東部野戦軍司令部コミュのＳＳの野戦被服　　ＳＳ車輛搭乗員服

今回はSSの車輛搭乗員服に関してのトピ上げしました。要は戦車服です
SSの戦車服は1937年頃、偵察大隊(オ－トバイ大隊）に装甲偵察車配備に伴い制定されました。一部の研究者は、当初陸軍型を使用していたとしている人もいる様ですが、実際には独自の仕立ての物を当初より使用しています。
陸軍型との相違点は下記の通りです。
1.前合わせが垂直（陸軍型は斜め）。
2.陸軍型より襟が小さめ。
3.背部パネルが一枚接ぎ。つまり、一枚の生地で仕立てている（陸軍型は二枚接ぎ）。
4.陸軍型より着丈が短かめ、袖丈が長め。
5.パンツのポケットフラップのボタンが２つ（陸軍型は１つ）。
6.パンツのウェストにズボン用の外装式ベルトを絞める様になっている（陸軍型は内装式）。
ざっとこんな感じ。仕立ての都合、陸軍型よりも野暮ったさがなく、スマートでシャープな見栄えになります。また、SS隊員は、ジャケットの下に黒いシャツ（非官給品）を好んで着ていました（1943年以降）。
SS戦車服は、装甲連隊及び装甲大隊の戦車及び突撃砲搭乗員，装甲偵察大隊の装甲偵察車搭乗員に支給されました。

コメント(16)

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[5] mixiユーザー 09月20日 02:05

〉どくろ。さん
装甲偵察車搭乗員の扱いは戦車兵と同じで、突撃章も戦突の銀を付けます。グレーの服を着ている写真も見受けますが、アレはHBTの作業衣です。このことに関しては陸軍も同じです。後日、戦車服と突撃砲兵服の支給区分のトピ上げしますね。まぁ、気分でやるので、期待しないで待っててつかぁさい。

[7] mixiユーザー 09月21日 02:11

〉どくろ。さん
車輌兵（常時車輌にて戦闘する将兵）は基本的には系統が２つにカテゴライズされます。単純に戦車服を着用するか、突撃砲兵服を着用するか、です。詳細は後々陸軍戦車服のトピ上げした時にでもやろうかと、まあ、今は触りだけ。
突撃戦車つまりブルムベアの搭乗員は黒服を着用します。また、当初、ﾌｪﾙﾃﾞｨﾅﾝﾄ・ﾎﾟﾙｼｪ式重駆逐戦車は黒服を着用していました。源文漫画では後期型作業衣（左胸にでかいポケットの付いてるヤツ）を着ていますが、恐らく作者はリサーチし切れてないだけでしょう。

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