ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

球のたわごとコミュの球あれこれ

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
球のこと
戦後まもなくの混乱期にはいろいろな球が現れました。
6C6GT,6GP1,12FKGT,12KGT
6C6GTは6C6のGT、6GP1は6ZP1のGT,12FKGTは12FKのGT,12KGTは12KのGTですがいずれも中小メーカーの作です6C6GTは橋本さんのHPによるとG1が頭に出ている球とベースに出ている球の2種があります。
47B,3YP1,47BKなど
生産中止のUY24Bの差し替え球としてUY57S(57のUYベース)、UY47Bの差し替え球として3YP1 が作られました。しかしエレバムは57Sでなく24S,3YP1には47BKという名をつけています。テンは3YP1Aを出しましたが、この球は3YP1がカソードをヒーターの中点に繋いでいるのに3YP1Aは5番 ピンに接続です。テンのカタログを見るとその後は他社と同じ3YP1を作っています。3YP1Aはダインも作りました。ラジオ修理の本に「スイッチを入れてスピーカーからブーンという音が出れば正常」と書かれていた時代の球です。
12K,80BK,80HK 
マツダが12Fの傍熱管でヒーター電流が0.6Aの12Kを出しました。少し遅れてNECがヒーター電流0.7Aの80BKをだし、マツダは12Kと殆ど変わらない80HK に変えました。テンはマツダもNECの真似もいやだと80Hを出しましたがその後80HKにしました。エレバムは最初ヒーター電流0.65Aの80HKを出しましたが後に80BKを出しています。
30GP9,30GB1
どちらもトランスレス用のGT管でヒーター電流は0.175Aです。発売は1948です。マツダは12GC5-12GR6/ソラ-Q2GDH3-30GP9-30GK5でTENは12GC5-12GV4-12GDH6-30GB1-30GK7です。マツダの30GP9はB電圧が100Vでは出力が不足なので電源トランスが必要でヒーターだけがトランスレスです。TENの30GB1は100Vで約1W,30GK7はパイロットランプ用のタップがでています、規格ではマツダよりすぐれていますが30GB1は見たことがありません。JRCも雑誌にはN054,の規格がでていますが実際に市販のラジオには使われなかったと思います。1950年にはアメリカ規格の35L6,35Z5が作られていますから無理に0.175Aの球を作ることはなかったと思います。松下もアメリカ規格のトランスレスGTを作っていますが、初期の12SQ7GT/Mは2極部が1つの単2極3極管です。35Z5GT/Mはヒーターにパイロットランプ用のタップが無くヒーター電圧は約28Vです。
6AK6S,6AK6
トウがS25年に傍熱のラジオ用MT管を発表しました。出力管はヒーターが0.3Aの6AK6Sです。その後NECが作ったのは6AR5で、このときは整流はトウと同じ6X4でしたがその後マツダが5MK9をつくり6AR5-5MK9が一般に使われました。ヒーター電流が0.15Aの6AK6は作るのが難しいようでTENの6AK6は民生用ではなく移動用の機械に使われました。
6E5W,6ZE1
 ベストが6E5の両開きの6E5Wを作りましたが、この名前は使われず他社は6ZE1の名前を使いました。
6AC7,6GB8
松下がフイリップスと技術提携をして6CA7を売り出しました。この6CA7はPAに使われていた807を駆逐して広く使われました。マツダは6CA7を作らず6GB8を出しました。6GB8は6CA7より出力が大きく良い球だと思いますが他社は作らず、NEC,TEN,日立は6CA7を作りました。
6RDHV1,6RDHV2
マツダが2-3-5極の6RDHV1を作りました。これだけの球を1つにまとめるには9本足では無理で、5極のカソードはヒーターと共通です。NECはカソードとヒーターを繋がず2極のプレートを頭に出した6RDHV2を作りました。TEN,日立は6RDHV1を作っています。
5AR4,5GK20,5GK24と6BQ5,6RP15
松下がフイリップスと提携して5AR4を出しました。NECは5AR4よりプレートに咥えられる電圧が低い5GK20をマツダは5AR4とよく似た5GK24を出しましたが、NEC,マツダともその後5AR4を作りました、マツダは6BQ5に対抗してよく似た6RP15を出しましたが後には6BQ5を作りました。
その他各社がいろいろな球を出していますが、規格不明のものもあり、一部は私のHPに載せてあります5Y3N,80N(ベスト)UZ6SC6,UZ6SD6(ダン)6AV6S,6WDH3S(サン)13M,15Mなど(アポロ)6Q6GT,5350(イチバン)UZ42L,UY47S(ホリゾン)B-0シリーズ(トウ)などです6E5P,6EE5S,6E5SRもあるようです。

コメント(9)

6R-DHV1からDを取り去った6R-HV1という球も仲間に入れてやってください。
>>[4] まだまだいろいろとありますね6RHV1のヒーターを28V/0.1Aにした28RHV1もありました。
28R-HV1はヒータ電流が100mAのレス管ですが、実物って残ってるんでしょうか?見たいものです。6R-HV1、HV1,DHV2は持っていますが・・・。
>>[6] 28RHV1はラジオ屋で見つけて買いました。20RDHV1は球ほしさに付いているラジオを買いました。
一木さんの真空管マニュアルを見ると、20R-DHV1と28R-HV2となっていました。6R-DHV1→20R-DHV1で6R-HV1→28R-HV2なんですね。なんだかややこしいですね。20R-DHV1を使っているラジオって、かなり珍しいのではないですか?
>>[8] 20RDHV1はサンヨーのSF-98に使ってありました28RHV2(HV1と思っていました、間違いでした)この球は東芝のTAS-5に使われています。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

球のたわごと 更新情報

球のたわごとのメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング