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オプトメトリストの卵コミュの1−6)眼疾患

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年齢)
若年者:円錐角膜・イールズ病・乾性角結膜炎

危険因子)
○男性:円錐角膜・イールズ病
○VDT作業・ストレス・CL装用・長時間の上方視・LASIK術後:乾性角結膜炎
○加齢・強度近視・目の強打等による網膜の変形:網膜剥離・後部硝子体剥離
○加齢・水晶体の外傷・紫外線/赤外線への過剰曝露・ピロカルピン/副腎皮質ステロイド薬等の長期使用:白内障
○加齢・副腎皮質ステロイド薬の長期使用・プラトー虹彩(強い精神的ショック・疲労・風邪・喘息・散瞳薬使用):緑内障(急性緑内障)
○内臓脂肪型肥満・喫煙・ストレス・運動不足・塩分/アルコールの過剰摂取・口径避妊薬等特定の薬物の使用・加齢・男性:高血圧性網膜症・糖尿病網膜症
・網膜静脈閉塞症・網膜動脈閉塞症・虚血性視神経症
○加齢・喫煙:加齢黄斑変性症

基礎疾患)
○ショーグレン症候群・スティーブンスジョンソン症候群・マイボーム腺梗塞:乾性角結膜炎
○結核アレルギー:イールズ病
○糖尿病網膜症・後部硝子体剥離・網膜裂孔・加齢黄斑変性症・網膜静脈閉塞症・イールズ病:網膜剥離・硝子体出血
○糖尿病・網膜剥離・アトピー性皮膚炎・ブドウ膜炎・先天性風疹症候群:白内障
○糖尿病網膜症・白内障・網膜静脈閉塞症・ブドウ膜炎・虹彩炎・先天性風疹症候群:緑内障
○高血圧症:高血圧性網膜症
○糖尿病:糖尿病網膜症
○動脈硬化症・高血圧症・糖尿病・血液疾患(貧血・白血病・過粘稠症候群)・腎不全・心疾患・膠原病:網膜静脈閉塞症
○動脈硬化症・高血圧症・糖尿病・心臓弁膜症・虚血性心疾患・脈なし病・側頭動脈炎・脂肪塞栓症候群:網膜動脈閉塞症
○動脈硬化症・高血圧症・糖尿病・側頭動脈炎:虚血性視神経症

特徴的症状)
○光が異常に眩しい
羞明と呼ばれる。原因は、急性緑内障・白内障・乾性角結膜炎・CL長期装用による角膜浮腫・角膜潰瘍・角膜ヘルペス・虹彩炎・三叉神経痛・散瞳薬使用・遠視・角膜びらん・ブドウ膜炎等がある。
○目にゴミが入った
結膜異物と呼ばれる。
眼瞼結膜と眼球結膜の間に異物が飛入した状態で、その状態のまま瞬目を繰り返したり目を擦ったりすると角膜びらんを起こす可能性がある。又、異物飛入した状態で翌日まで我慢すると角膜びらんや感染症を起こす引き起こす可能性がある為、水で取れない場合は、救急外来で取って貰うのが無難である。
○異物感がある
角膜表層に異物感がある状態で、原因は、乾性角結膜炎・外傷性擦過・異物飛入・角膜びらん・角膜潰瘍・角膜炎等である。
○目の奥が痛い
眼窩あるいは眼内の病変によるもので、原因は、緑内障・ブドウ膜炎・強膜炎・眼内炎・眼窩偽腫瘍等である。又、乾性角結膜炎でも生じる。
○目が痒い
肥満細胞から分泌されるヒスタミンによるアレルギー反応で、原因は、アレルギー疾患・乾性角結膜炎等がある。
○白目が膨らむ
結膜浮腫と呼ばれる。原因は、アレルギー反応である。
ヒスタミンはアレルギー反応として血管拡張・掻痒感を引き起こす。それによって目を擦る行為がとられるが、その行為によって結膜と強膜の間に血漿成分が漏れ出し白目が膨らむようになる。
○眼瞼に小さな点状の脂肪のようなものがある
マイボーム腺梗塞と呼ばれる。
マイボーム腺とは、眼瞼の瞼板にある脂肪の分泌腺で、涙液の蒸発を防ぐ役割を担う脂肪(脂)層を構成する。睫毛の生え際に開口部があり、そこが詰まる事でニキビのような丘疹を呈するようになる。
よって、マイボーム腺梗塞は乾性角結膜炎の原因となり、又、慢性の感染症を引き起こし眼瞼結石の原因にもなる。
急性の炎症を起こすと麦粒種を合併する。
眼瞼の温罨法が有効である。
○黒目に白い三角形の膜がある
翼状片と呼ばれる。原因は、乾性角結膜炎・紫外線への過剰曝露・異物飛入・CL障害等の慢性的な角膜びらんで、生体の防御反応の一種である。
○黒目の横に黄色い斑点がある
瞼裂斑と呼ばれる。原因は、乾性角結膜炎等によって起こる結膜乾燥による結膜の角化である。
乾燥は3−9方向の瞼裂に一致した場所に出来る事から瞼裂斑と呼ばれる。
○目ヤニ
結膜炎の症状である。
乾性角結膜炎では朝に。アレルギーや感染症では午後に多く見られる。
涙嚢炎では、粘着性の透明な分泌物が見られる。
○目や目の周りの痛みと頭痛
三叉神経痛と呼ばれる。
顔面と前頭部の知覚は三叉神経V1眼神経が支配しており、走行が長く根元が共通な為に、目に異常が無くても、頭痛と伴ってしばしば目や目の周りに痛みが生じる。
つまり、頭痛が内科で異常無く続く場合は眼科での診察を勧めるべきである。
○CLが上にずれるようになった
原因は、巨大乳頭結膜炎で、眼瞼の裏側に小さなイボ上の丘疹が増殖するアレルギー反応の一種である。
当然アトピー患者に多いが、手入れに不十分なCL装用者にも多く、結果、CLが上にずれるようになったという訴えが聞かれるようになった。
○霧がかかってみえる
霧視と呼ばれる。原因は、角膜混濁・虹彩炎等といった前眼部の炎症であるが、白内障・網膜剥離等でも、霧がかった/カーテンがかかったように見えるという自覚症状が聞かれる。
○光の周りに虹の輪が見える
光輪視と呼ばれる。原因は、急性緑内障・CL長期装用等がある。
眼圧が急激に上昇すると角膜に浮腫が形成される。よって、角膜で複屈折が生じ、暗い所で強い光を見ると虹が見えるようになると考えられている。
○物が二重に見える
複視と呼ばれる。通常、単眼性か両眼性かを区別するが、ここでは両眼性で所謂斜視による複視とする。
複視の自覚は、先天性斜視では通常、抑制によって無い。よって、複視が生じている時点で後天性である可能性が非常に高く、その斜視のタイプも麻痺性斜視である事が殆どとなる。所謂「大人の斜視」である。
原因は、脳神経障害疾患が多くを占めるがその限りではない。
例えば、脳卒中・脳腫瘍・髄膜炎・脳炎・多発性硬化症・神経炎・高血圧症・糖尿病・動脈硬化症は、中枢性及び末梢性神経障害。
重症筋無力症・外眼筋ミオパシーでは、筋側の受容体や筋の異常。
甲状腺機能亢進症・副鼻腔疾患では、眼筋の炎症や圧迫。
中耳炎等がある。
先天性斜視について述べると、乳児内斜視・調節性内斜視・間歇性外斜視・眼性斜頚(先天性上斜筋麻痺)がある。
○月が三重に見える
単眼複視と呼ばれる。原因は、円錐角膜・白内障・乱視未矯正・水晶体脱臼・緑内障・虹彩炎等がある。
○充血・乾燥感・灼熱感・羞明・異物感・鈍痛・掻痒感がある
原因は、乾性角結膜炎である。
○光・閃光が走る
閃輝症・光視症と呼ばれる。原因は、網膜剥離等である。後部硝子体剥離でも網膜が牽引される事で一瞬光視症が生じる事がある。
○物が歪んだり曲がって見える
変視症・湾視症と呼ばれる。原因は、加齢黄斑変性症・糖尿病網膜症・網膜剥離・網膜静脈閉塞症(嚢胞様黄斑変性を伴う場合)等がある。
○中心が見えない
中心暗点と呼ばれる。原因は、加齢黄斑変性症・虚血性視神経症・黄斑円孔等がある。網膜静脈閉塞症では、小視症を伴います。
○虫が飛んでいるように見える
飛蚊症と呼ばれる。原因は、後部硝子体剥離が多い。他にも、ブドウ膜炎の炎症性物質の硝子体進入や硝子体出血がある。網膜剥離では、光視症の後に大量の飛蚊症が生じる。
○視野狭窄
虚性暗点である。
虚性暗点には特徴的なものと不定(網膜出血や浮腫・剥離と一致した虚性暗点)なものとがある。
特徴的な虚性暗点を持つものは、緑内障・虚血性視神経症・網膜色素変性症等がある。
不定なものは、糖尿病網膜症・高血圧性網膜症・網膜静脈閉塞症・イールズ病・網膜剥離等がある。
○夜盲
原因は、網膜色素変性症がある。
○激しい頭痛/眼痛・充血・羞明・目の霞み・光輪視がある
原因は、急性緑内障がある。
○ノコギリ/歯車のようなチカチカ光るものが回っている
閃輝性暗点と呼ばれる。
偏頭痛を伴うものは、視中枢を栄養する血管に何らかが起因となる痙攣収縮によって起こる。
偏頭痛を伴わないものは、脳梗塞・脳腫瘍・脳動静脈奇形が原因となる事があるので、偏頭痛を伴わない中高年の閃輝性暗点が訴えられた場合、専門医への診察を勧めるべきである。

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