■ウナギ偽装：容疑の元常務ら逮捕 台湾産を「愛知県産」■
http://
（写真）ウナギの産地偽装事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された「大福」社長の橋田純一容疑者＝大阪府警本部で２０１０年１１月３０日午前１０時３７分、小関勉撮影
台湾産のウナギのかば焼きを「愛知県産」と偽装して販売したとして、警視庁と大阪府警の合同捜査本部は３０日、ウナギ卸売り大手「セイワフード」（東京都港区）元常務、岩井裕和容疑者（５５）＝品川区西五反田＝ら３人を不正競争防止法違反（虚偽表示）容疑で逮捕した。捜査本部は、セ社はイメージが悪化した中国産から台湾産に切り替えたものの、在庫がだぶつき岩井容疑者が偽装工作を主導したとみている。
ほかに逮捕されたのは食品加工会社「大福」（大阪府茨木市）社長、橋田純一（５２）＝大阪市中央区上町＝と同社専務、木本隆祥（６３）＝大阪市生野区勝山北＝の両容疑者。
逮捕容疑は、０９年１２月〜今年５月、大福の加工工場で台湾産のウナギかば焼き９７０キロを「愛知県蒲焼うなぎ」などと印刷した段ボール箱９７個に梱包（こんぽう）。愛知県産と偽り京都市内の卸売業者に計約３０５万円で販売したとしている。３人は容疑を認めているという。
捜査本部によると、岩井容疑者は台湾や中国から輸入したウナギのかば焼きや白焼き約１３トンを大福に販売し、偽装工作を依頼。大福は加工証明書に愛知県三河産と虚偽の記載をして段ボールを詰め替え、セ社が買い戻して関西と北陸の卸売業者４社に販売していたという。利益はセ社が８４０万円、大福は７７０万円に上った。
セイワは８４年創業で、ウナギ専門卸の国内大手。【伊澤拓也】
毎日新聞 2010年11月30日 11時39分（最終更新 11月30日 12時52分）
http://
（写真）ウナギの産地偽装事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された「大福」社長の橋田純一容疑者＝大阪府警本部で２０１０年１１月３０日午前１０時３７分、小関勉撮影
台湾産のウナギのかば焼きを「愛知県産」と偽装して販売したとして、警視庁と大阪府警の合同捜査本部は３０日、ウナギ卸売り大手「セイワフード」（東京都港区）元常務、岩井裕和容疑者（５５）＝品川区西五反田＝ら３人を不正競争防止法違反（虚偽表示）容疑で逮捕した。捜査本部は、セ社はイメージが悪化した中国産から台湾産に切り替えたものの、在庫がだぶつき岩井容疑者が偽装工作を主導したとみている。
ほかに逮捕されたのは食品加工会社「大福」（大阪府茨木市）社長、橋田純一（５２）＝大阪市中央区上町＝と同社専務、木本隆祥（６３）＝大阪市生野区勝山北＝の両容疑者。
逮捕容疑は、０９年１２月〜今年５月、大福の加工工場で台湾産のウナギかば焼き９７０キロを「愛知県蒲焼うなぎ」などと印刷した段ボール箱９７個に梱包（こんぽう）。愛知県産と偽り京都市内の卸売業者に計約３０５万円で販売したとしている。３人は容疑を認めているという。
捜査本部によると、岩井容疑者は台湾や中国から輸入したウナギのかば焼きや白焼き約１３トンを大福に販売し、偽装工作を依頼。大福は加工証明書に愛知県三河産と虚偽の記載をして段ボールを詰め替え、セ社が買い戻して関西と北陸の卸売業者４社に販売していたという。利益はセ社が８４０万円、大福は７７０万円に上った。
セイワは８４年創業で、ウナギ専門卸の国内大手。【伊澤拓也】
毎日新聞 2010年11月30日 11時39分（最終更新 11月30日 12時52分）
|
|
|
|
|
|
|
|
台湾産鰻（うなぎ） 更新情報
-
最新のイベント
-
まだ何もありません
-
-
最新のアンケート
-
まだ何もありません
-
