【Lil'B公認】〜ﾘﾙｺﾐｭ〜コミュのLil'B 1st ALBUM『今、キミへ・・・』全曲楽曲解説

皆さん
ご無沙汰しています。
待ちに待ったＬｉｌ’Ｂの１ｓｔＡＬＢＵＭが１１日に
リリースされます

１曲１曲にＭＩＥ＆ＡＩＬＡの思いがこもったアルバムが完成したようです。
すべてここに書き込んだことを思いながらＬｉｌ’Ｂを聴いて見て下さい。



キミに歌ったラブソング
Words：MIE、AILA
メインの歌詞をAILAが。
世界で最も大切だった友人を失った悲しすぎる実体験を、スタッフにも内緒で込めるために、『ラブソング』というオブラートに包んだ一曲。
正に、自分と『キミ』だけの歌。

当時、入院中だった親友に向けて、贈り続けた切実なメッセージ達。
その数えきれない強い想いを、一つの歌詞にまとめました。
たった一人だけに向けたメッセージなのに、聴くと不思議とこちらまで背中を押してもらったような気持ちになれるメッセージラブソングです。

ちなみに、この曲のミュージックビデオでの「フランダースの犬」とのコラボは歌詞からのインスピレーション。失恋ソングにしては、あまりに切実で重過ぎる･･･
この企画の相談時、AILAが始めてこのリアルストーリーを皆に告白した。
恐らく、このきっかけがなければ、ずっとAILAは内緒のままだったと思います。
雲の上にも届いてほしいと、本当に思います。

ＡＩＬＡさんの切実な思いきっと届くと思いますよ



BLUE SPACE
Words：AILA
転校をした。自分の伝えたい表現方法が分からなくて、孤立してしまった。
AILAの学生時代の日記を元に、歌詞にした。
周囲に対して、うまく自己表現できずに詩や絵ばかり描いていた当時のAILA。
ノートだけには、自分の思うことを表現でき、「見上げた青い空だけにたくさんの希望や空想を描けた」という。
AILAにとって、ノートと空は、感情を救ってくれる場所だった。
タイトルの「BLUE」には、空をイメージしたBLUE、ひとりぼっちの寂しさをイメージしたBLUEが含まれている。
この青い時代は。
自分を表現する方法を見出す、環境を自分で創っていくものという表現者AILAを変えた大きな転換期たったのだと思う。
デビュー前、AILAに会いに行った。あの広島の大きな青空を思い出す･･･


ＡＩＬＡさんの絵は本当に素敵な思いごこもっていると思います
僕はそんなＡＩＬＡさんの絵が大好きです。




願いごと一つキミへ
Words：AILA
この曲の“キミ”はAILAにとって最もかけがえのない存在“母”に向けて贈ったメッセージ。
デビュー前、広島のCLUBに、ダンスイベントを見に行った夜、ステージを終えたAILAがお母さんと一緒にお好み焼きに連れて行ってくれた。
そのときの会話を思い出す・・・。
「AILAがいないと生きていけないの･･･」
「AILAは私の天使なんです」お母さんが急に言いました。
傷ついた母をこれまで何度も、リリックや絵を描くことでで救ってきた。
引っ込み思案なAILAが何故、『表現』をするのか？『創る』のか？
その理由が垣間見えた気がした。

家族愛をこんな風に感じるとは思っても見ませんでした。



オレンジ
Words：MIE、AILA
ちょうど「願いごと一つキミへ」をリリースした１１月から約１年前、デビュー前のMIEとAILAは、それぞれ千葉と広島に住んでいて、メールと電話で、後にデビュー曲となる「オレンジ」の歌詞をやりとりした。
お互いまだ会ったことのない二人が手紙を交わすように。
そんな風に、詞のやりとりで自己紹介するように、Lil’Bが初めて制作した曲です。
まずMIEがメインの詞を書き、AILAがRAPを入れてMIEに返信。
届いたRAPのリリックを見てMIEはLil’Bというユニットに自信を持てたという。
MIEが書ききれなかったコトバをAILAがピッタリと詰め込んで返してきてくれたからという。
Lil’Bとしてやっていくに当たって、二人はまず詞で繋がった。
デビュー以来、歌詞を大切に、メッセージを大切に活動してきた二人の最初の確信となった一曲。


言わずと知れたＬｉｌ’Ｂのデビュー曲


JET★GIRL
Words：MIE、AILA
「美肌一族」の為に書き下ろした一曲。
ちなみにMIEは元ガングロ、AILAは109大好き。ドンキのつけまはマストアイテム!
フロム　ギャルカルチャーな二人を惜しげもなく大アピール!
「マヂ泣ける私のダイエット」なんて歌詞で言えちゃうのってLil’Bぐらいです(笑)
都内のリハスタで、はじめて二人を紹介されたとき、「つけまつげ長っ!
髪すごいボリューム！」第一印象からギャル全開の二人。
そんな二人が歌って、RAPしているのに、新しさをすごい感じました。
「ボーカル・RAPのスタイルだけど、あえてＨＩＰＨＯＰな黒い格好を無理にさせないで自分らしく」って話したとき、二人とも本当にうれしそうにしてました。
この「JET★GIRL」は飾らない二人の姿をそのまま歌詞にした、Lil’Bの自己紹介みたいな曲です。

この曲は願い事一つｷﾐへのカップリングですがノリノリの素敵な
曲です。僕はこんなＬｉｌ’Ｂも大好き



HAPPY SHINING STAR
Words：AILA
急にはじけたくなって、羽を伸ばしてどこかに飛んで行きたくなった時の歌。
学校、バイトのあとの疲れを吹き飛ばしたいさっきまでのモヤモヤも考え事も全てを忘れて少し現実から離れ自由気ままな蝶になった気分。
心に羽をつけて何もない場所へ行く。
空から世界(現実)を見下ろしながら･･･

そんな気持ち誰にでもあるよね〜（笑）



lil luv
Words：MIE、AILA
3月の放課後、卒業を前にした女の子のイメージ

ちなみにLil’Bのラブソングは、幸せ絶頂！という詞は今のところない。
恋して、好きになって、一番幸せなときの、一番強い感情は「不安」
「今のこのときが、ずっと続くのかな。」という不安。
Lil’Bの詞には全て、
（1）「永遠」への不安・希望
（2）変わらない「大切」なもの　というのが共通したキーワードだと思う。
「永遠」に失望したり。不安になったり。
だから、今となりにいる大切な人だけの為に、詞を書く。

いつも切ない詩ほどみんな共鳴するものはないと思います



15
Words：MIE、AILA
小学校のころからAILAは、詩を書くように日記を書き続けている。
この曲はAILAが15才の時の日記をもとにして描かれた。
15才ながらも夢と現実を見比べていた、将来への悩みや不安があり、それでも夢をあきらめたくないという思いがあってそれに対していろいろなアドバイスをくれる大人達の手を素直に借りれず強がっていた頃の思いがつまっている。

光と影の狭間で･･･
子供でもなく、大人でもなく･･

いろんな思いを感じ、いろんな思いをするのがちょうどそのくらいの
年ですよね！？Ｌｉｌ’Ｂの曲はいろんなことを僕に思い出させてくれる



Kiss
Words：MIE、AILA
MIEは、歌入れするにあたって曲のイメージを何日もかけて膨らませてスタジオに入る。作詞だけでなく、「書いた詞をよりイメージ通り表現したい」
MIEはいつもどの曲もそこにこだわる。
だから、これまでアレンジのことで何度もケンカしたし、泣かせてしまった･･･
MIEがメインの詞を担当。先生に恋した女の子。
好きにならない境界線で一人立ち尽くす・・・
実体験かどうかは、秘密です。
オレンジでもそうだが、MIEは女の子の微妙な恋心を素直に恥ずかしげもなく心理描写する。
KISSは、いつもよりもあえて大人の表現にチャレンジした曲
そしてこの曲のアレンジに関してもMIEがこだわりぬいた。
スタジオで朝8時までかけて立会い、エンジニアさんと何度も何度も話し合い、2度のTDを行った。
TDが終わった朝8時、ノーメイクでクタクタでスタジオのソファに座ったまま寝てしまった。

ＭＩＥさんはそんな思いで歌っていたんですね。どの曲の
感情移入がすごい感じられるのはこのせいだったんですね。



となりのメロディ
Words： AILA
BLUE SPACEにもある、転校をした当時のAILAが抱えていた葛藤、親が仕事で会えなくて児童館で一人待っていた時、会いたい人の絵を描いていたコトを想い、描いた。
この曲でも、AILAにとってかけがえない場所『空』が登場する。
たくさんの人が周りにいてくれなくても、会いたい人だけに･･･。
一秒でも長くそばにいて欲しいと願い続けた愛や温もりを求める叫びのうた。

共働きで我が子が最近良く児童館に行っていい？って聞くんで何だか
すごく共感が持てるお話しです。



キミが好きで
Words：MIE、AILA
「ただハッピーじゃない」でも「ストレートなラブソング」
「このままだと綺麗すぎ」とメインの詞を書いたMIEが一言。
サビだけ先にできたところでMIEが言いました。
付き合ったばかりの、不安だったり、混乱したり、「なんで好きになっちゃったんだろう？」って疑問に思ったり、自分で自分をコントロールできなくなるのが、女の子のコイゴコロなのだそう。女心は複雑なんだなぁ〜。
「キミうた３部作」最終章となる一曲に対して。
「ハッピーエンドの映画のエンドロールのような曲にしたい」
ＭＩＥとＡＩＬＡのイメージは明確でした。
そして、まったく力まずに最終章の制作作業に入っていったのが印象的でした。
まずとにかく「好き」という気持ちをまっすぐに何度も何度も伝えるサビ。
実は、こういう歌詞って最近見ないなと思って、うれしくなりました。

これは女性だけではなく　男性も時折同じような感覚に陥る
時があるんです。忘れてしまいそうな思いをまたこの曲で思い出さ
せてもらいました。



Dear･･･
Words：MIE、AILA
『キミうた3部作』の原点となる曲。
説明すると長くなるので、言いませんが。
この曲、一番もめました。そして、泣きました。
MIEが親友に贈るために書いた曲だったから。

たった一人の大切な存在だけの為に深いイメージと、想いの強さを込める。
MIEもAILAも、こういう詞の書き方をします。
だから、大勢にウケようという欲がいつもないんです。
友人との距離感。
これが2人の歌詞なんだって、最初に気づかせてくれた大事な曲。

この曲は一番楽しみです。きっと二人の気持ちが伝わってくる
素敵な曲になっているのでしょう！！


皆さん　長々とすみませんでした。
お付き合い頂きありがとうございます(*＾▽＾*)

Ｌｉｌ’Ｂの１ｓｔＡＬＢＵＭ【今、キミへ・・・】楽しみですね。
たくさんのＬｉｌ’Ｂをこの内容を思い出しながら聴いて見て下さいね