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着物の事で分らない事がある人コミュの紬の江戸小紋の事

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はじめまして!
着物は親の影響もあって子供の頃から大好きです。
質問なのですが、
江戸小紋の着物が欲しくて呉服店で仕立てました。
江戸小紋と言えば帯次第で正装にもなる着物と言いますが、
私の物はほぼ白に近い薄いグレーの紬地にグレーと薄茶で
波に千鳥模様です。
この江戸小紋はやはりお洒落着として使用する程度でしょうか?
その際どのくらいの範囲で使用可能なのでしょうか?
お聞かせいただければと思います。よろしくおねがいします。
画像もアップしてみました。
もう少しグレーがかった地色です。

着物は好きだけれども自分で着付けが出来ずに成人式から約10年。。
日本人なんだから自分で着物くらい着れなきゃと、やっと教室に通い
自分で着付けができるようになり感動してます(^^)
最近はネットでも安く手に入るようになり、
自分なりの着物ライフを楽しんでいます。
まだまだ知らない事が沢山ありますので、
教えて頂きたいとおもっています。

コメント(38)

おうむさん、コンバンワ。
波とちどりがなんとも言えない、小紋ですね〜。
こちらは、正装として扱うとしても、パーティか結婚式も二次会くらいまでが無難ではないでしょうか?
(結婚式、披露宴の場合は新郎・新婦にお伺いをたててからになりますね)

江戸小紋は、3役(鮫小紋、行儀、角通し)であれば、紋を入れれば色無地と同格で扱えると言うもののようですが、それでも色無地扱いですからね…

なんにしても、いろいろな帯をあわせることによって表情が変わりそうな着物です。
舞台などの観劇などにはとても似合いそうだと思うのですが。

私も、聞きかじり程度の知識だけですので、もっとお詳しい方からのご意見をご参考にしていただければと思います。
はじめまして。
紬地ということですよね?
だとしたら、紋を入れても正装としては扱えないと思います。
基本的には紬地であれば、何であろうとも通常の染物より格が落ちるという風に見られます。
実際のところ、結婚式だと披露宴はNGで二次会はOKってところでしょう。
それに、寒色系で寂しい色も気になります。
どちらにせよ、華やかな場にはあまりお奨めできないと思います。
パーティも公式のものであれば、難しいでしょうね。
とは言うものの、これはあくまでも「基本」ですから、それから外れていることを承知で「どうしても着たい!」とおっしゃるのなら、周りでどう言おうとも自由に考えていいと思いますが。
お洒落なおキモノですね。ステキです。

私も前述のみなさんのご意見と同じです。

キモノのTPOに関しては、

・ワードローブとして着る方の個性が出ていること

・場の空気を壊していないこと。

これが大事ではないでしょうか。
そしてこの辺はキモノに限らず、いえることでしょうね。

紬でそのお色目ですと、やはり晴れの場で少し見劣りするかもしれませんね。

婚礼のキモノに限らず、ファッションは誰のために装うかということも大事です。
例えばお友達の披露宴でしたら、お友達のための装いです。おうむさん自身が華を添える…というお気持ちを持つことがが大切と思います。

TPOカテゴリーをきちんと知った上で個性を出していく…
大人のレディーとして大切な資質のひとつだと思います。
『わざとです!』と堂々と着てると『これ、紬でしょ?』とは言われないかも知れませんが(ニヤリ)でも、“正装”として無理して着なくても、充分にステキなモノですから、『あえて“正装”としては着ませんのよ。』と思ってもらえばどうでしょう?
『正装として着る』というのも、おそらく“鮫小紋”に紋を入れて『色無地風のコーディネート』のことだと思うんですが、ボクは未だかつて“鮫小紋を正装として着ている人”を観た事は無いです(エヘ)

ちなみに“通夜は色無地”って言う人もいますけど、ツウぶってそんなの着て来なくても、最後のお別れすんだし、『黒持ってるなら黒を着てあげなよ。』といつも思います。
皆様沢山のアドバイスありがとうございます。
とても参考になりましたし、勉強にもなりました。

> ぱぐ U’エ’U さん
そうですね。2次会くらいまででしょうね。。
うーんそれだったら、やはり訪問着か付け下げで出かけちゃうのでしょうね〜〜(^^;
そうです、帯でいろいろ遊べそうな着物です。

> 若旦那 さん
あくまで「基本」という知識は必要と考えていますのでとても参考になりました。
やはりしょせん紬は紬ですねぇ(^^;

> a.i さん
勉強になります。ありがとうございました。
上等なお出かけ着!それなのに雨と風の強い日に出かけてしっとり
濡れてしまいました(^^;
思い返してみても江戸小紋に紋を入れ正装に使用している方見た事ありません。やはり訪問着、色留、黒留袖の印象が強いですね。
無地に見えてしまう江戸小紋は華やかさが少ないから(色にもよりますが
私は綺麗な色が苦手でシックな色ばかり選んでしまうのでなおさら地味に
見えてしまいます。)
a.i さんがふれています、
> 最近は紬の訪問着、付け下げ、色無地、
> 小紋までありますよね。
> 無地の結城紬は色無地と同様に使えるとか袋帯を合わせて
> 二重太鼓を結ぶって言わはるお店もあるし、雑誌や着付け本
> にもそう書かれてる場合が増えてきてます。

もうひとつ紬の付け下げを持っているのでその件でも
御意見聞かせて欲しいとおもっていましたが、
やはり通常の染め物より格が落ちると成れば
上等なお出かけ着止まりが無難ですね。
紋入れのアドバイスもありがとうございます。
大変参考にありました。

> booh-shin さん

>ファッションは誰のために装うかということも大事です。
>例えばお友達の披露宴でしたら、お友達のための装いです。
>おうむさん自身が華を添える…
>というお気持ちを持つことがが大切と思います。

ああそうですよね。これってとても大事な事ですよね。

>TPOカテゴリーをきちんと知った上で個性を出していく…
>大人のレディーとして大切な資質のひとつだと思います。

大人のレディー目指したいです〜〜!

>seva さん
そうですね。正装としては使わない事にして。
堂々と着て実験してみます(^^)
先日、とってもお世話になった
会社社長とその家族に食事に誘われ、
この江戸小紋を着て行きました。
社長の息子さんが学生時代の友達で、卒業後にこちらの会社に
入社させてもらい、社長といっても自分の子供の
友達のなので私も子供同様に面倒見てもらいました。
紬だけど、江戸小紋だから大丈夫かなぁと思い着て行きました。
でもやはり普通の染小紋の方が無難だったかなぁとちょっと心配していました。どう思われますか?
>でもやはり普通の染小紋の方が無難だったかなぁとちょっと心配していました。どう思われますか?

普通の食事ですからいいんではないですか?って言うか、むしろベストマッチぐらいのもんでしょう(アハ)
一時期、紬の小紋やら訪問着やら、やたらと出回った時期があって、当時はなかなか珍しく『ぅぬ!これは!』と仕入れましたけど、『いつ着るの?』って言われると『え〜、まぁ、パーティとかそういう時に…』としか言えなくて(アハ)
ま、キモノ売りとしては、TPOや、しきたり云々よりも何よりも『気に入って着てもらう』のがベストでございます。
コメントありがとうございます!!

aiさん
>付け下げの柄ってどんなんでしょう? 〜

画像アップしてみました。黒に近い濃紺に白と黄色の柄。
柄の部分は手作業で「くしびき」のものだよといわれました。
やはりこのくらいの品ですと正装ではないですね。
礼装はたしかに友禅が多い印象で私の苦手な色が多い種類です。
柄も好みでは無いし。。。嫌いでは無いのですが、
私の顔となんかしっくり来ない気がして。。
だから黒留袖が好きだったりすます。色が黒だから。(笑

>それに比べて紬の訪問着なんかは地味というかシックな
ものが圧倒的に多い〜

この事でも質問したい事がありました。(^^;
今度は紬ではありませんが
かなり深い青緑色に白の染料と顔料で肩から足先まで
大胆に滝の描かれたかな〜〜り個性的な訪問着も購入しました。
色が地味〜〜〜〜なのでこれもお洒落訪問着??
正装では難しいのかなぁ。。と悩み中です。
帯次第でなんとか使えるのでしょうか?
華やかさが無いので、やはり無理なのでしょうか。。。

>sevaさん
コメントありがとうございました!安心できました。
いつ着る?という答えでパーティとありますが
パーティといってもいろんなレベルのパーティがあるので
やはり「う〜んっどうだろう。?」と悩んでしまう事多いです(^^;
なので染小紋が無難だろうと染小紋の出番が多くなってしまいます。
紬は軽いのでもっと着たいのですけどねぇ。
>色が地味〜〜〜〜なのでこれもお洒落訪問着??

aiさん、横レスすみません(エヘ)

着る人の年齢如何によって変わりますね。少女のような人が着れば『生意気具合がいい』、子供がいるような人が着れば『身に添ってる』、米寿のお祝いで着ると『粋な婆さんだねぇ』(アハ)
つまり、単に地味・派手って事じゃなく、もともと幅広い年齢の人が楽しめるもんなんすね。なので遠慮なくどうぞ(エヘ)

もひとつ余談ですが、『膨張色は太って見える』これはノンノン!“顔と手”しか出してないんですから、洋服に比べ視覚的錯覚は少ないと思いますね。
なので晴れ着は明るい色からオススメするように心がけています。
ま、何より楽しい気分で着てもらうのがベストっす。
皆さんのお話とても楽しく読ませていただきました。

ところで話がスットンキョーに飛びますがご勘弁!

皆さんは始めにアップされている千鳥の紬、あの柄を江戸小紋と呼びますか?

どなたも何も仰らないので不安になってきたのですが、うちではこの柄なら江戸小紋とは呼びませんが…

いかがでしょう…  
はなぼたるさんに同感です(^^;;;
付下げということでアップされているものも、付下げの判断目安である「柄行の方向が上から下」とか、「袖の片面ずつが無柄」とかがないんじゃ?という気がしてしまって。
全体像が見えないのでなんともいえませんが、ステレオタイプなものではないのは確かですよね〜〜。

> sevaさん
なるほどそれで妙に薄い、明るい色あいのものが多いのですね(笑)
着物の集まりにでかけていくと、格が上がるほどに薄〜〜い色になっていくのを不思議に思っていたんです。
お宮参りや七五三のつきそいの母親の着物もサーモンピンクというかオレンジとピンクの間のようななんともいえない色がほとんどなのも、そういう意味があってのことなのでしょうか?
>はなぼたる さん

ボクは関西の人間なんで“『伊勢型』を使ってれば江戸小紋だ”というくらいの認識でして、もしも江戸小紋を作っておられる方々が、『え?違うけど…』っておっしゃれば違うのかも(エヘ)
…すみませんね、こんなで(アハ)
>みあれ さん

>お宮参りや七五三のつきそいの母親の着物も…

ん〜、簡単には言い切れませんが、『この人にしか似合わない』より『この人にも似合う』モノを在庫として持っていたいと思うのが商売人の性でしょうか?(ニヤリ)

そりゃ『皇室御用達』の呉服屋さんでしたら、『雅子さまに似合うもの』『皇后様に似合うもの』をそろえておけばいんでしょうけど、われわれ下々のキモノ屋にとってそういう仕入れって大冒険ですからね(エヘ)
でも、『この人じゃないと着こなせん』というキモノをめっちゃ気に入ってくれた時はこの上ない幸せですけどね(エヘ)
>sevaさん
あ すみません。うまく伝わりませんでしたね。
晴れ着には「明るい色を勧める」のが無難、という考え方があるのかなと思いまして。
リサイクルを見ていても、実際に寺社仏閣でお宮参りなどを見ていても、ほとんどが「明るい色」が多くて、個性がないように思えるんです。
そういう時サーモンピンク系が多くないですか?
仕入れ云々でいいますと、理想論でいいますと大多数に似合いやすい色ということなのかとも思いますが、むしろ若い子には赤、というのと同じで、お宮参りにはサーモンピンクの色無地、というステレオタイプができあがってるように思ったのです。
>皆さんは始めにアップされている千鳥の紬、あの柄を江戸小紋と呼びますか?

確かにイメージ的には普通の「総柄の小紋」ですよね・・・気になって調べたら、「伝統的工芸品」の公式サイトの「江戸小紋」の項目にこのような記載が。

●江戸時代の武士の礼装である裃の柄から発展したもので、針でつついたような細かい柄が特徴。江戸小紋という名は、京都をはじめとしてほかで作られる小紋と区別するために、昭和30年につけられた名前です。

・・・ということは、「伝統的工芸品のマーク」をつけるための定義はそれこそ細かく色々あるのだろうと思いますが、本来の意味・広義での「江戸小紋」は「東京の染め工房で、(伊勢型紙を使い)伝統的な技法にそって型染めされたもの」ということのようですよ!

でも、はなぼたるさんがおっしゃる「江戸小紋」というのが、所謂「紋を入れたら色無地と同格とみなされる」という定義だとしたら(質問者のおうむさんも「正装として使えるか否か?」ということが気になっていらっしゃるようですし、一般的な「江戸小紋のイメージ」というとやはり「色無地代わりに〜」という感じがありますよね!)、確かにこれは「江戸小紋」とは見てもらえないかなーと思います。
離れた時、無地には見え無そう・・・ですし。

最近は和服の「格」に関する考え方なども以前よりはだいぶおおらかになっているようですが、江戸小紋に関しては所謂「別格小紋」や「小紋三役(御三家)」といわれるような裃の柄を使ったもののみ紋を入れて礼装扱いされる、と考えるのが今のところ無難なようですね。
もし呉服屋さんが「礼装になりますよ」とおっしゃったのなら、ちょっと疑問を感じてしまいます・・・

以上、素人なのにでしゃばり、長文失礼いたしました。
a.i様
私の認識としましては江戸小紋というのは型染めであってもスクリーンであっても、同じ柄が同じ色でずーっと染めてあるものだと思っておりました。1色とは限りませんが2色にしても同じに染めついていなければ江戸小紋とは言わないと思います。
千鳥であってもいいのですがこのように飛んでいることで江戸小紋ではなくなってしまうと思いますがいかがでしょう。

紅型云々のたとえとは基本的に意味が違うかな〜、と思います。

魔女 花子さんの言うように遠目には無地、これが江戸小紋だと思います。
あ、それでも伊勢型でも今に時代にあわせてでしょうか、少し大きめの柄も出ていますけど。
それは遠目も遠目、かなり離れないと無地には見えないかも!
みなさんの御意見参考になります。

私もこの江戸小紋は江戸小紋と呼べるものなのか、疑問がありました。
伊勢型を使い、江戸(東京)で染めた物なら江戸小紋と呼んでいるのか?
程度で納得していました。

この江戸小紋には「経済産業大臣指定伝統工的芸品」の組合番号が染め付けてありました。
「商標登録東京染」ともあります。
うーん??これは江戸小紋ではないのか?
だんだん心配になったのでちょっと調べてみました。
http://www.kougei.or.jp/crafts/0201/special/special.html
こちらのサイトでは東京染小紋=江戸小紋になっていました。(ほっ

一般的な江戸小紋のイメージの物ではないですが、
大変お気に入りなので別に「江戸小紋ですね」と誰からも言われなくても
構いません(*^^*)「実は江戸小紋なのですよ」ですね。
時代と共にアレンジされていくのですね。

>a.iさん
紬についての御意見ありがとうございました(*^^*)
レストランウエディングまでいけそうですか?
それを聞いて嬉しくなりました。いろいろ活躍させそうですね。
こちらの紬は赤城紬です。どうしてわかるのですか!びっくりしました!
尊敬〜〜!櫛引は赤城紬独特の物なのですか?
そんな事もしらないまま購入した私って。。もっと勉強したいです。

>正装=淡い色味、古典柄って言わはる方相手やと〜

こういった考え方もあるとは知りませんでした。
これを強く常識として持っている方の集まりに
じみ〜〜な色目の古典柄ではない着物を着て行ったら
ひんしゅくなのでしょうか。。(^^;


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
アドバイスや御意見ありがとうございます!!
まだまだお聞きした事沢山あります。
今後もよろしくおねがい致します。
>17: みあれ さん

説明不足でした。つまり、おっしゃるように『似たような色目が多い』って事は、そのような色目だと『どなたにも勧めやすい』ってことでして、原色のキモノよりどこか淡い感じのものの方が上品な気がする…という心理が働いてるのでしょうか?
ですから、どしても『売れ筋』と言われる色目を在庫として置いておきたい云々〜につながっていくのです。すみません(エヘ)
みなさまコメントありがとうございました。
最終的にはこの江戸小紋は江戸小紋と呼べるのか?(^^)とまで
話が進み、着物の色に対する意識もますます勉強になりました。
大変参考になりました。

>a.iさん
櫛引織は最近特許登録された物だったのですね。
すごい!!
「美しいキモノ」のバックナンバー読みたくなりました。


いやぁ着物って本当に奥が深いですね。
知りたい事の1つが10にもなって帰ってくる様です(^^)
着物っておもしろい!
a.i様

こちらこそ勉強不足でした。とっても勉強になりました。
中落ちの柄で染め残しによって飛び柄が出ているのはありますが柄の所に別の色が入っているものは飛び柄としてくくっていました〜

東京染め=江戸小紋ということであれば相当範囲が広いということになるんですね。

ん〜、お客様に説明するのにややこしい、かも?!
かなり昔のトピですが、お話し蒸し返してすみません…

今日、着物屋さんのファミリーセールで、江戸小紋を購入しました。
ちょっとしたお出かけ(ホテルでのディナー等…)に着ていく着物が欲しくて…。

気に入って購入したのですが、所々お花の模様が散っていて、パッと見は小紋なんです。

これって小紋ですか?江戸小紋ですか?
今はお仕立て中で映像がないのですが…

ファミリーセールと言っていたのに、ネットでホームページを見たら正規の値段で、いかにも勉強しました!!って感じで勧められたのも引っかかってしまい…。
見積書には大名小紋と書いてありました。
大名小紋をネットで調べても、なんだかはっきりした事が書かれていなくて…。

パッと見小紋でも、『江戸小紋だもん!』って着ていて大丈夫でしょうか?
アクティブエミコさん〉
ご丁寧にありがとうございます。
そうですね!!
本当に可愛い着物だったんですぴかぴか(新しい)
よく考えてみたいと思いますわーい(嬉しい顔)
江戸小紋ですが地域団体商標に登録されているので、東京都染色工業協同組合の組合員とかでないと使えない気がするのですがいまだに呉服屋やあちこちで使ってることが多いのですが、法律やらは無視する業者が多いのでしょうか?
京都産のものは着たくないのでまぎらわしくてちゃんと表記してほしいのですが、、、

また、紬を江戸小紋で染め上げるとチリメンで染めあげるよりも格が落ちるとの記載がありましたが、どんな根拠なのでしょうか?
手元にある資料だと、紙布や麻に小紋を付けて裃としてつかっていたようなものが記載されているのですがちりめんを裃とした例は見受けられませんでした。(数少ない資料なので論拠としては弱いかもしれません)
そもそも格的に裃由来とするのであれば麻や紙布を素材としていないなら一律格が下るように思えたのですがちりめんのみOKな理由がさっぱり不明でどなたかご存知ありませんか?

また、落語などでは紬の紋付でお奉行さまが登場されることがありますし、白州正子によると絣は普段着だけど、無地や縞などの織り柄はそうではないとの記載もありました。

紋も染めよりも縫いのほうが格が高かったのに〜とかをどっかで見た気がするのですが、染め物を売りたい業者の意向があるのかなぁ。
> 大神さん

ちゃんと調べての考えではありませんが、私は下記の通り考えています
(個人的考察です)

たとえ先染めの技術や織の技術が高くても、本来の紬は『クズなど(廃棄されるモノ)をより合わせた不均一な糸』で織られているので、どちらも絹製品ではありますが、紬がちりめんに並ぶことは出来ないと思います

ただ大島紬などは、今では太さが均一のより糸(紬糸ではない)を使っているので、素材としてちりめんと比べて劣るとするべき部分がないですよね

時代とともに布の価値観は代わります

いずれ大島紬など紬糸を使っていない紬という名の織物はちりめんと同列か上になってくるのではないかと思います

ただ、ランクの高かったものが低くなるのは早いですが
低かったものが高くなって行くには時間がかかるものなのではないでしょうか
今はまだ過渡期なんだと思います

あと裃についてですが
貴族より格下の士族の略礼装であるため、絹や木綿より価値が下の麻を使うようにと定められていたのだと思います
そして、木綿や絹で仕立てるのは贅沢として禁じられていたはずです
(江戸時代まで木綿も高級品でした)
禁を破る者があっても、おおっぴらに記録したりはしなかったのではないでしょうか?
また普段着素材である紬で仕立てるのはお咎めなかったのでしょう

布の格を無視して、裃には麻と定められていたからと麻を上にして、裃に使われなかったことを理由に麻以外は一律下になるのではないかというのは、枝を見て幹を見ていない考えかと思います

生地による格付けがあるんですか?
文様による格付けはありそうですが、生地の種類による格付けは後付けなのではないでしょうか?

太さの違いというのであれば、あしぎぬなどが正一位の報酬にも用いられていることから糸の太さによる格の違いはないのではないかと類推されます。

麻の織物は神職が用いていたりするので別段格が低いとも思えませんが、麻よりも縮緬が格が上とはどのような根拠によるものでしょうか?

> 本来の紬は『クズなど(廃棄されるモノ)をより合わせた不均一な糸』で織られている
これも疑問です。
生産単数の推移から見ると屑繭だけでは不足します。
出殻繭や玉繭からも絲はとっていたとは思いますが、随分早い時期に普通の繭からも取得していたのではと考えています。
そもそも蚕種業者でもないかぎり生糸をとれない繭が大量に発生するのは違和感がありますし。
(結城紬の産地は元々は蚕種生産が盛んでしたが後に廃れています、しかしその後(今は違いますが)も基本的には地場で生産した繭を真綿にして生産していたようです。)
生糸にしても手挽きによるものが均一であったとは思えません。
>[036] 大神さん

>生地による格付け

格という言い方は相応しくなかったですねたらーっ(汗)
布そのものに格付けがあったかは疑問ですが、入手の困難さによる価値の差は当然あるでしょう

江戸時代に階層による規制は格というより、生地が贅沢かどうか…な気がします


また、この時代の規制を考えなくても、
入手しにくいものは特別な着物(礼装)に使われ、
普段から着られるものは特別感がないから礼装に使わない、
という風になるのは自然なんじゃないかと思っています


>麻の織物は神職が用いていた

麻が日本では最も古くからある繊維であることからではないでしょうか?
格や価格の問題ではなく…


>繭が大量に発生するのは違和感

贅沢を禁じられた江戸時代に、絹らしくない紬はこっそりできる贅沢となって流行していたらしいので、
元々は屑でも次第に屑じゃないものから作られるようになったのだろうと思います

>生糸にしても手挽きによるものが均一であったとは思えません

そうですね
機械でもなければ、ミクロ単位まで均一ってことはないでしょう

でも機械のなかった時代からしたら、紬より遥かに滑らかだったんじゃないでしょうか?

(紬はざっくりした感じでかたく、絹織物は滑らかですし)

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