山中伸弥さんを応援する会コミュの京都新聞大賞　８人・９団体に

京都新聞大賞　８人・９団体に
(Kyoto Shimbun 2008年11月27日(木))

文化学術、教育社会、スポーツ、福祉の４分野で地域に貢献し、優れた業績を挙げた人をたたえる「京都新聞大賞」の贈呈式が２７日、京都市中京区の京都新聞文化ホールで開かれ、京都と滋賀の８人と９団体に各賞が贈られた。
京都新聞社が文化学術と教育社会、スポーツ、福祉の４賞を贈り、福祉賞は京都新聞社会福祉事業団との共催。１０月に各賞選考委員会を行い、各分野で推薦を受けた候補者から、文化学術賞に３人、教育社会賞に１人と３団体、スポーツ賞に４人と３団体、福祉賞に３団体－を選んだ。
式には、受賞者をはじめ約６０人が出席した。京都新聞社の齊藤修社長が「京滋のみならず日本の発展に貢献した皆さんの活動の成果は、創意工夫と情熱のたまものです」とたたえ、受賞者に賞状と賞金を贈った。
哲学者の梅原猛氏をはじめ各賞選考委員の代表が祝辞で、受賞者の業績を紹介し、一層の活躍を期待した。
受賞者を代表し、文化学術賞の上原恵美・京都橘大教授が「栄えある受賞を機に、取り組みを深めて次の世代に伝えていきたい」と謝辞を述べた。

　■晴れの受賞者
　【文化学術賞】京都大ｉＰＳ細胞研究センター長・山中伸弥氏、京都市立芸術大名誉教授・三浦景生氏、京都橘大教授・上原恵美氏
　【教育社会賞】京都市少年補導委員会総務理事・田中博武氏、京都府立北桑田高森林リサーチ科、人づくり２１世紀委員会、米原地区更生保護女性会
　【スポーツ賞】京都陸上競技協会副理事長・伊東輝雄氏、洛南高体操部顧問・辻野朝晟氏、京都西山高ソフトボール部監督・吉田茂樹氏、大阪ガス・朝原宣治氏、第２６回全国都道府県対抗女子駅伝・京都府チーム、東レ・アローズ女子バレーボール部、立命館大女子駅伝チーム
　【福祉賞】城陽障害児者生活労働センターをつくる会、滋賀県立八幡高社会福祉部、京都市里親会