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その日のまえに(映画)コミュの今日から公開!

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一人でも多くの人に観てもらいたい作品です。
昨日の朝日新聞夕刊に大林監督のインタビューが載っていましたね。


・70歳の「新人宣言」 大林宣彦監督「その日のまえに」
http://www.asahi.com/showbiz/movie/TKY200810310227.html

70歳の大林宣彦監督が「新人宣言」をした。自主映画時代から半世紀の経歴を持ち、「時をかける少女」など数々の名作を生んだ大ベテラン。新作「その日のまえに」の製作にあたり、「分かったような顔をせず、分からないことを突き詰めていく映画を撮る」と話す。(石飛徳樹)

 「60代になるとね、皆がディレクターズチェアに座らせてくれる。このまま行けば、自分の分かってることだけを撮って“巨匠”などと言われて終わっちゃう。僕は幸いなことに肉体の衰えも感じないし、精神もガキっぽい。これからは、座ることなく駆け回るぞ、と決めたんです」

 そんな時に手元にあったのが、重松清の小説「その日のまえに」だった。「生と死」を描いた連作短編集。「重松さんが僕の若い頃の映画を気に入ってくれていた。ただ、彼は、70歳の枯れた監督が映画にするのはちょっと違うな、と思っていたようです」

 大林監督が子供のような感性を失っていないことで原作者のゴーサインが出た。「他の監督が撮ると、今流行の泣ける難病ものになる。ならば僕がやらねばならないという気持ちでした。僕の向日性を生かした映画にしよう、と」

 夫の健大(南原清隆)と息子2人に囲まれ、幸せに暮らしていたとし子(永作博美)は、医師から「余命わずか」と宣告される。とし子と健大は、かつて住んだ街を訪ねたりして、「その日」が来るまでの時間を有意義に過ごす。

 青い闇に包まれた2人の最後のベッドシーンがあまりに幻想的だ。撮影時、大林監督は永作がやせこけていることに驚いた。役作りで絶食していたのだ。

 「この肉体を撮ってあげないと、と思った。でも、やめました。映画はリアリズムになりすぎちゃいけない。映画で真(まこと)を表現するために、僕は夢を描く。リアリズム全盛の世の中で、時代錯誤であることは承知してますが」

 「その日のまえに」は、端正な顔立ちの作品ではない。あちこちに突出があり、破綻(はたん)がある。その代わり、信じられないくらいパワーに満ちたシーンがいくつもある。

 「ひょっとして皆に褒められる作品が出来たのに、要らないものを詰め込んでワケが分からなくなったかもしれない。でも、それでもいい。かつて僕が見た映画というものの不思議な活力を、今の観客にも味わってほしい」

 1日から各地で公開。
[asahi.com:2008年10月31日]

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