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江藤新平コミュの「江藤新平」ついに大河ドラマに…?

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>江藤新平は大河ドラマなどでも主役で取り上げられる可能性はほとんどありませんね。薩摩や長州出身の…
  
 なるほど、そういうことなんですね。目からウロコです。
 
 「大河ドラマ」の歴史を改めて検索しますと、幕末維新モノでは、「竜馬がゆく」「跳ぶがごとく」「徳川慶喜」「新撰組」がありますが、江藤が働いた時代とかぶるのは「翔ぶがごとく」だけです。明治維新(〜10年)を扱ったものとしては既に15年のインターバルがありますし、そろそろこのあたりで「歳月」(司馬遼太郎)がよいと思いませんか?見たいですよね。

 ただし、「新撰組」を除いて原作は、全て司馬遼太郎ですので、来年の「功名が辻」と連年で作家が同じであってはいけないということであるならば、3〜4年後には是非とも…ということで、運動でも起こしましょうか???
 江藤の生涯を描き出せば、結構新鮮な“歴史エンタテインメントもの”になるのではと思います。脱藩の場面、暴漢に襲われる場面、大久保との葛藤の場面、最期の場面は近藤勇とダブる感じもしますが「皇天后土の・・・!」と思い切り叫ぶ場面など目に浮かんでしまいます。役者は誰が良いでしょう?
 
 大村益次郎を起用しての彰義隊討伐、江戸城無血開城の影の働き、東京遷都(実際は二都論者)、バリバリの司法卿時代・・・永蟄居中は実は鍋島関叟(直正)の命により来る時代に肥前が中央に踊り出る為の準備をしていた(密偵説あり)シナリオにするとか・・・見ごたえのある場面場面とストーリーと、それこそ「あっこちゃんぶた」さんが書かれているような「今日の私たちへ投げかけられている課題となっている部分」への問題提起に結びつくような訴求にもなって、社会派エンタメ?系の新鮮なものになるのではと思います。
 
 去年の今頃、たまたま新宿を歩いていてポスターを見つけ、紀伊国屋シアターで上演中の「司法卿 江藤新平」というお芝居を見ることができましたが、300席?ほどがほぼ満席でしたので、大河ドラマでも、前宣伝次第では、高視聴率を取れるものに仕立てることは可能だと思います。是非とも江藤新平を陽のあたるところに引っ張り出してほしいですね。脚本「三谷幸喜」あたりで・・・

 
 ちなみに、ご存知でしょうか?こんな写真。後列左から5番目が江藤ということになってますが、ちょうど永蟄居中の年代の写真とされてます。この写真が本物だったら密偵説を裏付けるものにもなるわけです。(密偵だったら列に加わらないか?) 
http://www5.inforyoma.or.jp/~appli/bakumatu/hurubekki.htm
 
 私が、この写真を目にしたのは数年前、鹿児島桜島の南裾にある「ふるさと温泉」の待合場所に何気なくかかっていたのを見たのが最初でした(>カゴシマ二アさんはご存知かも知れません)。宿のご主人が歴史好きらしく、新聞の切り抜きを装丁して、掲出したものとのことでしたが、説明書きには「長州・山口県のとある代議士(かつての総理経験者だったか?)が桂(小五郎)家から譲り受けたものとして、佐賀新聞が入手、「歴史的スクープ」として報じたものでした。佐賀新聞の人、大丈夫かな?まさかパロディのつもりで新聞に掲載したわけではないでしょうし…
 
 ページの説明にある竜馬、西郷、勝海舟…以外では、(前・中・後の3列として)前列左端の「大村益次郎」、6番目の「大木喬任」、1人おいて「副島種臣」、中列左から2人目の「大隈重信」、西郷の隣に「大久保利通」…等々(ふるさと温泉にかかっていた写真には、一人一人の名前が書き込まれてました。
 幕末維新の薩長土肥を中心とした志士達が勢ぞろいした写真ですが、よくもまぁ、それらしい風貌の塾生達にそれぞれの名前を付けたものだと感心以上の感動をしました。最初これを見たときはびっくり仰天しました。ほんとに・・・。ほとばしる興奮を抑えながら、まずは、デジカメにその記事をおさめたのでした。
 ややあって冷静になって考えると、慶応2年(1865年)に既にこの世にいない人が写っていたり、薩長同盟の前年に薩長の志士達が仲良く一枚の写真に写っていたり、何なんだろう?と疑問を持ったまま、それでも本物であってほしいと思いながら、家に帰ってからネットで探したら、解説に書いてあるようなことで、夢幻の世界から目が覚めたということでした。
 
・・・そういうわけで、「ふるさと温泉」のご主人には、2〜3日良い?夢を見させてもらいました。

>元鐘紡会長の伊藤淳二さん・・・

・・・の従姉妹?にあたられる鈴木鶴子さんという方が、15〜16年前、朝日新聞社から「江藤新平と明治維新」という本を出版しており、江藤ファンにはおすすめの一冊です。ちなみに、私としてのお勧め三部作の他の2冊は、「歳月」と「明治6年政変(毛利敏彦)」です。

 鈴木さんの著作は、中でも大伯父に対する身内ならではの愛情がほとばしる、江藤ファンにとっては、とっても心地よく読める本ですが、奈良高女師範を出られた鈴木さんの鋭い洞察力、切れ味のある文章表現、緻密な調査に基づき“歪められた歴史”から新しい事実を導き出していく執念…やはり江藤新平の血統のなせる業なのかなと思った次第です。
 で、この本は本行寺の江藤の墓の管理を仰せつかっていた私の伯父が、鈴木さんから贈呈されたものを私が貰い受けたものなのですが、江藤を師と仰いで殉死した“伯父の大伯父”(私の大々伯父…ややこしい)の遺志を継いだかのような墓守の仕事に対するねぎらいの形…何かこの本には江藤新平の魂が宿っているようで、大事にしている本の一冊です。

また、長くなってしまったにもかかわらず、最後までお付き合いいただき、痛み入ります。

コメント(8)

 ナオジロー様

 江藤へのあつい思いが、こちらにも切々と伝わってまいりました。m(_ _)m

 参考文献で挙げていただいた三冊は全部持っております。
 とくにご子孫の鈴木鶴子さんの著書は、かなり踏み込んで江藤の実像に迫っています。この本は一度自費出版されていたものを、後年朝日新聞社から再刊したようです。この本の旧版が古書店にありました。
 毛利敏彦先生の著書では、同じく中公新書から「江藤新平」(新装版)が出ております。こちらも読みやすいのですが、やや江藤びいきな視点から、その記述に若干偏りのある箇所があるので注意が必要です。
 あと、最近では入手困難ですが、新人物往来社から「江藤新平と佐賀の乱」(園田日吉著・1974年)という本も出ており、佐賀の乱を知るには良書となっております。

 ご興味のある方はご一読されることをオススメします☆
 
>あっこちゃんぶた様

うひゃ〜

半端でない「江藤フリーク」さ加減!
恐れ入ってます。
>あっこちゃんぶた様

不謹慎な声を発してしまい、大変失礼致しました。

私以上に、江藤に思い入れてらっしゃるかもしれない方の存在に対する率直な驚きと、敬愛の念を抱くことを禁じえなかった為です。
 ナオジロー様、皆様、どうぞ江藤を盛り上げてまいりましょう☆☆☆
ぜひとも大河ドラマ化してほしいです♪
歳月ネタで、こんなサイトを見つけました。
わかりやすいですよ!
http://bonfa.hp.infoseek.co.jp/literature/saigetsu1.htm
あと、上記の写真は城山の西郷洞窟脇売店でもおかれていました!どこそこで使われているみたいですね。ふるさと温泉では気づきませんでした。日帰り温泉の人は通らないところなんでしょうか?

どうやらニセモノというふうに鑑定されているそうです、信じたいのはやまやまなんですけど。。。

京都の霊山記念館のほうでニセモノと判断したそうです。。。
>カゴシマニアさま

歳月ネタ、「うんうん…そうそう…」といちいち頷きながら読まさせていただきました。

写真は、池袋の剣道具の専門店でも見つけましたし、かなり出回ってるようでね。それにしても、見る人を納得させるように志士達の名前を符合させたパロディ性といいますか?歴史エンタテインメント性といいますか、大したものと感心してます。

私も日帰りでしたかったことがないのですが、「ふるさと温泉」の少し奥まった休憩所のようなところに掲出されてました。
確か中には明治天皇なんていうのも書いてあるのがありましたっけ。。。ありえないんですけど。

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