鹿児島カフェ巡りコミュのアンの家＠湧水町吉松

「昔は田んぼの畦道で気軽に見ることができたんだけどね、、草払いや農薬のせいで今は全然見なくなったねぇ･･」
去年の晩秋、職場の定年前のおばちゃんに「沢原高原へリンドウを見に行ってきました。」と話したときの一言でした。
へぇそうだったんだー、と昔話をありがたく聴いた一瞬でした。
確かに低地で見たことがないなぁ・・あるとしたら苗屋くらいでしょうねぇ。。

県内では珍しいユウスゲが咲き八色鳥（やいろちょう）が羽ばたく湧水町吉松，パラグライダーの町としても有名です。

アンの家は、そんな吉松の、竜胆(リンドウ)の咲く沢原高原に一軒だけたたずむカフェです。
２６８号線から山上へ続く小道へ曲がり、ひたすら上ります。住宅地を過ぎ高速道路の上を越え、両脇から囲むように林立する杉林を駆け抜けひたすら上ります。深い杉林を抜け光が差し込みだすと眼下には吉松の町並みを見下ろすことができる一面の絶景！！
・・そんな贅沢な景色に感動しながらさらに小道をたどり、上りつくとグリンゲイブルスの小径（こみち）があらわれ、小径をトコトコ進むとやっと草原の上にたたずむアンの家を見つけることができます。
小道の途中、自衛隊の陸軍霧島演習場があり、この日はＪ官らが迷彩服を着て草払いをしていました。

初めて行ったときは、途中「本当にこんな辺ぴなところにカフェがあるのケー！？」と不安に思ったものでした。。しかし到着したらそんな不安もどこへやら、あまりの景色のよさにただただ感動していました。
標高は５００mはあろうかと思うほどの高さ、あまりの感銘を受け、自分はここを“天空のカフェ”と勝手に命名しちゃいましたｂ

お店の人は高原で牧場を営むご主人の奥さん。見た目はただのおばちゃんなんですが、吉松の自然･･草･木･花･鳥に詳しい物知りなおばちゃんでしたｖ
“よくこんな遠いところまで来られましたね”
“おかけになって、ゆっくりとしていってね”
口には出しませんが、分厚い眼鏡越しのにこやかな目と笑顔がそう感じさせてくれ、ここまでの労をねぎらってくれました。なんかこう、、ホッっとするような落ち着くような･･そんな存在感のある人でした。
林道から店まで一軒も家がなかったのでお隣さんはどこにいるのか尋ねたところ、なんと６kmも先ですって！
遠い～、緊急時はどうするんでしょうね～。(*_*)

シーズン外なので注文はコーヒー･紅茶のみのようでした。
先客４名の夫人連中は、コーヒーをオーダーして天外のテーブルで持参の弁当を広げ会食していました。
自分は店内でコーヒーをすすり、おばちゃんと会話。あとは草原でレッツら秋の花探し！

草原では、釣鐘草，秋のキリンソウ，フジバカマ，日々草など高原の小さくも可憐な花がたくさん咲いていました。
残念ながらリンドウはまだ殆ど咲いておらず、見ごろは１１月との事･･そういえば今年はまだ新聞でリンドウの記事を読んでいなかった･･ちょっと気が先走ったみたい。

アンの家･･自然を親しむカフェ･･そんなところが好きな方にはお勧めです。
姶良郡湧水町川添２４３９－２７（竹中さん）
営業期間は、３月～１１月１０：３０～１４：００まで
完全予約制なので事前に連絡してから出かけてくださいね☆
０９９５－７５－２３１０

行きかたは、２６８号線を栗野方面から川添トンネルへ抜け吉松方面へ。１km程進むと右手に『アンの家』や『上床テイクオフ』の看板があるので後は途中にある看板にしたがって進んでください。
２６８号線を進んで“桶寄橋”まで行ってしまったら行き過ぎですので、引き返してくださいね！

コメント(1)

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[1] mixiユーザー 10月16日 23:26

レビューを追加しまっすｖ

ⅰ）場　所：★☆☆☆☆
　　　ここは場所がが分かりにくいというよりは、
　　　来れるものなら来てみろ！といった挑戦的なまでに
　　　行くのが難しいです･･p(-_-；)
ⅱ）景　観：★★★★★
　　　高原から見渡せる絶景と、春～秋の季節の花が
　　　迎えてくれます。はぁ～、、癒される。。。
ⅲ）雰囲気：★★★☆☆
　　　
ⅳ）オサレ：★★★☆☆
　　　音楽は店外の自然の風！
　　　娘さんの昔作ったらしい手作り作品，手工芸品や
　　　草花の本が目をひきます
ⅴ）注　文：★★☆☆☆
　　　春夏以外は軽食はなさそう。でも持参はＯＫみたい。
ⅵ）店　員：★★★☆☆
　　　おばちゃんの笑顔が落ち着きます･･
ⅶ）料　金：★★★★★
　　　コーヒー･紅茶３５０円ｂ
　総合評価：★★★★☆
　　　自然が好きかどうかで行きたさも分かれます。
　　　自分は季節ごとに行きたいな♪

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