★Ａｎｉｍａｌ　ＮＥＷＳ★コミュの白クマ「ゴーゴ」環境に貢献･･･大阪

白クマ「ゴーゴ」環境に貢献･･･大阪・天王寺動物園
読売新聞(09月17日11時18分)

人気を集める「ゴーゴ」のオリジナルグッズ（天王寺動物園で）

グッズ売り上げから植樹などに
　大阪市天王寺動物園のホッキョクグマ「ゴーゴ」（オス、３歳）をキャラクターにしたＴシャツやバッグなどが来園者の人気を集めている。ホッキョクグマは、地球温暖化に伴う海氷の減少で絶滅の恐れも指摘されており、同園は収益の一部を環境保護団体を通じ、発展途上国での植樹など温暖化対策に役立てる。

　ゴーゴはロシアの動物園生まれで、２００６年３月から天王寺動物園で飼育されている。同園では唯一のホッキョクグマ。飼育舎のプールで泳いだり、木の枝をおもちゃ代わりに遊んだりする姿が愛らしく、今では一番の人気者という。

　人気ぶりに目を付けた同園が「来園者に喜んでもらおう」とオリジナルグッズを作ることを企画。昨年６月にアイデアを公募し、企画会社「インタースタイル」（大阪市西区）の案を採用、同社に販売を委託した。

　Ｔシャツ（２１００円）やミニタオル（３６７円）、ペットボトルを再利用したトートバッグ（６８２円～２２０５円）など１８種類。「ゆるキャラ」風のゴーゴのイラストに「Ｓａｖｅ　ｔｈｅ　Ｅａｒｔｈ（地球を守ろう）」というメッセージを添えている。

　４月末から園内２か所の売店などに並べられ、５～７月で計約７０万円の売り上げがあった。秋の観光シーズンを迎え、売り上げはさらに伸びる見込みという。

　同社は、年内にぬいぐるみやはがきなども作り、インターネットでの販売も計画。杉浦道夫社長は「グッズを手にし、環境問題にも関心を持ってもらえたら」と話している。

★http://news.biglobe.ne.jp/animal/ym_080917_6159951779.html