satol (cold dark / madberlin) 21歳の時に、タワーレコードのチャートの上位にも上がったハードコア・バンドのメンバーとして音楽をはじめる。クラブのブッキング・マネージャーとして働いていた頃には、エレクトロニック・ミュージックの重鎮であるRadio Slave、Len Faki、Camea、Dj Krush、A Guy called Gerlad、Guy Gerberなどのアーティストと繋がりがあり、彼らをブッキングしていた。その頃からすでに彼は、アーティストとしていずれ表に出ていくことを確信していた。地元である大阪の音楽と、彼が自分の経営するクラブに輸入しようとしていたテクノ、影響を受けたすべての音楽を取り入れ自分自身の音楽活動を開始する。 2009年には〈マッドベルリン〉チーム・アジア・エリアのイベントや販売を管理する重要な一員となる。そしてファースト・アルバム『Radically nu breed's cre8』を〈マッドベルリン〉からリリース。アルバムは、bass musicのリズム構成とtwostepとdubstepのアレンジをとりいれ、面白い仕上がりになっている。 2012年は自身のレーベル〈Cold Dark〉を開始。そこは彼にとって彼特有のエレクトロニック・ミュージックのコンセプトを発展させることができる場である。彼のライヴ・セットはbass music に留まらず新しい音楽ジャンルfuture garageをはっきりと反映させたものになっている。