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今野敏作品について語ろう!コミュの082 触発(1996.9

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帯のインフォメーション(ハードカバー版)
 地下鉄霞ヶ関駅で発生した爆弾テロは
 死傷者三百名を越す大惨事となった。
 日本中を震撼させる爆弾魔の第二の犯行予告は
 「午後11時、都内の盛り場」
 ---見えない敵に翻弄される合同捜査本部。
 内閣危機管理対策室切り札として指名した男とは!?
 新境地の書き下ろし長編サスペンス


帯のインフォメーション(ノベルス版) 

裏表紙のインフォメーション(ノベルス版)
 今野敏の蒼白い炎−作家 関川夏央
 「こんな国は一度滅んだ方がいい」
 『触発』の「犯人」の言葉が心に突き刺さる。
 私は、当然のことながら、主人公である自衛官と警察官に肩入れしつつ読んだのだが、
 つい犯人にも感情移入してしまう自分が不思議だった。
 それは、登場人物の口を借りた今野敏のつぶやきなのだろう。
 武道の達人なのに今野敏は、とても落ち着いた印象のひとだ。
 しかしその内部には、はげしいなにものかがひそんでいる。
 今野敏は、臆病さと無責任、それから無目的に時を費やすものたちを嫌っている、といってもいい。
 が、温厚な彼は叫ばない。怒りをあらわにしない。
 高温を保ったまま静かに燃えつづける蒼白い炎のようである。
 『触発』は、今野敏の蒼白い炎が書かせた作品だと思う。
 そして私は、その炎にたしかに感応し、焼かれた。
 心ある読者もおそらくおなじ気分を味わうだろう。


帯のインフォメーション(文庫版)
 無差別爆弾テロ発生!
 その時、東京は戦場と化す

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