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Architectural Knowledgeコミュの新都市型農業

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地方との格差が取り出される今日、個人的にはダメな地方はもう手の施しようがないと思われる。厳しいようだが自力でなんとかしてもらうしかない。それに加え、少子高齢化・人口減少化社会を迎え、限界集落はますます増加する。人口が少ないところに全国一律のインフラ整備は、財政上負担がかかり、借金まみれの今の日本にとっては厳しい問題だ。生産性や人口の割に維持費がかかりすぎる。しかし、常識的に考えると地方を完全に切り離すことはできない。日本の農業・自給率をどうするかが問題となる。今回の参院選の1つの争点でもあった。

そこで都市型農業に着目する。都市型農業とは都市近郊の農業一般を意味し、大消費地に近い農業地域、都市の生産緑地、市民農園などにおいて営まれるものである。しかし、関東圏のような広く都市化・スプロール化された場所において、食料調達に必要な新しい農業スタイルを構築する必要があるのではなかろうか。そこで、農業プラントビルを建築し、又、ビルの屋上や空きオフィスを農地として有効利用する必要があると考える。地方はある程度切り捨て、新都市型農業の構築・コンパクトシティ化を推し進め、運搬・移動コストの削減と同時にCO2を削減し、地産地消の産業構造、持続可能な社会を構築する。

(写真)
コロンビア大学のDickson Despommier教授は、NYに農業ビルを建設するというアイディアがあり、企業も賛同しているという。この農業ビルは5万人/年の食料を提供することができ、必要のない食物を肥料とすることで再利用するシステムも備わっている。1棟あたり100億円の建設費がかかるそうだ。


東京が1000万人として200棟・・・総工費2兆円・・・
なんとかなりそうな気がします。

産業構造が一変し、又、新しい都市計画として非常に楽しみです。

コメント(8)

私も、卒業制作でそのようなことを考えました。
しかし、今になって考えると、建築でそれを解決するのが正しいことなのかどうかが怪しいと思います。
建築とランドスケープ(畑)との関係で解決すべきではないでしょうか。
人間はどうにか自然を技術の中に抑えようとします。
その結果が今存在しているニューヨークや東京です。
つまり極端なまでに自然を排除し、自然的なもの(作り物の自然以外)は見えないものとして、郊外に押しつけます。
効率がよく、無駄がないように見えるものこそ、どこかにその影響をおよぼしているのではないでしょうか。
都市において都市で生産されるものを生産すると言うことは大賛成です。
ただ、それをビルなどの形で、全てを都市に飲み込んでしまうというのはいかがなものかと思います。
もうすこし、自然を都市に受け入れるような、都市の心を癒すような提案が求められると思います。
人類の遠い遠い未来を想像してみてください。人類に未来があるのであれば、この農業ビルは、例えば、火星をテラフォーミングする際に必要なテクノロジーの一端を担うものなのではないでしょうか。これは食料問題としての提案ですので、都市の緑環境と混同すべきではないと思います。まあ、どんなことをするにしても、当然、一長一短ありますがね。

それよりも、田舎の山や川をつぶして道路を作るよりも、自然を残す方が良いのではないかと思います。

別の問題として、都市に自然を…という提案も必要でしょう。今の東京やNYで自然のままである自然はごく限られた地域にしかありません。ですので、自然を都市に受け入れるということは、人工で自然を創造していくことなんです。私の研究は風致地区ですが、風致とは自然と人工との調和を常に創造していくべきだ、とも言われています。

昔に逆戻りするのか、テクノロジーでカバーしていくべきなのかの違いです。
昔に逆戻りするのか、テクノロジーでカバーするのか。
これしか選択肢がないのですか。
二極論になってしまうのはどうでしょうか。
テクノロジーを崇拝する気持ちはわかります。
テクノロジーは私たちの生活を見かけ上は豊かにしていますし。
火星に移住するとかもその一部に含まれるのでしょうね。

私もテクノロジーの恩恵に授かって、こうやってインターネットもできているし、日々の生活を送らせてもらってます。
ただ、食というのは人間の肝です。
工業製品やテクノロジーは私たちを豊かにしてくれますが、私たちを養ってはくれません。
食を工業製品のように扱う方法はどこかにひずみが来ないか、ただそれだけが心配です。
二極論で書いたつもりはないのですけどね。

ひずみはくると思いますよ。ある程度の犠牲も払わなくてはならないとも思います。地方の農家は大打撃でしょう。完璧な政策なんてものはないのですから。光が強ければ、それだけ色濃く影ができる。その影をいかにして補うかも考えなくてはなりません。

ただ、心配だからといって躊躇していたら何も前には進みませんよ。我々が現に口にしているものの多くは工場製品が多くを占めていますよ。個人的には心配事よりもメリットの方が大きいと思いますが。

あと、テクノロジーが養ってくれる時代は何千年?何万年?か後にはきますよ。全てオートメーション化された時代であれば、機械が人間を養ってくれます。その時代の人間は働くという意識もなくなるでしょうね。人口も極端に減少するでしょう。完全な共産主義社会の到来です。そんな未来の人の心のことは想像できませんが、人類が存続しつづければ、そういった未来は確実に訪れるでしょうね。悪い未来予想であれば、マトリックスやターミネーターのような社会になっている可能性もありますが、機械達は人間と共存するという説もありますからね。共存する予想は興行的に売れないでしょうからなかなか目にすることはありませんが・・・
人的なひずみもそうですが、自然に大きなひずみができそうだという意味で書きました。言葉が足りなくてすみません。
話がずれてしまったので、この計画について興味があるのでお聞きしたいのですが、まず、水はどこからもってくるのでしょうか。
土はどこから持ってくるのでしょうか。
光についてはどう解決されているのでしょうか。
それぞれ、どの程度必要なのでしょうか。
作る作物は何を作るのでしょうか。
家畜もこの中にいるのでしょうか。
質問ばかりですみません...
>自然に大きなひずみ

品種改良・遺伝子組み換えとかしていくと思うので、自然界への影響は生じるのでしょうか・・・現実にもうやってしまってますけど、どうなんでしょうか。あまり詳しくありません・・・


他の質問は憶測で書きます。将来は少し勉強していきたいですね。農業や宇宙建築なんかの分野ですよね。設備・機械建築や宇宙建築はすごく興味あるので。私の10年くらい前の卒業設計は宇宙建築みたいな建物でかなり賛否割れましたが・・・w

↓かなり前にニュースでやってたのですが、こういう感じだと思います。大手町の地下ですね。
http://eco.goo.ne.jp/business/keiei/keyperson/66-1.html

>水
大量の水が必要ですよね。地下に巨大な雨水タンクを設置して雨水利用すればいいのでしょうけど、雨水だけでは足りないと思うので、水道水も利用しなくてはならないとは思います。温暖化が進めば、もっと雨は降りそうです。浄水場の近辺に作るのもいいかもしれません。生活水レベルまで綺麗にしなくては良いと思いますので若干コストダウンになるでしょうか。

>光
私が添付したビルの写真の屋上についてるパラボラアンテナみたいなのが集熱装置なのか、太陽光発電なのかわかりませんが、光は人工の光と自然光を組み合わせるのではないかと思います。

>土、作物
土がなくても育つ植物(下記URL参照、水耕植物:トマト・メロン・イチゴ・ほうれん草・レタス・小松菜・米などの穀物類の幼苗)はありますし、土が必要な植物であれば、地域の生ゴミを上手く回収できるようなシステムを構築する必要があると思います。それを肥料とするための設備も必要でしょう。

↓300ページありますが、まだまだ技術的な課題は多そうです。
http://www.ryutu.inpit.go.jp/chart/H17/ippan23/fippan23.pdf

>家畜
う〜〜〜ん・・・農作物がメインだと思われます。将来的にはどうなるかわかりませんが。
程度については品種改良で水や光が少なくて済むようになってる食物もありますから、詳しくはわかりません。技術が進歩すれば、それだけランニングコストは減らせるのではないでしょうか。

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