青森県立八戸東高校コミュの松友会報などから

　お断り　松友会東京支部事務局が開設したブログがプライバシーに配慮してか個人名は全く記載していないことにならって以下の記事も一切省略しました。

八東高校の
　　外郭団体として
　　
　　財団法人松友会理事長　Ｋ・Ｋ

　八戸東高校の「松友会会報」は、（財）松友会と同
窓会松友会とで発行している会報ですので紙面で
（財）松友会の発足の経緯などについて述べさせてい
ただきたいと思います。
　まず、（財）松友会の設立は明治三十五年青森県立
第二高等女学校の生徒会（松友会）が母体となっ
ています。その後、昭和九年に松友会は校内部
（生徒会）と校外部（同窓会）に分けられ、昭和
十五年三月に校外部（同窓会）の中に、「財団法
人松友会」が設立され、現在に至っております。
　会の目的は母校の発展と地域社会への教育文化
の向上に貢献することや、人材育成であります。
　爾来この目的にそって活動し母校の発展に寄与
して参りました。（財）松友会は設立当時から八戸市
類家帽子屋敷等に不動産（土地）を取得しておりま
すが、有志の方々の寄付によって取得されたと推
測されます。その土地の上に昭和四十七年三月学
生寮（鉄筋コンクリート四階建て）を新築し平成
十三年三月までの二十九年間、市外から通学する
生徒の学生寮として利用されそれにより八戸東高
校に貢献してまいりました。そのときの建築資金
は一部は借入金で賄われましたが、大半は同窓生の
寄付金等により捻出された様です。先輩の方々の
母校に対する熱い想いを感じます。学生寮は入寮
生の減少や老朽化で現在は取り壊されております。
　又現在では（財）松友会の目的に従って次の様な事
業を実施しております。

①育英事業として八戸東高校生に対して卒業時
に大学進学奨励金の給付年問五十万円（学業
成績優良であるが経済的理由により学資の支
弁の困難な人）
②松友会報の発行
③八戸東高校「同窓会松友会」へ支援金の支給
④その他記念事業等への協賛
　（ア）百周年記念事業として多目的会館「ゆり
の木の花ホール」等の寄贈
　（イ）第一体育館、緞帳の寄贈
　（ウ）校旗、横断幕の寄贈
　（エ）はるか沖地震災害復旧工事への支援
　（オ）百拾周年記念事業へ支援
　　（いずれも「ＰＴＡ」「後援会」と協賛）
⑤学生寮跡地活用の為として駐車場の賃貸
　
　以上の様に母校である八戸東高校の発展のため
に支援事業を継続しておりますが、昨今の経済情
勢等により運営が非常に厳しくなっております。
　特に今年は公益法人制度改革の最終期限が十二
月となっているため、財団法人の存続のために、
一般財団として存続すべく、後援会の援助を受け
ながら手続きをすすめています。
　思えば県下第二番目に設立された財団法人でも
あり七十年以上の長きに渉り先輩達が苦労して母
校のために運営されてきた「財団法人松友会」ですの
で何とか継続して次の時代に引き継いで行きたいもの
と心から願っております。
　今後ともご支援を宜敷くお願い申しあげます。
（平成２５年２月２８日発行「松友会報」１７号２面より）

【支部だより】
　東京支部
　　
　　支部長　Ａ・Ｔ
　　（高校１７回生）

　平成二十四年五月二十日（日）、松友会東京支部
総会並びに懇親会を第一ホテル両国にて、参加者
七十名で開催されました。
　八戸からＦ校長先生、Ｋ教頭先生、Ｙ渉外部主任、松
友会副会長のＴ様、Ａ様、八戸東京事務所所長Ｓ様
を迎え、来賓者九名御出席頂きました。総会で
は、今回、会則改正、役員交代等の事案もあり出
席者皆様の承認を得ました。会則については、役
員会において、前支部長の指導の下で、各項目そ
れぞれを現状に見合うように、丁寧に言葉を見直
して訂正し、改正となりました。
＜役員改選の結果は略＞
私達は今迄先輩達に守られ引っ張られ、助けられ
ていました。これからは慣れない事だらけですが、
行動力で補いカバーしていきたいと思っています。
　当日の懇親会では、来賓の方々からは母校の後
輩達の活躍振りや、震災時の事、Ｕさん出
演のオペラ「フィガロの結婚」を観劇した時の感
動をお話し頂きました。
余興には、八戸から２３回生のＳ、芸名若柳貴
久永さんの日本舞踊「寿獅子」、長唄の「獅子の乱
曲」より抜粋の演舞が披露されました、踊りの後
には、Ｙさんが歌を披露して下さいました。
見事な動きの踊りや歌に皆様拍手喝釆でした。賑
やかで楽しい二時問半はあっという間でした。
　最後に全員で旧校歌、新校歌共に歌って締めま
した。素晴らしいハーモニーで伸びやかに、楽し
げに歌っている元気な先輩方を見習い、いつまで
も溌剌としていたいものと思いました。
　平成二十五年度東京支部総会並びに懇親会は、
来る五月十九日（日）、第一ホテル両国にて、十二時
より開催します。同期の方、先輩、後輩の方々と
お誘い合わせの上、一人でも多くの方の参加をお
待ちしております。
（平成２５年２月２８日発行「松友会報」１７号２面より）

　「八東魂」
　　　　　　　　　Ｎ・Ｋ

　今年度の県高校総体では、サッカー部が大健闘の戦いを
してくれた。対大湊高では５対３で勝利。二回戦での対五
所川原高では、前後半、延長前半まで０対０と勝利まで後
一歩であった。惜しくも延長後半に２点入れられ、敗退と
いう結果に終わってしまったが、これまでのサッカー部の
歴史に残る戦いであった。
　部員数も少なく、狭い練習グランドという恵まれない環
境の中で、こつこつと努力してきた結果である。今回の粘
り強い戦いぷりに「八東魂」を垣闇見ることができた。
　また、バスケット男子は四回戦進出、テニス男子もベス
ト十六と男子の躍進が目立ち、新しい八東の風が吹いた
高校総体であった。
　現在の男子生徒の在籍数は全校生徒の二十六パーセント
である。さらに男子生徒が増え、新しい八東高の伝統を築
いていって欲しいものである。
　校地の狭い本校であるが、環境の悪さを嘆くより、向上
心をしっかり持ち、内容を工夫し、集中した努力を積み上
げて欲しい。そこから真の「八東魂」か培われていくは
ずである。
（平成２４年７月２４日発行「桜ヶ丘だより」４８号１面より）