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法華経の真髄(生きた法華経)コミュの『薬草喩品』を前に・・・

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大騒ぎさまにご教授いただいて、少しばかり時間が取れましたので、三ヶ所・・・

行かせて頂きました・・・。


何の目的も持たずに出向く・・・中々ないことですよね。始めての経験でした。

と、いうよりも何だか新鮮な面持で、大変貴重な時間を過ごさせていただくことできました。

三箇所別々に書きますと、また、大変長くなりそうですので・・・

出来るだけ、簡素に述べさせていただきます。


さて、鶴凛が感じましたことは、何れの場所共に『生・老・病・死』というものが

はっきりと、脈々と存在している・・・ということでした。

この、存在というものは、今までに感じたことの無いくらいに大きなものとして

感じることになりました。

そして、初めに述べましたとおりに、私達は、本当に様々な『差別』をもっておりますが

その差別に関係なく、一人一人が、皆平等にこの『生・老・病・死』を抱えた存在である・・・

と、いうことを、改めて実感しました・・・。

そして、皆、『生きる』・・・ということに、非常な願いを持っている・・・ということでした。

何だか、今更なんですが・・・大変深く感じてしまいました。

そして、何よりも、そのことに対して、何かしら大きな尊い存在を感じずにはいられませんでした。

この『生・老・病・死』と『生きる』という営み自体に何かしらの大きな尊い存在を感じました。

そしてまた、それらの処にいらっしゃった方々は、確かに様々な差の元で暮らしを立て

様々な思いでそれらの場所に来られておられます。

患者さん・その家族・お医者さん・看護士さん・事務の方・清掃の方・参拝者・僧侶・

神主さん・巫女さん・学生の方・教授・助教授・講師・助手・・・・立場も思いも

生活の土台も・・・皆、様々です・・・

何を思い・何を願い・何を良しとし・何を悪しとし・・・

そこに来る・在る思いも、目的も本当に様々です・・・

その、様々なんですが、一つだけ共通の願いというか・・・思いというか・・・を

思ったのです・・・。それはやはり、『生きる』『生きていく』・・・ということです。

『生きていこう』とする大きな営みです。

そして、互いが互いに知ってか、知らずか・・・

自身が『生きていく』という行為の中に『他人を生かしていく』という行為が確かにあるのだ・・・

と、いうことをこれも改めて見出す事になりました。

『屍』は、次の『生』を生み出す基となります・・・生き様・有り様の鑑です。

『聖』なるものは、『正しく生きる』ことへの守護をなされます。

鶴凛は、何か全てのものが、あらゆる一切が、営みが、この『生』『生きる』というものに集約されていて、

何か、一つの、目に見えない、とてつもなく大きな大きな存在を感じないではいられませんでしたし、

そのとてつもなく大きな大きな存在に確かに包まれていて、その大きな尊い存在に

ただただ、『生かされている』のみなんだなぁ・・・ということと、

そのとてつもなく大きな尊い存在は、何処にあっても全く同じものなんだなぁ・・・

と、実感して参りました。


本当に稚拙な鶴凛の感想です・・・。


大騒ぎ様・・・如何でございましょうか・・・。


もし、よろしければ、『妙法蓮華経薬草喩品第五』をトピ立て頂きまして、ご解説など

頂けましたら、誠に在り難いことです。宜しく願い致します。

コメント(6)

鶴凛さんへ

大きなものか?小さなものか?は、観方でしょうけれど、
地球上で生まれた全ての生命体に共通するのは
?.常に太陽光から浴びせられる膨大なエネルギーで補給されていること
?.地球は磁場を持っていて、全生命体の活動を太陽風から守っていること
?.生命体相互の「分離」に縁って、活動に差異が生じる
?.他の生命体の生存活動の代謝物を出し、他生命の栄養源とリサイクルされる
?.膨大な珪素と窒素と僅かな二酸化炭素と水の地球は、重金属保有から考えて
  7代目超新星爆発後の世界の集積体と云える
?.酸素は何処から得られるのか?は、葉緑素保有の生命体の登場からとなる
?.水は何故飲めるか?は陸地に植物群が繁殖して保有・浄化を担っているから

?〜?については、現代の理科の図鑑の噺を掻い摘んで書きましたが、
是等が整って初めて、生命体の「進化説」は、チョイトした環境変化を契機に
進みます。

肩すかし。。。と思われると辛いですが。。。
妙法蓮華経の薬草譬品では、「雨」と「晴天」の二つの刺激が天空から在った
だけなのですが、個別生命体は生育条件の中で、「最善を為すシステム」を
作動させているのですね。
逆に書きますれば、アタマを持っている人間の様な、其の都度「迷ったり・悩んだり」は
していないのです。

植物は移動出来ないですが、動物は捕食の為に縄張りを決めて餌場を確保しようと
してます。
植物と動物の違いは移動ですが、其の分「寿命の違い」も在ります。

さて動物です。動物の一種の人類は肌や眼の色、言語で差異を決めていますが、
人類に最初の恩恵を与えたのは、牧畜と農業でしょう。
(食糧の安定確保の為の老若男女の民衆の中での躯体や手先の差異に拠る分業です)

現代社会も得手・不得手が誰にでも在りますので、職とは「食・住・衣」を他の
分業者から容易に得る為の貨幣制度と云うシステムでの恩恵です。

植物群・動物群の中の競争・生態や稀な互恵関係の集積を人類こそが研究して、
現在のところでは「善かれとした技術」で廻っています。

思考範囲を日本人に絞りましょう。

日本人は「鍍金」「板金」「研磨」「塗装」「IT基礎研究」と其れを支えた
重厚長大産業群や軽薄短小産業のミックスで、今日もあります。

其処で、自分は何処の分業の何処の組織体(組合)の一員として
「時間を費やして付加価値」を企業(生活者)に与えて、
「生活の糧」(御給金)を戴いているのでしょうか?

詰まる所は、自分の「立ち位置」≒「刷り込み記憶の再処理と新刺激の整理」を
いつも忘れずに行うことです。
妙法と云う「金言」を「雨」・「日光」と云う自然現象其の侭に譬えて、
生命体を生命体足らしめる。。。迷い無き己へと修正を促す「方便」として示現
したモノと見るのは可能ではないでしょうか。

妙法蓮華経薬草喩品第五についてですが、アタシの読み方を載せます。
チョイト分割掲示になりますけれど。。。

<薬草喩品:全文>其の壱
(さて十大弟子様方の譬話をお聞きになられた御釈迦様は大変に慶ばれた)
(ご様子です。側近のお弟子様に於かれましては正に解られちゃった。。。)
(のでしょう。
爾の時に世尊、摩訶迦葉及び諸の大弟子に告げたまわく、善哉善哉、迦葉、
善く如来の真実の功徳を説く、誠に所言の如し。
如来復無量無辺阿僧祇の功徳あり。汝等若し無量億劫に於て説くとも
尽くすこと能わじ。
迦葉当に知るべし、如来は是れ諸法の王なり。
若し所説あるは皆虚しからず。
一切の法に於て、智の方便を以て之を演説す。
其の所説の法は、皆悉く一切智地に到らしむ。
如来は一切諸法の帰趣する所を観知し、亦一切衆生の深心の所行を知って、
通達無碍なり。
又諸法に於て究尽明了にして、諸の衆生に一切の智慧を示す。

(本当に慶ばれておられるのですねぇ。)

<薬草喩品:全文>其の弐
(そして御釈迦様の直に御説き為される有名な方便→『譬話』でございます)
(アタシは、此処で想うのは「感受法」についてです)
(先ず『三千大世界』の言葉遣いですが、是はニンゲン世界のみを指しては)
(いないってコトです。)
(三千大世界とは『今生かされている処の摩訶不思議な娑婆世界の全て』と)
(読むしか無くって、其処に『妙法蓮華経』という法雨が降り注げば、)
(様々な為すべき結果が、当たり前の様に実現される。)
(其れは、如何様なモノゴトが吾身に起ころうとも、須らくは)
(「諸仏・諸菩薩の縁により吾を諭しめん」とする『胆力』を説いている)
(と想ってます)

迦葉、譬えば三千大千世界の山川・渓谷・土地に生いたる所の卉木・叢林
及び諸の薬草、種類若干にして名色各異り、密雲弥布して普く
三千大千世界に覆い、一時に等しく澍ぐ、其の澤遍く卉木・叢林
及び諸の薬草の
「小根・小茎・小枝・小葉・中根・中茎・中枝・中葉・大根・大茎・大枝・大葉」に洽う。
諸樹の大小、上中下に随って各受くる所あり。
一雲の雨らす所、其の種性に称うて生長することを得て、華果敷け実なる。
一地の所生・一雨の所潤なりと雖も、而も諸の草木各差別あるが如し。

<薬草喩品:全文>其の参
(有難いのは誰にでも解る時が来る。。。と、読める比喩でございます)
迦葉当に知るべし、如来も亦復是の如し。
世に出現すること大雲の起るが如く、大音声を以て普く世界の天・人・阿修羅に
遍ぜること、彼の大雲の遍く三千大千国土に覆うが如し。
大衆の中に於て是の言を唱う、我は是れ
「如来・応供・正遍知・明行足・善逝・世間解・無上士・調御丈夫・天人師・仏・世尊」
なり。
未だ度せざる者は度せしめ、未だ解せざる者は解せしめ、
未だ安せざる者は安せしめ、未だ涅槃せざる者は涅槃を得せしむ。
今世後世、実の如く之を知る。
我は是れ『一切知者・一切見者・知道者・開道者・設道者』なり。
汝等 天・人・阿修羅衆、皆此に到るべし、法を聴かんが為の故に。
爾の時に無数千万億種の衆生、仏所に来至して法を聴く。
如来時に是の衆生の
「諸根の利・鈍・精進・懈怠」を観じて、其の堪うる所に随って、
為に法を説くこと種々無量にして、皆歓喜し快く善利を得せしむ。
是の諸の衆生、是の法を聞き已って、現世安穏にして後に善処に生じ、
道を以て楽を受け、亦法を聞くことを得。
既に法を聞き已って諸の障碍を離れ、諸法の中に於て力の能うる所に任せて、
漸く道に入ることを得。
彼の大雲の一切の卉木・叢林及び諸の薬草に雨るに、
其の種性の如く具足して潤を蒙り、各生長することを得るが如し。
如来の説法は一相一味なり。
所謂『解脱相・離相・滅相』なり。 究竟して一切種智に至る。
其れ衆生あって如来の法を聞いて、若しは持ち読誦し説の如く修行するに、
得る所の功徳自ら覚知せず。
<薬草喩品:全文>其の四
(此処で娑婆世界の如来→御釈迦様の洞察が明示されております。)
(妙法蓮華経をカラダで解ろうとすれば善いのかな〜?と想います)
所以は何ん、唯 如来のみあって、此の衆生の
? 種・? 相・? 体・? 性、? 何の事を念じ、? 何の事を思し、
? 何の事を修し、? 云何に念じ、? 云何に思し、? 云何に修し、
? 何の法を以て念じ、? 何の法を以て思し、? 何の法を以て修し、
? 何の法を以て何の法を得ということを知れり。
衆生の種々の地に住せるを、唯如来のみあって実の如く之を見て明了無碍なり。
彼の卉木・叢林諸の薬草等の、而も自ら上中下の性を知らざるが如し。
如来は是れ一相一味の法なりと知れり。
所謂『解脱相・離相・滅相・究竟涅槃・常寂滅相』にして終に『空』に帰す。
仏是れを知り已れども、衆生の心欲を観じて之を将護す。
是の故に即ち為に一切種智を説かず。

<薬草喩品:全文>其の五
(此処でアタシの好きな文字『解る』が使われてます。)
(「解る」とは己の立脚点と見据えるべき方向性を同時に掴んで)
(経験を積んで漸く実感するコトと想ってます。)
汝等迦葉、甚だ為れ希有なり。
能く如来の随宜の説法を知って、能く信じ能く受く。
所以は何ん、諸仏世尊の随宜の説法は、解り難く知り難ければなり。
爾の時に世尊、重ねて此の義を宣べんと欲して、偈を説いて言わく、

☆ 有を破する法王 ?世間に出現して  ?衆生の欲に随って
  ?種々に法を説く

(此処は御釈迦様が永年為さって来た対機説法ですね)

<薬草喩品:全文>其の六
(此処で『八正道』を修得させる過程が書かれてあります。)
(。。。「八正道」。。。最初に挙げられているのですが、)
(実は最後の修行でもある最難関の感得法。。。『正見』。。。を)
(修得させるのです。)
☆ 如来は尊重にして 智慧深遠なり
☆ 久しく斯の要を黙して 務いで速かに説かず
☆ 智あるは若し聞いては 則ち能く信解し
☆ 智なきは疑悔して 則ち永く失うべし
☆ 是の故に迦葉 力に随って為に説いて
☆ 種々の縁を以て 『正見』を得せしむ

<薬草喩品:全文>其の七
(平等大慧一乗:妙法蓮華経が『甘露の法雨』であり、其の対象のニンゲンを)
(植物さんに譬えてます)

☆ 迦葉当に知るべし 譬えば大雲の
☆ 世間に起って 遍く一切を覆うに
☆ 慧雲潤を含み 電光晃り曜き
☆ 雷声遠く震いて 衆をして悦豫せしめ
☆ 日光掩い蔽して 地の上清涼に
☆ 靉靆垂布して 承攬すべきが如し
☆ 其の雨普等にして 四方倶に下り
☆ 流澍すること無量にして 率土充ち洽う

<薬草喩品:全文>其の八
(『 』の処で涙しちゃうのはアタシに限らないでしょう。)

☆ 山川険谷 幽邃に生いたる所の  卉木薬草 大小の諸樹
☆ 百穀苗稼 甘蔗葡萄  雨の潤す所 豊かに足らざること無く
☆ 乾地普く洽い 薬木竝に茂り  其の雲より出ずる所の 一味の水に
☆ 草木叢林 分に随って潤を受く  一切の諸樹 上中下等しく
☆ 其の大小に称うて 各生長することを得
☆『 根茎枝葉 華果光色  一雨の及ぼす所 皆鮮沢することを得 』
☆ 其の体相 性の大小に分れたるが如く  潤す所是れ一なれども
☆ 而も各滋茂るが如く
☆ 仏も亦是の如し 世に出現すること
☆ 譬えば大雲の 普く一切に覆うが如し
<薬草喩品:全文>其の九
(ヒトとして示現すれば。。。というコトですねぇ。)
(『諸法の實』を分別して演説為されたのです。)
(クマラジュウ様の『十如是』意訳の出典を此処に見るのです。)
☆ 既に世に出でぬれば 諸の衆生の為に  諸法の實を 分別し演説す
☆ 大聖世尊 諸の天人  一切衆の中に於て 是の言を宣ぶ
☆ 我は為れ如来 両足の尊なり  世間に出ずること 猶お大雲の如し
☆ 一切の 枯槁の衆生を充潤して  皆苦を離れて 安穏の楽
☆ 世間の楽 及び涅槃の楽を得せしむ

<薬草喩品:全文>其の壱拾
(さて「天人衆」≒「パワフルユニット・自然現象」とアタシは見做してますが)
(諸天善神への御釈迦様の御説教でございます。)
☆ 諸の天人衆 一心に善く聴け  皆此に到って 無上尊を覲るべし
☆ 我は為れ世尊なり 能く及ぶ者なし  衆生を安穏ならしめんが 故に世に現じて
☆ 大衆の為に 甘露の浄法を説く  其の法一味にして 解脱涅槃なり
☆ 一の妙音を以て 斯の義を演暢す  常に大乗の為に 而も因縁を作す

<薬草喩品:全文>其の壱拾壱
(ワタシからすれば、諸天善神を観るのも人界を診るのも差異は無く)
(神々が其の住まう特異世界でアンノンとしては駄目と説かれてますです)
☆ 我一切を観ること 普く皆平等にして  彼此 愛憎の心あることなし
☆ 我貧著なく 亦限碍なし  恒に一切の為に 平等に法を説く
☆ 一人の為にするが如く 衆多も亦然なり  常に法を演説して 曾て他事なし
☆ 去来坐立 終に疲厭せず  世間に充足すること 雨の普く潤すが如し
☆ 貴賎上下 持戒毀戒  威儀具足せる 及び具足せざる
☆ 正見邪見 利根鈍根に  等しく法雨を雨らして 懈倦なし

<薬草喩品:全文>其の壱拾弐
(諸天善神であっても法華経を修行すれば、其の備わったる「奇特な力」の)
(増強を伴って境遇も変る、と説かれてます。)
(帝釈天・梵天・日月明星天子、又は、諸王に処遇されるが)
(「小の薬草≒マダマダ」とされます。)
(其れは。。。「自分ダケの転生」では、進展は其れ留まり。。。だからでしょう)
☆ 一切衆生の 我が法を聞く者は  力の受くる所に随って 諸の地に住す
☆ 或は人天 転輪聖王  釈梵諸王に処する 是れ小の薬草なり

<薬草喩品:全文>其の壱拾参
(六神通を起こして三明を得て、禅定を体得しても、解ったコトには)
(成らないのです。其れは。。。「自分ダケの解明」。。。では、精進が)
(其れまでだからでしょう。)
☆ 無漏の法を知って 能く涅槃を得  六神通を起し 及び三明を得
☆ 独山林に処し 常に禅定を行じて  縁覚の証を得る 是れ中の薬草なり

<薬草喩品:全文>其の壱拾四
(御釈迦様の教えを深く捉え「自分が成仏しようと決意して精進する」で)
(本物の薬草として、諸々の生物を援(タス)けるパワフルユニット足るべし)
(と説かれている様子です。)
☆ 世尊の処を求めて 我当に作仏すべしと  精進定を行ずる 是れ上の薬草なり

<薬草喩品:全文>其の壱拾五
(さて仏の弟子は、修行を継続しつつ、いつしか自分も必ず仏となり)
(三千大世界の何処でも照らし、法雨を降らすコトは疑いなしと)
(諸天善神よりも上に評価を為さっております。)
☆ 又諸の仏子 心を仏道に専らにして  常に慈悲を行じ 自ら作仏せんこと
☆ 決定して疑なしと知る 是れを小樹と名く

<薬草喩品:全文>其の壱拾六
(其の仏弟子は、次第に神通力を得て、縁在るを以って出遭った方々を)
(漏れなく諭し『四諦説法』・『十二因縁』・『六波羅蜜』と段階的に)
(示して、漸く自分と似寄りの境遇に導かんとするのです。)
(斯様な方々を仏弟子の中でも『菩薩』と称し、成仏の直前段階に居ると)
(賞賛するのです。)
☆ 神通に安住して 不退の輪を転じ  無量億 百千の衆生を度する
☆ 是の如き菩薩を 名けて大樹と為す
<薬草喩品:全文>其の壱拾七
(此処等辺からキリ迄が『薬草喩品』の要でしょうか。)
☆ 仏の平等の説は 一味の雨の如し  衆生の性に随って 受くる所不同なること
☆ 彼の草木の 稟くる所各異るが如し  仏此の喩を以て 方便して開示し
☆ 種々の言辞をもって 一法を演説すれども  仏の智慧に於ては 海の一滴の如し
(アタシは。。。喩話は海の如く無尽蔵に在れども「娑婆世界」では、斯様に説いた。)
(実は、三千大世界でのヒトツに過ぎず、如来の得たる法則は無尽蔵に)
(応用される、と読んだです。)

<薬草喩品:全文>其の壱拾八
(三千大世界におわす諸仏の説法は、其処に生きとし生ける全てのモノの)
(希求する「本物」を適えると読んだです。)
☆ 我法雨を雨らして 世間に充満す  一味の法を 力に随って修行すること
☆ 彼の叢林 薬草諸樹の  其の大小に随って 漸く増茂して好きが如し
☆ 諸仏の法は 常に一味を以て  諸の世間をして 普く具足するを得せしめたもう

<薬草喩品:全文>其の壱拾九
(今迄の因縁(修行)の暁として、諸仏の説ける仏法を直に聞くを以って)
(薬草たる身は、其の『實』を適えるのでしょう。)
☆ 漸次に修行して 皆道果を得  声聞縁覚の 山林に処し
☆ 最後身に住して 法を聞いて果を得る
☆ 是れを薬草の 各増長することを得と名く

<薬草喩品:全文>其の弐拾
(菩薩は、三界を見据えて 縁在る者を諭しめ続けて 諭すを以って)
(又、智慧を育むことが、其の『實』を適えるのでしょう。)
☆ 若し諸の菩薩 智慧堅固にして  三界を了達し 最上乗を求むる
☆ 是れを小樹の 而も増長することを得と名く

<薬草喩品:全文>其の弐拾壱
(自己制御を常に適え、時には人智の及ばざるパワーを体得し『空観』を)
(解って、自ら世界に光(希望)を放ち、衆生へ説法する役目に至るのが、)
(其の『實』を適えるのでしょう。)
☆ 復禅に住して 神通力を得  諸法空を聞いて 心大に歓喜し
☆ 無数の光を放って 諸の衆生を度することある
☆ 是れを大樹の 而も増長することを得と名く

<薬草喩品:全文>其の弐拾弐
(因縁話・譬喩は仏道に入らしめんが為の「方便なのだった」と明らかにされました。)
☆ 是の如く迦葉 仏の所説の法は  譬えば大雲の 一味の雨を以て
☆ 人華を潤して 各実成ることを得せしむるが如し
☆ 迦葉当に知るべし 諸の因縁  種々の譬喩を以て 仏道を開示す
☆ 是れ我が方便なり 諸仏も亦然なり

<薬草喩品:全文>其の弐拾参 (結)
(『最實事』。。。本当のコト。。。で宜しいでしょうね)
(此処では「滅度≒死を以って無に帰する」では無く、次世に繋がると)
(解釈する方が宜しい感じです。)
(アタシは実証の不可能な「前世・次世」を容易には信じないのですが)
(アタシの生あるのは親御の絶えない「生の継承」ですし、次代への)
(継承をするべく一緒に過ごすしているのも実態ですので、斯様な奇跡的な)
(「生の縁起」は在るだろうと想ってます。)
(声聞衆の行っているコトは、実は菩薩道であって、皆がことごとく)
(皆が成仏するのですよ、と御釈迦様は、出家や在家の差異も無く)
(「成仏を授記」(確約)為されたのです。)
(妙法蓮華経が『大乗仏教の経王』とされる真骨頂でしょうね。)
☆ 今汝等が為に 最實事を説く  諸の声聞衆は 皆滅度せるに非ず
☆ 汝等が所行は 是れ菩薩の道なり  漸漸に修学して 悉く当に成仏すべし

(此処までを以って結びですが、振り返れば、森林(≒自然)の中では)
(様々な生命が其の「奇蹟的な生」を、存在し得る環境に対応してこそ)
(調和が保たれている。)
(其々の生命体は、相互には「半ば競争・半ば共存」⇔「實は共生」)
(。。。という自然科学を説いているとも読めます。)
(其れは『曼荼羅大世界画』という技法で、一発表記する宗門の派生した)
(根拠の重要部分でもあります。→金剛界[宇宙・外界]・胎蔵界[生命・精神])
(佛教の佛教たる由縁でしょうけれど、此処で説かれているのは)
(「(今の境遇に)否定の無い、今生での精進のベクトル解説」でしょう。)
(一事が万事。。。是を『一念三千』と読み返して)
(「奇蹟の生に彷徨うこと無く、感謝し、其れを謳歌し」)
(「更なる精進のベクトルを見据えて、焦らず驕らず進む為に」)
(「生まれ出でたもうなるが吾身なり」と、刹那・刹那に躍っている心身を)
(制御する。)
(そして『新たなる吾身が共に在ると捉え直す観想法』かな?と想ってます。)
南 無 妙 法 蓮 華 経   南 無 妙 法 蓮 華 経   南 無 妙 法 蓮 華 経
>大騒ぎ様

ご多忙の中、大変有難うございます。

それから、決して肩透かし・・・なとどは、思っておりません。

本当に御意見頂いて大変有難うございます。

書き込んで頂きました内容を熟読させて頂きます。

また、鶴凛なりの感想、書かせていただきます。

本当にお手間を取らせてしまって、申し訳ありませんでした。

また、宜しくお願い致します。




そして、このコミュにご参加いただいている方々にも

どしどし、書き込み頂けましたら嬉しいかぎりです。

宜しくお願い致します。

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