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堀田善衛コミュの朝日新聞「社説」

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掲載から少し時間がたってしまいましたが、敗戦の日、8月15日付けの朝日新聞社説「戦後68年と近隣外交」で、堀田氏の「上海にて」が引用されています。

『・・・敗戦とともに、日本はその東亜圏との関係を断ち切ってしまった。
作家の故・堀田善衛はその日を上海で迎えた。ラジオで聞いた終戦の詔勅に「怒りとも悲しみとも何ともつかぬものに身がふるえた」と記している。
 彼の周りには、日本と親しい中国の文化人がいた。ところが詔勅は、もっぱら日本本土向けで、アジアに対しては「諸盟邦ニ対シ遺憾ノ意ヲ表セサルヲ得ス」と片付けていた。
 堀田はそんな宣言を「薄情」「エゴイズム」と感じた。(ちくま学芸文庫「上海にて」)
・・当時は日本人だったはずの朝鮮人や台湾人の保護責任もあっさり放棄した。
 アジアを率いる指導者面しておいて突然、知らん顔をする。それが68年前の実相だった。』

映画「風立ちぬ」の公式サイトでも堀田氏の著作が紹介されていましたが、今こそ、堀田作品が読みなおされる時なのかもしれませんね。

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