Tough&Smile 潮田玲子コミュのそれぞれの道

競技人生、最終章へ
１７日に日本ユニシスへの入団会見を行った玲子さん。

時を同じくして新たな出発をした小椋さん。

夢を与えてくれた“オグシオ”

これからのふたりも応援して行きたいと思います。

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スポーツ報知（５月１８日）

『潮田、ユニシスにＶＩＰ入社』

バドミントンの混合ダブルス日本代表「イケシオ」で池田信太郎（２９）とペアを組む潮田玲子（２６）が１７日、東京・江東区の日本ユニシスで入団会見を行った。４月いっぱいで三洋電機を退社し、１６日付で池田と同じ所属になった潮田は、今年中の「世界ランキング２０位以内」を目標に掲げ、日本リーグでの女子ダブルス再挑戦も表明。同社はロンドン五輪へ向け、イケシオ専属コーチの招へいなど強力サポートを約束した。

オグシオ時代を築いた三洋電機の退社を「思い悩み、苦渋の決断だった」と振り返った潮田だが、ロンドン五輪へ本腰を入れるためには、所属が大阪と東京で別々という不自由な環境を変えたかった。「池田さんと同じチーム、同じ意識で頑張っていきたい気持ちが強かった。ミックスにもっと集中し、世界を目指したい」。名実ともに“イケシオ合体”で飛躍を誓った。

今季の目標は、日本総合の優勝とともに現在４３位の世界ランクを今年中に２０位以内まで上げること。今月行った香港合宿で「手応えをつかんでいる」という。また、１０月開幕の日本リーグ（団体戦）ではオグシオ以来となる女子ダブルスにも挑戦する考えを明かし「チームの勝利に貢献したい」と“二刀流”を宣言した。

潮田をプロフェッショナル社員として迎えた同社も、強力なバックアップ体制だ。２人の練習相手として強豪タイの選手を今月１２日から日本に招いており、来月以降も海外での合宿を予定。さらにイケシオ専属コーチもつけるという。ＶＩＰサポートを受けて潮田は「競技人生の最終章。悔いなく戦い抜く」と決意を示した。

イベント会社とオグも契約発表　

この日は偶然にも、潮田と「オグシオ」ペアを組み今年１月に引退を発表した小椋久美子さん（２６）も、イベント企画会社の「カイエンタープライズ社」とマネジメント契約を結んだと発表。小椋さんは同社を通じ「今後はバドミントンの普及活動のみならずスポーツ全般にわたり、喜びや楽しみを伝えられるような活動をしていきたいと思っております」とコメント。同社には既にバドミントン教室やイベント出演などの依頼が複数届いているという。担当者は「本人の意向で芸能活動は考えてません」と話した。

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