昨年はウェイン・ヘンダソンとジョー・サンポー、今年ウィルトン・フェルダーと、竹馬の友の訃報が続くクルセイダーズ。唯一残ったリーダーのスティックス・フーパーの心中は察するに余りある。そもそも長尺楽曲多数ゆえにベスト盤は編みにくい彼らだが、伝説のバンドとして俯瞰するようなコンピならたとえばGOLDなどで十分だ。 しかし目先を変えて、ジョー・サンプルを軸にしたらこんなアンソロジーも組めるはずだ。 CD1; Joe The Crusader (Joe Sample with the (Jazz) Crusaders 1961-2003) CD2: Joe The Sampler (Joe Sample solo & collaboration 1969-2004)
もし許されるのなら、サイドマンセッション選集たるCD3: Joe The Provider (Joe Sample sessionwork selection)も付録化してしまう。「燃えよドラゴン」は外せないからなあ〜!