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同志社のL.M.C.Guitarコミュの機材のことが分かった気になるトピ(笑)

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このトピックでギターの皆さんのために何か役に立てるなら・・・わたくし、sumiならこれしか多分ないんで、立ち上げます。半分以上自己満足だと思いますあせあせ
なにか分からないことがあったら質問してやってください指でOK

コメント(7)

ソリッド、セミアコ、フルアコ

前回のギター探しでも連発だった3つの単語ですね^^; 分かってしまえば簡単ですが、それぞれ奥深い個性を持ってるんで紹介していきましょう。

?ソリッド
ソリッド(solid)=固体の、がっしりした
エレキギターでは最もたくさんある種類です。語源はそのまま「中身の詰まった」→「固体の」→”ソリッド”です。主なものはストラトキャスター、テレキャスター、レスポール、その他変形ギターに至るまで・・・
1949年年にアメリカはレオ・フェンダーさんが、「もっと効率的にギターを作れやせんか??」とつくったのが、きっかけです。この第1号ソリッドギターは「ブロードキャスター」、グレッチというメーカーに同じ名前のドラムがあったのであえなく名前が変わりましたが、テレキャスターとして現在まで続いています。

ソリッドギターの特徴はなんと言ってもサスティン、音の伸びです。
例えば、お寺の鐘と半鐘(火事のとき鳴らすやつ)、どっちの方が音が伸びるでしょう。当然、お寺の鐘ですね。これは、、、重いから。

ソリッドはその体積に比べて質量が重いんです。しかも弦がボディを貫いて固定してあるので振動も伝わりやすい、という特徴があります。基本的には重い方がサスティンが増します。

またソリッドギターは空気を揺らす=耳に聞こえるようにする部分がなく、出音はすべてアンプにたよっています。そのため音は伸びながらも生音のような拡がりのある音はだしてくれません。
だけど、それがエフェクターを通すときには逆にくせがないからキレイにかかってくれたりして・・・ フェンダーさんがはじめてつくったときにはリバーブくらいしかエフェクトなんてなかったのに、その60年後にも便利なものを作ってくれていたわけです。

近年はソリッドの中をくりぬいて空洞を作ってすこし”空気感”を持たせるような工夫をするメーカーもあります。日本ではセミホロウなんて言いますが、外国じゃ通じません。正しくはチェンバー(chamber=ほら穴)って言います。
>Makoto
こんな感じで少しずつ機材のことを書いて行けたらと・・・^^;

>JKL
おそらくハウリングではなくて、”フィードバック”じゃないかな?
パワーのあるピックアップで歪ませると、音を伸ばしていくうちに”キーン”っていう感じの高い成分だけが残るようになることがあります。アンプから出た音が弦に戻っているので、ハウリングではあるけれども、なぜか”かっこいい”という理由から”フィードバック”と呼ばれ、奏法として認められています。

なぜか伸ばすときにビブラートをかけるとフィードバックは起こりやすい・・・
伸ばす音のときだけフロントにピックアップセレクターを合わせるとかすると、面倒くさいけれどフィードバックはましになるか、解消できると思うで^^
?セミアコ
軽音では大人気の機種ですね。セミアコ、Semi-Acousticの略語らしいですが、これも実は正しい英語ではないんです。正しくはセミホロウ、Semi-Hollow。。。そうです、ソリッドギターのくり抜き版とごっちゃになっているんです。人それぞれでどちらを基準にして言っているかばらばらなんで注意が必要です。

セミアコをつくったのはGibson社です。発売は・・・忘れました^^; ストラトより後なので1954年より後です。 GibsonのセミアコにはES=Electric Spanishという称号が与えられています。

ESシリーズのなかで有名なのはES-335、ES-175ですね。ES-335はラリー・カールトン、リー・リトナーといったフュージョン系からクリーム時代のエリック・クラプトンまで幅広く使われています。ジョン・スコフィールドもセミアコ使いです。ES-175はジョー・パス、初期のパット・メセニーですかね。ES-175は”フルアコ”なのでまた今度^^

セミアコはボディのほとんどに空洞がありますが、ネックの延長線上、つまりピックアップとブリッジの真下には木のブロックが埋め込まれています。
これは”ソリッド”で触れた内容にヒントがあります。重量を稼いでいる訳ですね。これによってボディを空洞にしたことで起きるサスティンの低下を防いでいます。弦の真下にブロックを置いて、弦の振動がブロックに伝わりやすいようにしています。
このハイブリッドな構造によってクリーンで弾いたときには”エアー感”のある柔らかな音が出力され、また歪ませたときもソリッドのような芯のある音が得られます。クリーン、歪み共にソリッド、フルアコとは違う特有な音なので、俗にその音は"Woody"と形容されます。

さて、セミアコのボディの空洞はグラタン皿のように工作されたバックボディに”蓋”をするようにトップ面を接着して作られているのがほとんどです。しかしながら一部の高級機種には一つの木をくりぬいて空洞を作っているものも存在します。こうすることによってサスティンやギター本体の鳴りが大きくなります。またハウリングにも強くなります。

まほうのギターはIbanezのセミアコモデル、AS200です。以前弾かせてもらったときにディストーションをかけてみましたが、非常に気持ちの良いサスティンと音色を得ることができました。

セミアコの音作りで気をつけたいのはまずミドルでしょう。セミアコは特徴のあるミドルがあるので、下手に削ったり、ブーストしたりするより、そのままの方が良いことが多い気がします。またトレブルを上げても嫌みになることは少ないです。ベースは上げすぎるとフロントピックアップで弾いたときにモコモコになるので注意が必要です。
歪ませるときはドンシャリ系にすると気持ちが良いかもしれません。あくまで好みですが・・・

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