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血で飛ぶコミュのボクのママは空飛べるんだぞ

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今日の日記をちょっと書き写してみます。
『血で飛ぶ』に近いような気がしたので。。。。
違っていたらごめんなさい。でもジブリアニメのように飛ぶ姫になった気分、私は確かに味わいました。ちょっとお邪魔虫させてください。


けさ、保育園の先生に声をかけられ、「昨日の昼間の子供の会話がおもしろかったんですよ」と切り出されました。

次男坊やなんですが、ほかの男の子がいきなり「うちのお父さんは強いんだぞ!」と言ってきたらしく、彼はそれに「ボクのお父さんはもっと強いんだぞ」と返したそうです。
「いや、うちのお父さんの方が強い」、「ボクのお父さんが世界一強いんだ」と言い合いは続くばかり。

そこへうちのチビスケは突然「だったら、ボクのママは空が飛べるんだよ!」と言い出したのです。
相手の子供はびっくりしてぽかん!そして「そんなのウソだ!飛べるわけ無いよ!」と。
でもわが子は「ウソじゃないよ!ママは飛べるんだよ!」「ボクのママは小さいときは空飛んでたんだよ、ほんとだよ!」とがんばった。結局、相手の子供は言い争えなくなって、言い合いは自然消滅したらしい。

保母さんは「想像力豊かなお子様ですね。そしてお母さんが空を飛べるって本当に信じているようで、すてきだなあ、と思いました。」と話してくれました。

でも、でも、本当なのです。

私は子供のとき、空が飛べたのです。

鮮明に覚えています。両手を広げて、すーっと宙に上がっていき浮遊して遊んでいたことを。

それが大好きで大好きで。
空想や夢ではありません。
本当に宙を飛んで、そうやって見たモノや風景の視覚的な記憶が鮮明に、鮮明に、あるのです。

子供の頃、飛べることに気づいた私はまず、部屋の中を浮遊し、上から家具や照明、天井、そして人を上から見るのが大好きでした。
映像としてはクレーン車を使ったシーンやCGで今では簡単に再現できるふかんの動きの映像、それにそっくりなかんじでした。我が家の天井近くまで上がったり、わざと少し下がったり、床すれすれを飛んでみたり。。。

外でも少し飛びました。小さかったのでそんなに遠くまでは飛ばないのですが、公園では木の枝まで飛んだり。。。

大好きだったおばあちゃんの家の中でもよく飛びました。楽しくて楽しくて。。。

でも、小さいときから、「空を飛べるのは私だけ」「これは特別な力なのだ」という意識はあったようです。。。当時誰かにそのことを話した記憶はありません。私の最初の秘密だったのです。

いつまでも続くと思った飛行力でした。ところがある時から少しずつ飛べなくなってきて。。。3歳台だったかな。4歳にはもうまったく飛べなくなってしまい、普通の地上の人間の仲間入りをするしかなかったのです。でもいつか、また、私はまた飛べるようになるんだ!と信じ続けました。私は自分が空を飛んだ記憶だけは決して、決して忘れないようにしようと胸に誓ったのです。10歳になっても、15歳,20歳になっても。25歳、30歳。。。私は信じ続けました。私は飛んだ、そして、いつか、また、飛ぶんだ。

そんなこと、信じる人はいないと思い、そのことは誰にも話したことがありませんでした。自分の中では疑いのかけらの無い真実、私は空が飛べる。それは私だけの秘密!

自分の中で30年以上、大切にしてきた秘密!

それを私は子供達にある日話したのです。
去年だったかな。目をキラキラさせて、夢中で聞いてくれて。
本人達は3歳と4歳、私が飛んでいたくらいの年齢、彼らなら信じてくれるって思ったので。。。その思い出を分かち合ったのです。

その話は最近していないのに、次男坊やの心の中にはジンと刻まれていたのですね。お友達に堂々と話したわけですからね。
なんかうれしいというか。。。


私は空を飛んだ。事実であった私の飛ぶ能力は同時に自分にとって謎でもありました。

その謎が、実は解けたのです。思いがけないことでした。
5年前でした。
初めて母親になってわかりました。赤ちゃんができて、赤ちゃんを見てわかったのです。

言葉が話せなくて、最初は手足すらも動かせない赤ちゃん。でも赤ちゃんは愛情に飢え、世界への興味に飢えています。そして安心な環境にさえいれば『楽しむ』本能、というか才能が備わっています。

そんな赤ちゃんはだっこも大好き、そして『高い高い』も大好き。我が子に『高い高い』をしていたそんな時に「はっ」としたのです。「これだ!」

サイズが小さい赤ちゃんにとって『高い高い』はものすごく高〜いところまで持ち上げられること。赤ちゃんを遊ばせるために回したり、しっかり抱いたまま飛ばせるようなポーズで部屋を上下移動させて前進したり。。。

私の親もきっとたくさんたくさん私を飛ばしてくれたのでしょう。そして抱き抑えられている記憶よりも、その楽しさ、その視覚的な刺激に私は夢中になったのでしょう。親の記憶は消え、自力で飛んでいるような記憶だけが残った。3次元を移動するスーパーな感覚に酔いしれていた私。実はスーパーな力の源は私の父や母だったのでしょう。おばあちゃんも。
みんなずっと前に亡くなっていて確認できないけれど、間違いない!そんな愛に溢れた『飛ばしてくれた家族』がいたおかげでの夢のような体験をし、それが『飛ぶ力』の記憶としてプレゼントされ、私は30年間大切にしてきた。

母になっていなかったら私は『飛ぶ力』を信じ続け、子供時代のまばゆい魔法の記憶をきらきらさせて生き続けたことでしょう。それもよし。
タネ明かしされて、その『記憶』がウソではなかったことも照明され、私の想いはでたらめじゃなかった!と自信もつき、自力でなかったことにちょっぴり(もっとかな)がっかりし、でも、その代わりに親の愛を溢れんばかりの愛を再確認させられた。感謝で胸がいっぱい。いっぱい。

うちの子供は空飛ぶ記憶が残るかどうか。。。できるだけ抱き上げて飛ばしたがそんな想いは押し付けられるものでもないし。。。

確かに彼らに「ママは飛べたんだよ」と秘密を教えた時はすでに自分の中で種明かしはされていたのですけど。。。

30年以上ずっと一人ぼっちで信じてきたこの想い、一緒に信じてくれる人を求めた30数年でもあったかもしれない。

『飛んだ』事、『飛んで見えたもの』はウソではない。

それは家族から私への贈り物の記憶。子供達には種明かしはしないが、その贈り物を彼らと分かち合いたい。
子供達ならわかってくれる。。。

ママは空を飛べたの!

コメント(30)

そっか・・・じゃあ私も空を飛んでたんだ・・

ヤバイ涙出てきた
ものすごく感動してしまいました!
ホント涙出てきちゃいますね。
“飛んだ記憶”が、ご両親やおばあさんの“愛情”だったなんて。
これぞまさしく、「血で飛ぶ=家族の愛情で飛ぶ」ってことですね☆

子供の時代に、たくさんの魔法をかけてあげられるのが親なんだな〜と思いました。
ジュリエットさんの魔法が、お子さんたちにちゃんとつながっていくんですね。
素敵です!!!!!!!
ステキな話ですね(*^_^*)
この世にも魔法は存在するんだなぁ☆

まだ先の話ですが、もし自分に子供ができたら、
いっぱい抱きかかえて、
いっぱい飛ばしてあげたいです☆
愛情は空を飛ぶ事ができるんですね。
すごく面白かったです。
そんな映画あったら見たいな。
私は保育園の頃、保育園の先生に「今日は飛行機で来たんだよ」
って言ってました。笑
子供ってうそでもホントでも面白い事を発言しますよね。
ジュリエットさん>>
とても素敵なお話ありがとぉございます☆☆☆
ホントに、愛情が溢れていますね。
昔から引き継がれて来た「飛ぶ事」。
それを意識せずに、ジュリエットさんは譲り受け、
そして意識せずに、それを子供に受け継がせて行ったという、
出来事が流れていっている事に、ごく自然にある風や水の流れを見る様な、とても心の安らぎを感じました。
飛ぶって素敵だぁ。
坊たちも飛ぶ事になんの不思議もなぃのは、きっと飛んでいるからなのかもしれませんね。


余談
あたしが、幼少の頃から今でもやってしまぅ癖…
車や電車での移動中、外を眺めている時に、
家の屋根や、電柱や看板、遠くの山などを目で追いかけて、
「次はあそこに飛んで着地…次はあそこに着地、、、」と、
フワフワ飛んでしまいますw
上から見下ろす景色を容易く想像出来てしまぅのはなんでしょうね。きっと飛ぶ記憶があるのかも。変って言われようが、楽しいからいいや♪


nonさんのコメント見て、
「飛ぶ映画」紹介トピックとかもいいなーて思ってしまた☆
こんなのどぉ?ってのあったら、どんどんトピ立ててみてくださいなぁ♪
こんにちわ、管理人です。
ジュリエットさんの文章、もっと色々な人に読んで頂きたいので、上げておきます♪
すてき。 


あやうく泣くとこでした。 


あたくしは空飛ぶ夢ばかり見ます。 


その記憶うらやましい。
小さいころ、山に登って雲の上に行きました。
クラスの子には雲の上に行ったと言っても誰も信じてくれませんでしたが、、、
自分の力、自分の足で雲の上に行くっていうのもなかなか乙なもんですよ。

あとイラストで俯瞰の絵を描くときなんかは、自力で飛ばなきゃならんので割とよく飛んでます(笑

愛情とかはよく分かんないけど、飛ぶのは確かに楽しいですね。
僕は飛んだ記憶はないけれど、

自分にも子供が出来たら、たくさん飛ばせてあげようとおもいました。
はぁ…
泣いてしまいました…

すばらしいお話、ありがとうございました。。
なんだか心があたたかくなって、
涙がでそうになりました…。
ありがとうという気持ちが私にも生まれました。

私ももしも自分の子供がてきたらたくさん飛ばしてあげたいなぁ。

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