だっくすダックスＤＡＣＨＳ♪コミュの戌年最初の災難。

はじめまして。うちのＭ．ダックス君は、７歳の男の子レッドのポッキー君です。
昨年末からウンチをやけに細切れに、しかも頻繁にしはじめ、ご飯を全く食べなくなるという状態になりかかりつけの病院に連れて行ったところ、先生が「ちょっと触診してみますねぇ。」と、おもむろにお尻の穴に指を突っ込んだとたん、今まで聞いたこともないような叫び声をあげ抵抗しました。
結局そこでは病名もはっきりせず、｢明日からお休みなので、大きい病院紹介しますね。」と帰されてしまいました。
帰宅後、明らかに状態は悪化し、お尻から血がぽたぽた落ちているので、あわてて紹介された大病院に連れて行きました。
そこは人間並みの超ハイテク設備の揃った立派な病院でしたが、診察の様子も見せてくれないし、あっちこっちに移動させられるし、おまけにすぐ手術しなければならないと言われ、その費用がなんと80万円！×2！！この子は助けたいけど、気絶しそうになりました。
費用もさることながら、病院の体制にちょっと納得いかず、動物好きの姉に相談したところ、千葉県の我孫子市にとてもいい先生がいるという情報をゲット。
我が家は世田谷なので車をふっとばし1時間半かけてその病院へ。
ポッキーは車の中でも流血し続け、泣きながら駆け込みました。
そこでの診断結果は、「前立腺肥大→直腸継室→会陰ヘルニア」というものでした。
ポッキーは虚勢手術をしておらず、ホルモンのいたずらで前立腺が肥大してしまったということ。
でも、これは体質の問題もあり、去勢していたからといって
100％防げる物でもないんだそうです。
とにかくその先生は、評判通りとても信頼でき良心的に対応してくれ、12/31だというのに嫌な顔ひとつせず、手術、入院の手はずをとってくれました。
手術の結果、ポッキーの肛門付近の筋肉はぺらぺらに薄くなり、とても自力で排泄できる状態ではなかったそうです。
自分の筋肉を再生させるのは不可能だったため、人口器具を埋め込みました。
左右いっぺんに手術するのはリスクが大きいため、1ヶ月後再度手術を受ける予定です。
埋め込んだ人口器具がうまく身体に適応できないと歩行が困難になることもあるそうですが、幸運にもポッキーは今のところ普通に歩けています。
まだ抜糸もしていないので、傷跡が痛々しいのですが、神様のような良い先生に会えて命拾いしました。
元旦も面会させてくれ、スタッフの皆さんも一生懸命病気の動物たちの世話をしていました。
本当にすばらしい方々です。
料金もとても良心的。
前の病院で言われた3分の1ですみました。会陰ヘルニアはダックスに多い病気だそうです。
日に何度も力んだり、お尻が腫れたりすることで気ずくそうですが、日中仕事で家を空けたり、毛が長いため気がつかないことが多いそうです。
ほっておくと命にかかわるので、皆さんも気をつけてみていてあげてくださいね。
ポッキーは来月2度目の手術を受けますが、先生を信頼しているのであまり心配はしていません。
また皆さんに良い結果をお知らせできると思います。