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『変珍斎日乗』(惨)。コミュの『かねてからのぎもん』(2007年11月04日)。

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■首都高で観光バス2台追突、22人重軽傷
(読売新聞 - 11月04日 13:13)


当然の話だが、まず事故に巻き込まれた乗客と乗務員の皆様に謹んで御同情申し上げる。

「大型バス」ではないけれど、昔『マイクロバスのハンドルを握った』ことはある。と言っても。
『普通免許しかない』自分が【客を乗せて走った】ら犯罪である!正確に言うと、「私企業の
駐車場」内で『回送車輛を移動させた』だけw…その前に『4tトラックの運転経験もあった』
から、【車幅の感覚などはそう難しくはなかった】。しかし(敷地内だけとはいえ)実際に運転
して連想したのは、【板子一枚下は地獄】って『やや物騒な言葉』であった。現実にあのバ*
デカぃフロントガラス越しに車外を見て、『コリャ正面衝突したらトンデモねぇな…』と震えた!

「観光バス」に『乗客として座った』経験は、この10年に限って言えばほとんどないと思う…
ただ。同様の車体を持つ『高速バス』に関しては、年に数回利用する機会がある。その度
『大丈夫かよ…』と不安に思った点があった。乗務員の名誉のため記すが「運転」ではない。

むしろ、【バス本体の車体構造や整備具合に関する不安状況の方が大きかった】(苦笑)。


自分達が子供の頃に乗ったバスは、『鉄とリベットの塊』で【鈍重だが頑丈】な印象だった。

それと比較すると、現在のバスは遥かに【スマートでカッコいい存在】に変身を遂げた感が…
ただコレは。「善し悪しの面」もある−『スマートの理由=ガラス面積が大きくなった』(!)。
当然『強化ガラスその他』で保護されているんだろうが、往年の「ガラスが小さいバス」を知る
身には(視界が広がるのは確かに有難いけれど)現在のバスは少し【心許ない存在】に映る。
加えて。車輛によっては「隙間風が吹き込んだ」り、『車体の一部に錆が浮いたような』個体
に遭遇したこともある。もっと驚いたのは−「何処の社」とは言えぬが−シートベルトが故障
してて締められなかった(!)ことまであった(さすがに、後日「件の会社」に指摘した…)!
自家用車以上の過酷な条件でバスが使われ、また『厳重な整備も要求されてる』のも理解
するが、さすがに「人命に支障を与えかねない構造や整備不良」は見逃せなかったからだ。


他の日記にも書いたように、自分が免許を取得してかれこれ20年が過ぎようとしている…。

この間に「自動車会社の宣伝」で『著しく変わった』点がある−【安全と環境の扱い】である!
自分がクルマに乗り始めた頃は(高級車は別に)、クルマにはエアバッグもABSもなかった
(実は「エアコンもパワステもパワーウインドも」注文装備だったが、本題でないので割愛)。
当時、「クルマのCM」は『豪華さとスポーティさを競う』ものだった−『安全なボディ構造』や
『環境への配慮』なんてメッセージが入るようになったのは、たかだか【この15年】くらいだ!
現在では、運転者や同乗者のみならず「事故の被害者の負担軽減」まで謳うクルマもある。
少なくとも「小型車レベル」では昔より安全になった(未だにABS注文装備の軽があるが)。


けれども。『バスやトラックの安全性』は、この20年で【格段の進歩を遂げた】とは聞かぬ。
「ユーザーのニーズが乏しい」「コスト削減で安価な車を求める要求が強い」etcなのだろう。

しかし、万が一事故に遭遇してしまった場合の「ダメージ」は【小型車の比ではない】ことを!

そろそろメーカーも、そしてユーザーも認識されては如何だろうか?ただでさえ「小泉改革」
の煽りによる『規制緩和=参入条件の簡略化』で【観光バス業界は過当競争の渦中にある】
ことは充分に承知しているけれども、“リスクを冒さないと稼げない利益構造”の割を喰うのは
結局は【乗客の側】なのである!国土交通省の政策も含め、今後の改善を強く要望したい。


「ありえないようなことでも起こるのが事故」−福知山線の脱線転覆事故はその典型である。
昔自分が感じたように、乗務員が【板子一枚下は地獄】なんて言葉を連想しない環境を祈る。

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