K-1の今後の日程について、8月27日、都内の『新宿FACE』にてFEGの谷川貞治代表が記者会見を開いた。この記者会見では、下半期のWGP、MAX、甲子園それぞれのスケジュールが発表された。 WGP開幕戦はファン投票で決定 まず谷川代表が発表したのは、ヘビー級中心のワールドGP(WGP)シリーズ。今年も、10月2日(土)、韓国のオリンピック第1体育館にて、『K-1 WORLD GP 2010 IN SEOUL FINAL16』が開催される。 出場が決定しているのは、昨年のベスト8ファイターたち。王者セーム・シュルト、バダ・ハリ、ジェロム・レ・バンナ、レミー・ボンヤスキー、エヴェルトン・テイシェイラ、アリスター・オーフレイム、ルスラン・カラエフ、エロール・ジマーマンの8名だ。 だが、レミーに関しては、今週の月曜日(8月23日)に網膜剥離の手術をしたばかり。手術は成功したようだが、「6週間のリハビリ期間があり、残念ながら出場は辞退となります。引退に関しては、リハビリで経過を見て決めるようです」と谷川代表。レミーの術後の経過を見守りたいところだ。 この7名の他に、出場が決定しているのは、ヘビー級王者の京太郎、東ヨーロッパ王者のフレディ・ケマイヨ、オセアニア王者のベン・エドワーズの3名。計10名が決まっている。 残りの6名については、「多くの投資家との話し合いが続いており、あまり予選を行うことができなかったため、今年はK-1オフィシャルサイトで行うファン投票で残りの出場選手を決めます。イグナショフ、アーツ、ギタ、スポーン、シング、カラケスなど、強い選手は、まだまだたくさんいますので、ぜひ皆さん、投票してください」と谷川代表は説明した。 ちなみに、WGP開幕戦が終わったあとに抽選会を行い、組み合わせが決定。『K-1 WORLD GP 2010 FINAL』は、12月11日に開催される予定だ(場所は調整中)。