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音楽が病気です。コミュの猿・猿・犬

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猿がいよいよ世界を制覇か?そんなニュースが駆け巡りました。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=686662&media_id=54
コーネリアスこと小山田圭吾。80年代末の日本のインディーズ・シーンからひっそりと登場した彼は、今や世界がもっとも新作を待ち望むアーティストへとなったようです。彼の名を広く知らしめたのがあの小沢健二と組んでいたロリポップ・ソニック〜フリッパーズ・ギター。英米の音楽への憧憬をストレートに奏でたギター・ポップが、やがて海外の最先端のムーヴメントと同調した音へと進化していく様は当時のサブカル愛好家の青春そのものでありました。フリッパーズ解散以降はコーネリアスを名乗りソロ・ミュージシャン/プロデューサーとして八面六臂の活躍であります。フリッパーズの流れを汲むギター・ポップから始まりオルタナ色を強めた後エレクトロニカへと進化したコーネリアスの音は、やがて欧州を中心に高い支持を得まして、今やその音は世界の最先鋭!因みにこのコーネリアスという名前は映画『猿の惑星』に出てくる猿の科学者であります。
そんな猿に憧れたのかどうか、イギリスにもモンキーを名乗る男が・・・デーモン・アルバーン。彼が音楽シーンに登場したのはヴォーカルを務めたバンド“ブラー”の一員として。ブラーはビートルズ〜XTCの流れを汲むイギリスの伝統を受け継いだカラフルで捻くれたポップ・サウンドで、ブリットポップ・ムーヴメントを巻き起こしました。しかしあまりに巨大になり過ぎたブラーで自由な音作りができなくなったデーモンは、ブラーを離れソロ・ミュージシャンとして多彩な音楽家とコラボしたり、二次元キャラの仮想のバンド“ゴリラズ”で音楽を中心に遊び倒したりしております。ゴリラズでは自身のポップ/ロック性をヒップホップやダブ等と格闘させておりましたが、そのユニークな活動スタンスはブラーでも成し得なかったアメリカでの成功まで収めてしまいました。そしてゴリラズにも窮屈さを感じてしまったのか(・・・もしくは?)、新たに始めたのがモンキー。さてどんな音を展開しますか?
小山田とデーモンはそれぞれのスタンスで日・英の90年代のポップ・シーンを先導・扇動して行きましたが、一方のアメリカから登場したのがベックでありましょう。どん底まで落ちた負け犬たちの悪足掻きをヒップホップのビートとルーズなブルース・サウンドに乗せた「ルーザー」のヒットで一躍注目を集めた彼は、その楽曲のあまりのインパクトに確実に一発屋で終わると思われてましたが、その後続々とリリース&発掘された音源のユニークな雑食性と確かなソング・ライティング力であれよあれよという間に高く評価され、米国のロック・シーンを牽引する事になっていったのでした。特に音楽家からの彼のスタンスへのリスペクトは凄まじい。
こんな3組は勿論交流があり、それぞれの形でお互いリスペクトし合ったコラボ作もあります。コーネリアスの1997年の名盤『ファンタズマ』収録の名曲「スター・フルーツ・サーフ・ライダー」をデーモンがファニーな実験性でリミックス(写真1)したかと思えば、ブラーの1999年発表の最高傑作『13』収録の名曲「テンダー」をロマンテックにリミックス(写真2)。で、ベックの1999年の異色作『ミッドナイト・ヴァルチャーズ』収録の最高にファンキーな「ミックスド・ビジネス」を小山田がまんまコーネリアスな音に再構築(写真3)。どれも面白いんですが、いかんせんリミックス・・・本格的なコラボを期待してしまうのは贅沢?

コメント(3)

コーネリアスの「スター・フルーツ・サーフ・ライダー」のPV。

ベックの「ミックスド・ビジネス」のPV。

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