La Vraie Provenceコミュのフランスの旅　VOL　６

内容すべてがフランスという、この雑誌「フランスの旅」最初からずっと購入しておりますが、最新がｖｏｌ６、特集はコルシカ島ですが、それ以外にも興味深い記事が満載です。

プロヴァンスではコート・デュ・ローヌのドメーヌを訪ねるというものが一つのテーマとなっておりましたが、これはワイン好きの方には、ローヌの超有名ＡＯＣばかりでした。とはいえ、一般的には、これほど特集をしてもらえば、非常に参考になる内容です。

北のコート・ロティから、エルミタージュ、コルナス、サン・ペレー（これ、私はしりませんでしたが）、ジゴンダス、シャトーヌフ・デュ・パプ。シラー、グルナッシュなど、ローヌの濃い赤が好きな方にはたまらない特集でしょう。しっかりと飲み比べをしてみたいですね。

もう一つ、面白かったのが、サンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路に点在する村々。一番最初にある小道は、３つの道が交わるサン・ジャン・ピエ・ド・ポーの村ですね。ここ、行ったことあるのですが、白い壁に赤く色が塗られた木骨組みの家々が並ぶフレンチ・バスクの村です。フランスの４つの道が示されていますが、最初にでてくる魅力的な村としては、やっぱりコンクがでてくるんですね。そして、ル・ピュイ、ヴェズレー、まだまだ観光地としてはあまり名前は知られていませんが、段々知名度が上がってきた村が特集されています。

そして、セザンヌのエクス・アン・プロヴァンス。この雑誌は新潮社からでていますが、chateau & Hotel de Franceというフランスのホテルグループ（日本にも支店があり、実は知人がそこで働いています）が協賛しています。エクスのホテルでは、このホテル・グループに加盟しているLe Pigonnetというホテルが掲載されていますが、実はここ泊まったことがあります。歴代の大統領や政府要人などの写真も飾ってあったので、有名なホテルなのでしょう。こぎれいでそれほど大きなホテルではありませんが、部屋はアンティーク調の家具が感じよく配置されていたりと、雰囲気の良いホテルです。

そして、ブイヤベースやラタトゥイユなど、南仏料理のレシピと今月号も結構楽しめる内容でした。巻末のモンマルトルの散策マップなども面白い。まだ、店頭にならんでいるでしょうか？是非、ご覧下さい。お勧めの雑誌です。