岡崎宏三カメラマンコミュの岡崎宏三の作品たち

岡崎宏三カメラマンの作品について、
動画サイトから関連情報を紹介するトピックです。

動画だけでなく、文字や画像など諸々の資料をアップしたいと思います。

岡崎宏三：日本映画データベース
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0048340.htm

コメント(13)

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[1] mixiユーザー 07月30日 09:57

岡崎宏三の日本映画データベースをもとに、作品順に関連情報を紹介します。
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0048340.htm

[2] mixiユーザー 07月30日 09:58

紹介するのは動画が中心ですが、
動画がない作品は、テキストや画像などで紹介したいと思います。

[3] mixiユーザー 07月30日 10:32

模範孝女の殺人

製作：新興キネマ（東京撮影所）　
1939.08.13　大阪朝日座
8巻 1,955m 白黒

監督：青山三郎
脚本：陶山密
原作：高見正雲
撮影：青島順一郎、岡崎宏三
出演：真山くみ子、淡島みどり、草島競子、新田実、浦辺粂子、宇佐美淳

【関連サイト】
新興キネマ-Wiki
https://ja.wikipedia.org/?curid=326362

※（左）真山くみ子　https://ja.wikipedia.org/?curid=2606913
　（中）浦辺粂子　　https://ja.wikipedia.org/?curid=253367
　（右）宇佐美淳　　https://ja.wikipedia.org/?curid=1544972

[4] mixiユーザー 08月20日 10:38

愛の記念日

製作＝新興キネマ（東京撮影所）　
1940.02.11　大阪朝日座
8巻 2,001m 白黒

監督：伊奈精一
脚本：陶山密
原作：陶山密
撮影：岡崎宏三
美術：新藤兼人
出演：山路ふみ子、井上清、植村謙二郎、平井岐代子、日下部章

※（左）山路ふみ子　https://ja.wikipedia.org/?curid=1436345
　（中）新藤兼人　https://ja.wikipedia.org/?curid=147748

[5] mixiユーザー 09月24日 13:25

誰か故郷を思はざる

製作＝新興キネマ（東京撮影所）　
1940.04.11　大阪朝日座
6巻 1,602m 白黒

監督：伊奈精一
脚本：高岩肇
原作：高岩肇
撮影：岡崎宏三
音楽：斎藤一郎
美術：丸茂文孝
出演：淡島みどり、若原雅夫、逢初夢子、井上清、加藤精一

※（左）若原雅夫　https://ja.wikipedia.org/?curid=4204222
　（中）逢初夢子　https://ja.wikipedia.org/?curid=1589418
　（右）加藤精一　https://ja.wikipedia.org/?curid=2723265

[7] mixiユーザー 10月28日 18:12

太平洋行進曲

製作＝新興キネマ（東京撮影所）　
1940.05.15　大阪朝日座
8巻白黒

監督：深田修造、曽根千晴
脚本：村上徳三郎
原作：村上徳三郎
撮影：青島順一郎、岡崎宏三
出演：山路ふみ子、加賀邦男、梅村蓉子、加原武門

※梅村蓉子（写真）　https://ja.wikipedia.org/?curid=2017568
　曽根千晴　　　　　https://ja.wikipedia.org/?curid=1315973
　加原武門　　　　　https://ja.wikipedia.org/?curid=2688653

[8] mixiユーザー 12月24日 14:47

病院船

製作＝新興キネマ（東京撮影所）　
1940.05.30　大阪朝日座
5巻 1,251m 白黒

監督：今村貞雄
脚本：陶山密
原作：大嶽康子
撮影：青島順一郎、岡崎宏三
出演：中川栄三

【参考サイト】
「病院船」大嶽康子～戦時中の従軍看護婦の実態
http://ptnaandizumi.blog.jp/archives/13671738.html
写真：「病院船」大嶽康子・著　1939年11月15日発行

[9] mixiユーザー 01月14日 10:22

↑[8] のちょっとした解説

「病院船」は劇映画ではなく記録映画だったようです。

本作品の企画・制作を担当だった市川久夫のWikipediaに、「1939年に新興キネマに入社し、宣伝部を経て同社系列の記録映画会社である東京文化映画製作所にて「病院船」の制作を担当」とあります。市川氏はテレビ時代劇のプロデューサーで知られる方で、「鬼平犯科帳」（中村吉右衛門）「雲霧仁左衛門」（山崎努）などが有名です。
https://ja.wikipedia.org/?curid=2450891

監督（構成）の今村貞雄のWikipediaもあり、戦前は新興キネマ東京撮影所の撮影部長（製作部長）、戦後はドキュメンタリー映画の製作会社ラジオ映画、テレビ映画の代表を務めたようです。
https://ja.wikipedia.org/?curid=1931906

[10] mixiユーザー 01月14日 10:54

「病院船」で検索していたら、以下のPDFを見つけました。

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東京国立近代美術館フィルムセンター「映画製作専門家養成講座」
第 6 回 2002（平成 14）年度「岡崎宏三とその仲間たち」（総合プロデューサー：岡崎宏三）
師・青島順一郎と戦前の撮影術
登壇者：岡崎宏三（撮影）＋岡田秀則（東京国立近代美術館フィルムセンター）

開催年月日：2003 年 2 月 26 日（水)
会場：東京国立近代美術館フィルムセンター小ホール

https://www.nfaj.go.jp/wp-content/uploads/sites/5/2022/03/NFAJ_Filmmaker-_Lec_20030226.pdf
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これを読む限り、「病院船」は国立映画アーカイブ（旧・東京国立近代美術館フィルムセンター）に保存されているみたいですね・・見られるんだなあ。

さて、「岡崎宏三とその仲間たち」ですが、ザッと読んだだけでも、岡崎宏三カメラマン人生の初期のことが良く分かります。じっくりと読む価値がありますね！

[12] mixiユーザー 01月14日 11:33

「岡崎宏三とその仲間たち」には「病院船」について貴重な証言があります。
ここでは「病院船」に関する箇所を抜き出しておきます。

※岡﨑＝岡崎宏三
※岡田＝岡田秀則（東京国立近代美術館フィルムセンター）
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岡田　文化映画で今村貞雄の構成による『病院船』(1940 年)を観ていただきました。『病院船』は、撮影のクレジットは青島キャメラマンだけでしたが、実際には岡崎さんが大きく関わっています。
・・
岡崎　再生フィルムを皆さんご存じないと思います。フィルムがなくなってきて、映写したフィルムの膜面を全部はがして取っちゃうんです。特殊な水か、何かで。
岡田洗うのですね。
岡崎それでプリント用の乳剤をもう一度塗るわけです。『病院船』は戦中の映画で、再生フィルムで撮りました。後から塗った薬が満足に行き渡っていないから、端のほうが白っちゃけて、ずっと縞みたいに見えたんです。貴重なフィルムだから、これも取り合いでしたね。音楽ダビングとかラッシュはほとんど再生でした。当時、輸入がだんだんできなくなって、使ったフィルムを洗ってもう一度使ったのです。
・・
岡田　新興キネマも、東京文化映画製作所という、文化映画部を作って量産するようになりました。1939年頃から始まるので、『病院船』の 1940 年は軌道に乗った頃だと思いますが、かなり異色だと私は思いました。極めて劇映画的に作られている印象があるからです。構成の今村さんは、どういう方でしたか。
岡崎　今村貞雄って方は松竹出身です。新興キネマは松竹の資本で、上層部、所長もそうですし、製作部、宣伝部、脚本部、松竹系の人が随分来てます。その中に「松竹ニュース」がありまして満洲建国などを撮影したニュースをやって有名なキャメラマンも、劇映画の青木勇さんも参加して、割合にしっかりした文化映画を作ってました。時事ニュースではなく、短篇の文化映画ですね。その製作部でニュース映画の製作を担当していたのが今村貞雄さん。新興キネマの六車修所長に気に入られている人だったのか、新興へ来て製作部長をやった。“文化映画をやりたい”という意欲を非常に持ってたんじゃないですか。その頃ほんとに、フィルムがなくなり、情報局によりゃあ弾丸なんだから、つまらない映画撮ったってフィルムは出さないと。映画の尺数も決まってたんじゃないですか。
・・・
岡崎　その頃は理研映画や芸術映画社とかいろいろなプロダクションがあり、結構いい映画を作ってます。東宝の亀井文夫さんの一連の作品もその頃でしょう。それでわが社は急遽、はっきり言えばフィルムをもらうために、市川久夫さん、晩年『鬼平犯科帳』（1969 年放送開始）のプロデューサーをやった人を文化映画部長にして作ろうと企画を立てたのが、今村さんです。劇映画臭いのは、あの脚本（ホン）を書いたのはメロドラマ専門の陶山密さんという会社の座付きの脚本屋さんだから。手を振ってるシーン、それから突然雪が降ったんですけど、3 月に上海の埠頭で患者を乗せるあたりだけが、純粋のドキュメンタリーです。新興キネマ独自の劇映画的文化映画、現地映画と称して、私はあと単独で 2 本受け持ってそういう映画を作ったんです。その第 1 作が『病院船』。実際、宇品の軍港から出航したハクサン丸という、第一次欧州大戦でドイツから接収した船で、エンジンが多少傾いてるのか、常に曲がって走ってる。上海の病院を借りてます。兵隊の芝居を今観るとぎこちない、リアルさがない。みんな頼んでやってますから。連れていった看護婦も 4 名ばかり女優です。きれいすぎます。今あんなの撮っちゃ駄目ですね。目的は兵隊さんの慰問が 8 割で、私は B 班で、撮影のない時には手回しの蓄音機を回して、下手くそな踊りをやって兵隊が喜んでくれました。当時はものすごくお客さんが入ってくれたんですが、完成したらどうも反戦的だと、兵隊には見せなかったんです。
岡田　軍の評判は悪かったけど、お客さんの評判はよかった。
岡崎　ええ、よかったんです。フィルムもたっぷり来たんじゃないんですか。そんなことで、お師匠さんはニュース的なものでも、愛機のミッチェル持って行ってるんですよ。私ももう一台、アイモでロングショットとか、全部二人で撮ってるんです。どの作品でもやらせと言うか、ある程度表現的に“これは”というところはやらなければならないけど、各社が撮ってるような純粋な文化映画でなくて、新興キネマ独自の文化映画といっていいんじゃないでしょうか。
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[13] mixiユーザー 02月18日 18:47

狂乱の娘芸人

製作＝新興キネマ（東京撮影所）　
1940.07.14　大阪朝日座
9巻 2,117m 白黒

監督：深田修造
脚本：陶山密
原作：長田幹彦
撮影：岡崎宏三
出演：山路ふみ子、新田実、植村謙二郎、小柴幹治、宮川孝子

※植村謙二郎　https://ja.wikipedia.org/?curid=1853320

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