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球のたわごとコミュの6AB8/ECL80

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私がラジオ作りを始めた頃 、出力管は12A-0.27W,6ZP1/12ZP1-1W,47B-1.4W, 2A5/42-3.2Wと覚えておりました。その後松下が雑誌にカラーブレテンを載せて自社の球の宣伝を始めました。カラーブレテンのNO.7 にECL80が出ています。年代ははっきりしませんが1955頃と思います。この球の規格を見ると出力が1.4W で47Bと同じなので親しみを持ちました。しかしわざわざラジオ屋で買う気も起こらず、その後ゴミ捨て場でのTV球最終でも殆ど見つからず、1本手に入れただけでした。1959年の松下球の正価は6AB8が490円で6ZP1は340円です。同じカラーブレテンNO.9にはTVの回路図があり、全16球ですが6BX6が6本6AB8が3本使われており、6AB8は低周波、同期分離、垂直と万能管です、しかしこの球低周波には使いにくい球で、カソードが共通なのと3極部のμ=20と小さいので増幅度は約10倍です。この球の安売りがあり、買い入れたので使ってみました。ところが低周波発振で苦労をしました、カラーブレテンのNO.7 には発振をしたらNFBを掛けると良い。と書いてありますが利得が半分になるのは困ります、散々苦労をして最後にマツダに取り替えたら直りました。そこで球を観察すると、頭の3極部からの引き出し線が5極部のプレートと並んでいるのですが、マツダ、ナショナルはこの引き出し線と5極部のプレートにシールドがあり、安売り球はこのシールドが省略されていました。この手抜き球はmade in japanでした。6AB8などだれも使わないと思っていましたが、加藤さんのHPの並4ラジオに使われており、同好の士発見と喜んでおります。ヒーターが0.15Aの12AB8があれば便利なのですがこの球は6.3Vだけのようで6BM8の様な大勢の仲間はありません。

コメント(36)

昔 河童さんと同じ時期だと思いますが、アメリカから安売りの6AB8を数十本買ったことがあります。
元箱入りでしたが、10本はエミ減で使いものになりませんでした。
こんな悪い思い出があります。

アメリカでも使い古しを元箱に入れて保管する人がいるのだな、
と妙に感心したことがあります。
こんばんは
河童さんが1955年のナショナルカラブレテンをご記憶のこと、わたしもその
思い出があります。そして後日「無線と実験」誌記事で、短波受信機を作ったとも掲載され
ておりました。周波数変換を、9A8としたナカナカの出来栄えでした。
この球に、シールド抜きの手抜き球、(おそらく偽)made in Japanが出ていたとは
意外です。
抜きだま自体が、空箱に混入することは多かったです。少なくともセロハンの
封が切ってあれば抜きだまでしょう。

テレビは「保証期間」、「月賦定価」があった時代では、その最終月には「真空管
更新サービス」があったので、そのときに抜きだまは多数でてきたと思います。
これらのカラクリは、おそらく部外者には企業秘密みたいなものだったのでしょう。
「ナショナル月販」っていう看板が街中に沢山ありましたっけ。
ABWさんも不良品をつかまされましたか。どこの国でも悪者は居るのですね。印田さん、どうもラジオ屋の一部では、球を代えると不良球を抜き出した球の箱に入れる習慣があったようです。元箱入りという箱の中から真っ黒な球や断線球が出てくることがあります。
河童さん、こんばんは。
屑鉄屋さんで、格安でTV球購入した中に、6AB8があり、
その後、1球、2球、真空管ラジオカセット に使用しました。
均整とれた美しい球と思います。
発振等、扱いにくい部分はあるのですが、うまく動作した時は
うれしいですね。
こんばんはTZZさん皆さん
6AB8が、「くず鉄屋」から、というのが如何にも泣かせますねえ。

なお、NPCニュース No. 7誌上にこの球は登上してます。
TZZさん、いろいろな所に使っておられますね、ヒーター電流が0.3A,手頃な出力なので好きな球ですが、私が使ったのはこれが初めてです。
印田さんNPCニュースにも出ていますか、欧州系の球なのでフィリップスの出店の松下ばかりと思っていました。
印田さん、失礼しましたNECと間違えました。NPCニュースは松下発行でしたね。松下の製品を買うと貰えたのですが、私はNO.5だけ持っています。
河童さん、ご丁寧に。
National Parts Fan Circle(NPC)でした。
それから、「NECニュース」、というのもありまして、こっちは割に専門的な
レベルの記事がのりました。わたしは取ってなくて先輩が見せてくれました。
我が家の6AB8です。
新品を買ったのですが、ガラスの外壁が黒くなっている物があります。
とんだ買い物でした。
(AESで)
ABWさんもAESから購入されましたか。私も同じです、でも写真の球は3極管の引き出し線にシールドがあるようですね。印田さん、NECニュースは途中から購読しました。
写真を撮りなおしました。
レイセオンの球がシールド無しですね。
made in japanになっています。
これはフタバが作ったのかも知れません。
エミ減の球は商標がすぐ消えたので、メーカーは怪しいです。
ただシールドはありました。
ABWさん、シールド無しの球もありますね。我が家と同じmade in japanとは情けないです、先方の注文で作ったのでしょうか。
真空管製造の終末期には、手抜きの球が沢山作られたようです。
写真の12AV6も同じメーカーでしょう。

実は6AB8と同時にECL83も購入しました。
この方が、ヒーター電流は多いのですが、使いやすいようです。
http://www.r-type.org/pdfs/ecl83.pdf
ABWさん、私も12AV6を探したらシールド無しの球が見つかりました。ECL83は私もAESから買いました、まだ使っておりません。
ABWさん、今日探したら私が買ったのはECL81でした、この球はカソードが共通です。
ECL81ですか、使用方法が難しそうですね。
こんな資料があります、ご参考まで。
現物は買ってないと思います。
こんばんは、回路は一応妥当な設計だと思います。
B電圧が具体的にわからないですが、NFBも旨く
かけてあるようです。出力トランスに依存しますから
あまり拘泥してもむりがあるでしょう。
ABWさん、回路図ありがとうございます、カソードが共通なので半固定バイアスなのですね、私はカソードバイアスが好みですが、ECL80で苦労したのでやはり使うならこの式でしょうか。印田さん、良い音を出すには回路よりも出力トランスですね。ECL83の規格を見るとECL81のカソードを分離した感じです。
河童さん、みなさん

「そこで球を観察すると、頭の3極部からの引き出し線が5極部のプレートと並んでいるのですが、マツダ、ナショナルはこの引き出し線と5極部のプレートにシールドがあり、安売り球はこのシールドが省略されていました。この手抜き球はmade in japanでした。」
と、冒頭に書いておられました。

先年、「807の会」があったときに、RCAの807と東芝のそれを、松下電子の
OB坂井さんが比較しながら、「・・・東芝のものにはシールドがないので、送信には
使いにくかったことが分かる。パテントに制約されていたのだ」と壇上で述べました。
そうしたら意外にも東芝の807設計担当をした松井さんがその後に発言をして、
「そうだった。オージオ用としての、製造販売をしていたのだった」と発言しました。
そして、東芝製をみながら、涙をながしておりました。
特許がある場合は、その特許ごとにロイヤリティを協議してライセンス契約をする
のですから、807は1960年代にまでパテントの影響が残ってたのでしょう。

6AB8、メイドインジャパン、というのはブランドとしてかなりインチキで、発振も
してしまう困り者であったわけですね。
いま、安かろう悪かろう、の「大陸もの」が氾濫しておりますが、同じようなデン
のタマを密かに「某国」で作ったりしているのかも知れないと、フト思います。

ニセドル、100ドル札は有名です。高額の品種を狙ってのことなら、やりかねない
スキマビジネス。ネット販売なら可能性が十分あります。
本当のメイドインジャパンの新品真空管は、いま存在しないですから、安心ですが。

あの日、RCA製を持参したのは荒川さんJA3AER/N2ATT、東芝製は私でした。
松井さんには、私のそれを後日さしあげたことでした。
印田さん、807に袴(シールド)が有りと無しの球がありましたが、特許が絡んでいたとは知りませんでした。807も6CA7に追われるまでは拡声器に使われていました。
ようやく解りました、なぜ袴の無い807がある理由が。印田さんTNXです。

ところで6AB8は何となく気になる球です。
6角形のプレート形状は他に無いと思うのですが・・・。
抜き球ばかり溜め込んでいます。
カラーブレテン7号を掲載しましたが、圧縮されているので、
読めませんでした。
改めて 下記に掲載しました。
http://radiokobo.web.fc2.com/siryou/kikaku/natinal-bulletin/7.html
加藤さん、6AB8を使ったラジオの記事は殆ど見かけません、CQ誌にも出なかったと思います。カソードが共通で使いにくかったのでしょう。そして6BM8/16A8ほどは出回らなかったと思います。KAZUさん、私は6AB8が出力1.4Wで47Bと同じなのが気に入っています。印田さん、手持ちの807を調べましたがマツダ,TEN(白文字)の807は下部のシールドあり、S36と製造番号入りのTEN,日立、東芝はシールド無しです、このシールド無し球は電電が安定化電源に使っていた807とのことです、プロの高周波用は2B46に変わった頃でしょうか。ABWさん、ナショナルのカラーブレテンの最初のころはどの雑誌に入っていたのでしょうか。我が家で一番古いのはラジオ技術の30年7月号の?8です。
カラーブレテンのNO1は無線と実験 29年11月号です。
真空管のものさし と50C5の使い方が記載されています。
2号(29年12月号)はEM34とDシリーズ真空管です。
皆さん、ご無沙汰です。6AB8を使用したラジオ記事は寺沢春潮さんの「少年ラジオ技術者ハンドブック」に2編収録されていました。内1つの回路がトランスレスになっておりましたので、面白いかな?と思って、例によって写真に収めてみました。
カラーブレテン no 1
の無線と実験1954・11月号は、所蔵しております。
(例によりまして、すぐに出ません)
オージオンさん
このような、電気スタンドを併用した”マスコット型”はときおり見かけました。
米誌ポピュラサイエンス、でも見た記憶があります。このPS誌は戦後しばらく、日本語
版を出しておりましたし、また記事の応用もいろいろと広かったです。
トランジスタラジオ組み立て記事を1953年に、はやくも掲載しておりました。
スピーカつき。
テープレコーダ自作記事も。当時すでにヘッドは市販があると。

ともあれ、50C5もこの手の応用回路につかわれましたね。
ABWさん、ありがとうございます。カラーブレテンは1954-11から発行と書いてありましたがすぐに無線と実験に載ったのですね。オージオンさん、6AB8の使用例、ありがとうございます。この使い方だと電球は30Wでしょうか。真空球2個使用ですね。
電球は「ナショナルの」30W電球を使用するように書かれています。ラジオを聴くために電球を灯すわけですから、昨今のCO2削減の真向かいにいるラジオになりますね。
こんばんは。
32 > 昨今のCO2削減の真向かいにいるラジオになりますね。

一部の常時通電したクリックスタートや、当該30W電球を除き、
真空管時代は、使用するときのみ機器の電源入れていましたので、
それ程無駄な消費電力は使用していないとは思います。

現在は、リモコン待機やタイマーでかなり取り組みしており、
待機電力1W未満が多いですが、10年程前は数W〜でしたので、
場合によっては真空管ラジオの方が、少ないかと思います。
東芝 カナリアTS  25W  2時間使用 50Wh/日
ミニコン 待機電力    5W 22時間
 (仮) 出力1W*2 20W  2時間   計 150Wh/日
現在は、待機電力 1W以下が多いですから,大きく改善しています。
一次側電源オフすれば良いのですが、そちらへは行かないでしょうね。

なお、昨近急激にディジタル化していますので、使用時消費電力も相当削減が
進んでいます。特に電源、パワーアンプ

それにしても、6AB8 は思い入れのある球ですね。
電力は、コストも計算すべきでしてね。
いま、23円/kWh
1955年で、9円/kWh

初任給、いま20万円
当時    0.8万円
ちなみにこの年、「もはや戦後ではない」、と通産白書がでたと記憶します。

電力がどれほど、高価な資源の産物であったかを知ることができます。
オージオンさん、CO2削減ということなら球の使用はペケですね、TZZさん、6AB8は6BM8のようによく使われた球ではありませんが、なぜか気になる球です、印田さん、1955頃は今と比べると球も高かった、と思います。抵抗でも必要な物を1個買いでした。

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