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放課後読書会 - on and off -コミュの■1月「1984」(ジョージ・オーウェル)感想

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「放課後の部室(雑談)トピ」で書きましたが
イギリス人が読んでないのに読んだふりをする本の第一位がこれです(笑)。

このコミュでSFとかファンタジー系のものは初めてなので楽しみですね。
また、昨年大評判になった村上春樹の「1Q84」ですが
既に読んだ方は、それとの関連性などを探りつつ読むと面白いかな。

ただ、内容的には、かなり暗いらしいので
お正月が明けてから読み始める方がいいかも・・・

ハヤカワ文庫で「1984年」として出ているようです。

コメント(10)

wikiより概要を(あらすじではありません)

トマス・モア『ユートピア』、スウィフト『ガリヴァー旅行記』などの
ディストピア(反ユートピア)小説の系譜を引く作品で、
スターリン体制下のソ連を連想させる全体主義国家によって
分割統治された近未来世界の恐怖を描いている。
なお、著者などは言及していないが「1984年」という年号は、
本作が執筆された1948年の4と8を入れ替えた
アナグラムであるという説が一般的である。
これによって、当時の世界情勢そのものへの危惧を暗に示したものとなっている。
出版当初から冷戦下の英米で爆発的に売れ、
同じ著者の『動物農場』やケストラーの『真昼の闇黒』などとともに
反全体主義思想のバイブルとなった。
あらゆる形態の管理社会を痛烈に批判した本作のアクチュアリティは、
コンピュータによる個人情報の管理システムが整備されつつある現代においても、
その輝きを全く失ってはいない。
1998年にランダム・ハウス、モダン・ライブラリーが選んだ
「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」、
2002年にノルウェー・ブック・クラブ発表の
「史上最高の文学100」に選出されるなど、欧米での評価は高く、
思想・文学・音楽など様々な分野に今なお多大な影響を与え続けている。
え〜ん、やっと買えました。まだ読んでないです。
読めるのか、今月中に・・・

近所の本屋で探して、一軒ではハヤカワ文庫自体なく(割と大きい本屋なのに・・・)
もう一軒で、探してもらって奥から出てきました。
探してもらってるとき
店員さん3人掛かりで
「村上春樹ちゃうのん?」
「ちゃうねん」
「何?ネタ本?」
「ていうか、モトになった本、でもないけど...」
と、ごそごそしゃべりながら探してました。
「ないはずないよね、村上春樹やし」
「村上春樹ちゃうけど、村上春樹の本、評判やったから
これも絶対置いてるはず」

置いてるはず、ってそんなお客目線な・・・(笑)

とにかく1冊だけあって、買えました。
今度画像もアップしますが、中々かっこいいカバーです。
画像貼っておきます。

宇宙のイメージのクールなカバーです。
おそばせながら

かったど〜〜〜〜〜!

読み始めました。
久しぶりに正調SFを読む感じ


って 、もう2月やん
「1Q84」続き、出ますね〜!
4月でしたっけ。
それに合わせて1巻2巻、文庫化されないかなぁ〜
う〜ん、読んでいますが
けっこう陳腐化されている部分も多い気がしますね。
SFとして古いというか。
こういう全体主義の独裁者や独裁システムの国の話って
すでにたくさんのバリエーションが本だけじゃなく
映画などにもなって、くりかえし見せられてきてるからなぁ。
まあ、その陳腐化を現実として今もやってるような国があるというところは
おそろしいことですが。

最初の方は、丹念にこの世界を説明する描写が続きます。
そこで、ちょっと飽きそうになったんだけど
言語をコントロールする説明の部分が面白かった。
言語をコントロールすれば思想もコントロールできるので
語彙を減らして簡素な言語をつくるというアイデアは
文学者ならではの発想でしょうね〜
作者が、それだけ言葉の力を信じているということだろうな。
最初のあたりで
とまってますw

でも、
1Q84を読んでからなので
ハルキの伏線として
興味はあるので、がんばって読んでみる。
3巻もでることだし
半分くらい読みました。

これって、最初の方はひたすら、この世界の説明な感じで
それが現代のわたしたちには、もうさほどショッキングではないので
ちょっと退屈しちゃいますね。

でも中盤動きが出てくると、面白くなってきます。
ただ、息苦しい窮屈な世界の話で
暗くなっちゃうので、寝る前にベッドでは読みたくないです。


ちなみに
現実の1984年、わたしは大学生で
日本はバブル、女子大生ブーム、などの時代でした。
この小説の世界と、正反対だったかも。
陰鬱な気分になる本ですが
後半になると思想の管理だけでなく
肉体的にも痛い描写が出てきて
最終的には、また思想の完全なコントロールに至るようなお話だと思うのですが
ううう、滅入ります。

資本主義経済がほころびを見せているとはいえ
すでに、こういう全体主義の社会は
幻想に近くなってると思うので
リアルな恐怖は感じませんが、
冷戦下の西側の人は
今のわたしたちより、もっと、リアリティを持って読んだのでしょうね。
それだけのリアリティをもう感じないので
その分、恐さも面白さも減ってる気がします。

キューブリックの映画「時計仕掛けのオレンジ」を
すごく思い出します。
読了!
最終的には、面白かったです。

ピンチョンのあとがきを読んでから
また感想など書きます。

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