネイチャー」(電子版)に発表した。

 中国科学院と上海交通大学医学院の研究チームは、山中教授らが2006(平成18)年に発表したのと同じ手法で、マウスの皮膚細胞から37株のiPS細胞を作製。最終的には、3株のiPS細胞系から27匹の赤ちゃんマウスを誕生させた。このうちオスの1匹は、生後7週間目にメスを妊娠させ、健康な子供をもうけた。最初に生まれた“iPSマウス”は「小小」(英語名・タイニー)と命名された。

 iPS細胞や胚(はい)性幹細胞(ES細胞)は、さまざまな臓器や組織に分化する多能性を持っているが、単独で個体に成長させることはできない。研究チームは、通常の2倍の染色体を持つ4倍体胚にiPS細胞を注入し、メスの子宮に戻して生育させる「4倍体胚補完法」と呼ばれる方法を採用した。

 研究チームは「iPS細胞がES細胞と同等の全能性を持つことが、厳格に証明できた」としている。
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iPS細胞由来のマウス誕生 中国チーム、万能性を証明
(アサヒ・コムトップ 2009年7月24日5時4分)


 中国科学院と上海交通大のチームが、マウスの受精卵の細胞を人工多能性幹細胞(iPS細胞)に置き換えると、iPS細胞由来のマウスが誕生することを確認した。生まれたマウスは繁殖能力もあった。あらゆる細胞になりうるというiPS細胞の多能性を、マウスの個体の誕生で改めて証明した。英科学誌ネイチャー電子版に24日、発表する。

 細胞分裂が進んだ白色のマウスの受精卵に、黒色のマウスの体細胞から作ったiPS細胞を注入。もとの受精卵の細胞は事前に成長しないように処理しておいた。この受精卵を別のマウスの子宮で育てたら、黒色のマウスが誕生した。遺伝子型も注入したiPS細胞と一致した。

 今回の方法でマウスを誕生させるには質の高いiPS細胞が必要で、成功例の報告は今回が初めて。これまではiPS細胞と受精卵の細胞が混ざったものを成長させてマウスの誕生につなげ、iPS細胞の多能性を確認していた。

 理化学研究所の小倉淳郎・遺伝工学基盤技術室長は「胚(はい)性幹細胞(ES細胞)なみの品質をiPS細胞が持つことを確かめた成果といえる」と話している。(林義則)

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iPS細胞からマウス誕生、「全能性」実証で再生医療に光
(AFPBB News 2009年07月24日 12:10) 発信地:パリ/フランス

【7月24日 AFP】中国の研究チームが、全身の細胞が人工多能性幹細胞(iPS細胞)に由来するマウスを誕生させることに成功し、23日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」(電子版)に発表した。病気や事故で損なわれた器官をiPS細胞で再生させるという夢の実現に一歩近づいたといえる。

研究は、中国科学院(Chinese Academy of Sciences)と上海医学遺伝研究所(Shanghai Institute of Medical Genetics)のチームが行った。

京都大学(Kyoto University)の山中伸弥(Shinya Yamanaka)教授らのグループが2006-07年に発表した手法を使用し、マウスの皮膚細胞から37株のiPS細胞を作製。通常の2倍の染色体を持つ4倍体胚にiPS細胞を注入し、メスの子宮に戻して生育させる「4倍体胚補完法(tetraploid
complementation)」という手法を使用し、3株のiPS細胞系から27匹の赤ちゃんマウスを誕生させた。

このうち茶毛のオス1匹が生後7週間目に白毛のメスを妊娠させ、子ども数匹が生まれた。最初に生まれた「iPSマウス」は「小小(Xiao Xiao)」(英語名・タイニー)と命名された。これらの第二
世代マウスは健康には異常が無く、すでに第三世代も誕生しているという。

iPS細胞は理論上、あらゆる体組織や臓器に分化することが可能で、再生医療での活用が期待されているが、その「全能性」を証明する実験結果はこれまで出ていなかった。(c)AFP

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