2008年3月、南アフリカのアリワルショール沖のインド洋で撮影されたカマストガリザメ(Carcharhinus limbatus)。 (Photograph courtesy Institute for Ocean Conservation Science/Matthew D. Potenski) DNA鑑定を用いた最新の研究によると、アメリカのバージニア州で飼育されていたメスのカマストガリザメ(Carcharhinus limbatus)が、オスザメと交尾することなく、自分で卵子を受胎させていたという。生物の中には、オスの精子なしにメス単独で子を宿す種があり、このプロセスは単為生殖と呼ばれる。DNA鑑定によってサメの単為生殖が確認されたのは今回で2回目となる。