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フルートの歴史ロマンコミュのロマン派のフルート音楽

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ロマン派のフルート音楽 といって皆さんが思いつく曲ってありますか?
シューベルトの萎める花の主題による変奏曲。ドップラーのハンガリー田園幻想曲
ほかにはどうでしょう。
ロマン派の時代のフルートはオーケストラ楽器として活躍しました。ロマン派といえば(ベートーヴェン 後期)、メンデルスゾーン、ベルリオーズ、シューマン、ブラームス、ワーグナー マーラー Rシュトラウスらによる大規模なオーケストラ曲 (交響曲 交響詩楽劇)が多数書かれたことは皆さんご存知だと思います。
ロマン派の時代は実は今は忘れかけられている大変技巧的なフルートのソロ曲もかかれています。主にそちらは貴族の婦人方が主催するサロンと呼ばれる広い芸術の交流会で発表されました。サロンでは詩人が詩をよみ 哲学者は哲学を語り 音楽家は音楽を奏で 互いにそれについて議論をし互いを磨くとともに芸術をたのしんでいたのです。サロンではその当時流行っていた主にイタリアのオペラロッシーニらの親しみ易い アリアを技巧的に変奏していく変奏曲が多く作られました。
この時代のフルーティストで有名なJ L Tulouの作品はは今 本当にフルートの発表会かコンクールでしか吹かれません。どちらかと言うと鑑賞用というよりは自分の技術を見せつけるような華々しさがあります。
テュルーの生きた時代は1キーのフルートから4キー 5キー 6キー 8キー12キー フルートパーフェクショネ(テュルーが開発した テュルー曰く完全なフルート) ベーム式フルート(1832年1847年システム←これについてはまた別の機会に話します)のいりまじった非常にその当時の楽器をすぐ買い換えるフルート吹きにとっては痛い出費の続く時期だったろうなと推測したりします。僕やフルーティストの有田正広先生等 時代の音楽をその当時の楽器を使用することによって演奏が生き生きし ドラマが生まれると考えるタイプの音楽家にとってロマン派ほどいりくんだ時代はないでしょう。 もっとも有田先生などはバロック クラシックフルートでも製作家、使われていた 地域 作曲家の意図した、又は使っていた楽器を演奏する際に考慮されるのでバロックだけでも何本持っておられるのか 羨ましい。 話しがそれにそれました。 テュルーシステムのフルートとベーム式のフルートの対立についてはまた次回

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