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山が熱い@仙台コミュの3月2日−3日五竜岳G0稜

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日時:3月2日(金)〜3日(土)
エリア:後立山
ルート:五竜岳・G0稜
メンバー:単独

装備:
アプローチ用:MSRデナリアッセントにストック
アイゼン:シャルレM10
ピッケルバイル:シャルレクォーク
登攀具:スノーバー、補助ロープ7mm・30m
テント:モンベル・ブリーズドライテックモノフレームシェルターダイヤ
ツエルト:九十九ツエルト
ガス缶中一個
スノーソー(使用せず)
フリートレック(スキーゲレンデの滑降用)


3月1日
23:30に富山の自宅を出発する。
以外に手間取った。出発が遅くなると睡眠時間が削られ、モチベーションが落ち
る。
24:20、北陸道・越中境PAで仮眠。

3月2日
翌朝06:30、目をこすりながら出発。
白馬村南部まで一時間と少し。
しかし、間違えて飯森ゲレンデに着く。
タイムロスはあったが、8:00頃には、テレキャビン駅近くの駐車場に着き、
準備をし始める。

8:30分過ぎ、テレキャビンになんとか乗る。今回は荷物券は買わされなかっ
た。ここから標高1650mまでは機械の動力で登ることが出来る。

9:00過ぎ頃。フリートレックは、残置し、スノーシューで登り始める。
天気は最高の高曇り。トレースは固く、誰かの後を歩く気分で、とても単独行の
感じはしない。

快調に、11:20前後、大遠見山の登りの中腹に達するが、この辺りで、あば
ら骨の内側が痛さが激痛に変わり、休む。
多分、変な横隔膜に無理な力がかかったまま、頑張りすぎたのが原因だ。
これで、明日果たして登れるのだろうか。
息をするのもきつい状況だったので、一時間ちょっとじっくり休んで、歩き始め
る。
14:00頃、西遠見山ピーク下にBC設置。簡単に斜面を切るとそそくさとテ
ントを立てて中に入る。あばら骨の内側はまだ痛く夕食の5時まで、寝ることに
する。
夕ご飯。
主食・インスタントカレーうどん半分、スライスもち3切れ、シイタケ一個、に
んじん1カケ、ネギ3,5センチ、クコの実一個
副食・マッシュポテト1盛にコーンスープ半分
朝食も同じ。

18:00就寝。
天気は良く、満月。雲が少し。
そして気温が高いのか、テント内の結露は全く無い。
朝起きるとじっとりと汗をかいていたのに気づいた。

3月3日
夜は、風がひどく、テントがひどくばたついて、中々寝れなかった。
04:00起床して、ゆっくり準備をして、飯を食べ、06:00出発。

西遠見山のトレースを利用して登る。途中、木製の物見台のようなところから、
支尾根に向かう。広い支尾根は、固く、どうかするとなだれそうな雪面もあるが
、樹林のそばを下って、雪に埋まったゴルジュへ。
ゴルジュの下の出口が取り付きだが、若干、ショートカットしようと、06:45途中の岩稜地帯に取り付く。ハングしていて、ちょっとこれは無理だと判断してクライムダウン。
仕切りなおして07:10その右のルンゼ状雪壁に取り付く。これも急だった。
もうひとつ下から取り付いていれば楽だったろう。
とにかく主稜線にあがって、どんどんと登る。次の岩を左の雪壁に抜け、右に雪
庇の出た稜の若干左を登り、再び、雪を登り、左から支尾根が交わったところの岩では左の雪壁を登るという感じ。どこも傾斜は急だが、雪はしっかりしていて体で雪の安定感を感じつつ、登が、ルンゼを抜けて、リッジ状にあがる所で、潅木根本のカスカス雪に足をとられて、リッジにあがるのに難儀をした。
もうひとつ、右からまわりこんで、雪壁を登るほうがスマートに行けたと思う。
(添付写真のルート図、緑の線の部分)
ここを抜けると稜の左の雪面を潅木沿いにあがる。ほぼ、リッジ直下まで上がる
と、1メートル足らずの岩が突起が見えてくる。ひょっとすると、これがG0稜
の頭かと勘違いして記述どおりに左トラバースしてしまう。
これが失敗かも。隠れたシュルンドから上がれなくなり、ちょっと危険だった。稜左の小さなリッジにあがって、主稜線へ。空中への体がせりだした感覚がよい。
また、先ほど見えた岩からまだ上にリッジが続くことを確認できた。
最終地点には、巨大なきのこ雪。
それとも雪が少なくなった時期を想定すれば、今回のルートでよかったのだろうか?
きのこ雪は、右から回り込んで、最後はマントル。
09:47登り始めて、やく2時間半だった。
雪はすくないといいながらも、例年の4月初旬ぐらいなんだろうか。よく分から
ないが、五竜岳の南斜面は、雪が解けて、ざらざらの小石の斜面がひろがってい
た。
頂上へは、左の稜線を辿りながら、11:20頃。
下山して、14:30BC撤収して下山・
16:00スキー場ゲレンデ上。フリ−トレックで滑降するが、これが、大変。
背中の重荷でバランスが取れない。
横滑りで降りる。しだにコツがつかめて、テレマーク姿勢で前後のバランスをと
る。とにかく、スキー客が一杯いる中を、ザックを担いで、滑降して駐車場へ。

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