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『変珍斎日乗』(惨)。コミュの『なにをいまさら』(2007年11月09日)。

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■「三平中傷」に怒る…林家いっ平の本心は?


…、などと。「故・ナンシー関女史」の如き『ツッコミ』を入れてしまいたくなる心境に陥るのだ。

「林家三平の晩年」をリアルタイムで見てた自分に言わせれば。彼には『マンネリの人』という
【あまり良くないイメージ】しかなかった。これは自分に限った話ではない。当時のマスコミも
『ほぼ同じような評価』を下していたことを付け加えて置く…今のように【昭和の爆笑王】って
『過分極まりない評価』がされるようになったのは、【三平が没してからの話である】って事実
を把握して置かないと、この話の論旨は『アサッテの方向』に向いてしまうからなのである…。

『林家三平は【ゲテ】である』−当時の落語界では、これが【ごく標準的な評価】であった。

驚くべきことに、この評価は『彼の全盛時代(!)』から【一貫して変わることがなかった】。
別に(元記事にあるような)「売れない先輩のジェラシー」ってレベルの次元でなく、大御所
・名人上手と評されるような【大幹部クラスの噺家に至る】(!)までがこう認識していたのだ!
『ゲテ』、即ち【邪道】だ。『古典落語というカテゴリー』から【スピンアウトした存在】に過ぎぬ。

当時の状況を上手く説明出来ないけれど、敢えて言うなら「古典に力を入れる前の【鶴瓶】」
みたいな存在…そう説明すれば、あるいは分かって貰えるかもしれない。肩書は【落語家】
だが、実質は『マルチタレント』−林家三平は、今で言う処の【さんまの元祖】的存在だった。


その『林家三平』が、何故ここまで【神格化に近い扱いを受けるようになった】のだろうか?


まず考えられるのは「壮絶な晩年」。↓にもあるように、彼は1979年正月脳溢血で倒れる。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E5%AE%B6%E4%B8%89%E5%B9%B3#.E6.9D.A5.E6.AD.B4

にも拘らず。10月には、『壮絶なリハビリ』を経て高座にカムバックを果たす…その高座を
TVで見た記憶があるが。闘病前の『歯切れのいい江戸弁』の面影は微塵も残ってなかった。
なのに、当時のメディアはそれを【美談として扱った】のである!…本名「海老名泰一郎」の
心境は複雑だったに違いない。全盛時代に『あれほどこき下ろしたメディア』が、病気ひとつ
で【掌返しちゃった】のであるから(苦笑)。『俺の今迄は何だったんだ?』と悪態のひとつも
付きたくなったんじゃ?と察する…そんな三平を嘲笑うように【肝臓癌】が襲い掛かった…。


次に、『三平黄金時代』を知る者が【社会の中枢に坐る】時代が来た−早い話【団塊世代】!

近頃の『昭和レトロブーム』を例に出すまでもなく、【自分が育った時代を絶対化したい】のは
誰しも同じである。ましてや、『敗戦後のベビーブーマー』で【膨大な人数と有り余る資産】と
を抱える(?)彼ら団塊世代に。商魂逞しい連中の視線が注がれぬはずはないっ!こうして、
【新たなる神話】が捏造(、とまで言っちゃうのは。正直心苦しいが)する隙間が生まれ出た。


そして。『最大の要因』がある…【海老名家の勘違い】!

『三平のおかみさん』が【セルフプロデュースに長けた存在】であることは否定出来ぬだろう。
実際、そうでもしなきゃ『膨大な人数に成長してしまった三平一門』を【主なしで纏め上げる】
ことは不可能だっただろう−その『労力』と『努力』には賞賛を惜しまない−つもりだけども。

「次女と小朝との結婚」以降、『おかみさんの言動』に若干【神懸かり的な暴走】が出始めた!

その象徴とも言えるのが、『正蔵襲名を巡る発言の数々』であり、落語界初!の【お練り】だ…
本来は『歌舞伎役者の襲名』で行われる【お練り】を『噺家』がやっちゃったっ!自分の持論は
『血統や伝統・そして【人間国宝他の権威】に頼るようになった【芸能】は衰退するのみ!』

である…これ以上記すのは慙愧に耐えない。【海老名家の女帝】を語るのは以降止めた。


…これまた残念極まりないが、この『勘違いのDNA』は【海老名家の兄弟】にも存在する。
『三平の名跡』は生半可なものではない。【落語界の構造改革】を独りでやっちゃった名前
だからだ。その意味を「小学4年で父・三平と死別した」林家いっ平は自覚してるだろうか?

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