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【詩】を書く人。コミュの『エロス&リビドーpart3』

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コメント(585)

軽く息を吹きかけると

とうとう君は回り始める

腕にからみつくと

右手親指を音を立てながら

けなげに吸い始めた

ほんのり染まり汗が光る

上気した首筋

頭をもたげた”塊”へとのびてく君の手



どこで憶えたの、その手つき
空を舞い上がるような思い

その後

雲のように

霧散となっちゃった

あれだけなついていた猫も

僕をみて

退散さ
君の耳元でささやく
今日もとてもかわいいよ
いや、前にも増してとても

君の艶やかな髪に僕は顔をうずめて
変わりない香りを確かめる
僕はこの香りが好き

指を通しゆっくり梳(と)いてみる
きらきらしている君の瞳を見つめながら

言葉はいらない

シナモンを絡めて
君にウィンクを贈る

君は赤ら顔で
微笑んだ

とても
良い午後だった



深い深いところにある欲望

さらけ出すにはあまりにも醜くて

だけど見せ合えればきっと満たされる

2人が溶けて混ざり合うほどの

そんな営み望んでる

ちょこっと勇気出して

あなたにそっと耳打ちしよう

「一度だけめちゃくちゃにして」

2人だけの深い世界へ

一緒に沈んでみよう

誰にも奪えない

2人だけの楽園に
口に出せること、
出せないこと

伝えたくても、伝わらないこと

聞きたいこと、聞けないこと

分かりたくても、分からないこと

いくら唇を重ねても、
いくら身体を重ねても、

伝えたくても、伝わらないこと



いきなりエッチしたいだなんて

僕の思ってた着地点

一気に飛び越えてきた君に

もう心臓が張り裂けそうだよ

心の準備できてない

まるで男女逆のセリフ

こんな展開嘘みたい

ちょっとほっぺつねってみる

痛いのに 痛いのに

なにこれほんとすごく幸せ
暖かく湿った身体と
冷たく乾いた身体が
ぶつかり合うこの前線付近
歓喜の影響で
大荒れとなるでしょう
会えない日の分まで

君の感触楽しみたい

肌と肌を合わせて

奥の奥のそのまた奥へ

吐息重ねる

永遠の夜

ふかふかの新雪みたいな肌のうえに
赤い指が積もっていく

指の熱は表面を溶かし
白景色の裸体の日陰には
淡色の水たまりができていた

袖をまくって腕を伸ばし
赤い指を硬くして
水たまりの底に落とす

ぽたり

鎮まっていた柔らかい腰は
丘のようにぬくぬくと盛り上がり
丸い胸まで紅藤色に染まっていく

しなやかに開かれた脚は
季節の変わりを告げるほど
逞しく豊かな芽吹きの予感を香らせていた


そうして腕の中で手入れした可愛い庭には
白地に濃紅の縦絞りの花が狂い咲き
それでもさらなる色合いを求めて
女の土はごぶごぶと底を拓いていった

灯りに向いた滑らかな穴口に
雪椿の苗木を差すような趣で

ふたり

終わりのない季節を植えていた



述懐


八木重吉がかつて言ったことがある
「をんなには こころはない」と
そして言葉をつづけてこうも言った
「かれらの肉たいは
 そのまんまでこころである」と
こころでできた肉体というものがあるのなら
女のにくたいは 心そのものだというのだ
そのうつくしさ
それは
神が造らしめた うつくしさだ
何も言えない
言えば駄文になるばかりだ
うつくしいものに蓋をし
見えぬようにするのが 昨今の風潮なら
たとえ囚われの身となっても
僕は母の着替えを見つめている
幼い男の子のように
女性のからだをずっと みつめていたい


指田悠志
2人の世界にどっぷりと

心ゆくまでごゆっくり


あなたのフェチもその子のフェチも

この部屋だけの秘密だから


心ゆくまでごゆっくり

2人の世界にどっぷりと


愛情と呼ばれる
エゴイズムのかたちが
薔薇の様に馨るなら

たぶん
涎か精液が漏れてるんだよ
パンツでも履き換えな、
黄金の中庸に
在る人間とは

良く哲学し
良くセックスする
人間なのか

純粋知性の対角には
純粋性欲が鎮座するのか

黄金の中庸とは
猿の末裔で在れと説く
哲学者の交尾なのか

私と云う
性嫌悪の猿は
戸惑うばかり、
奪い、奪われる関係性に溺れたいのよ…

唇を這う甘い香気、滴る雫
白い肌にもっと深く刻んで
理性を揺らすその媚声
懇願する舌先の罪悪感
幻覚の中で朽ちる美学
花弁に群がる微かな羽音
残り香に心も濡れて

堕ちてゆく姿こそ
最も美しい芸術でしょう?
舌 先 の 遊 戯
甘 く 転 が し て
真 実 の 色 を 隠 す
乱 れ る 七 色 の 嘘
花畑は荒れ果てて
見る影もなく
昔を懐かしむ虫も
離れた今
目的は一つだけ
種の保存
少しだけ冷たい風は
この先を静かに伝えた 
指先が冷え切る静寂
切り裂くのは最も恥美な凶器
求めているのは心の潤い
溜息を吸い込んで吐き
澱んだ毒も呼吸と混ざる
不思議な親和性と依存症

理性という薄い服が
声の熱で溶けていく
焦燥さえも愛しい栄養
重なり合う波長
低く響く残響に溶けて
しっとりと濡らしていく

世界がどんなに騒がしくても
深く愛しい声で黙らす
不条理でいて純真な官能の淵
血流は凪ぎ猛る孤独
乾ききった日常のひび割れ
蜜のような安らぎ
とろりと流し込まれ
濃密な鼓膜の口づけ
柔らかな熱を帯びて
目覚めたくない深い眠りへと…

      オナニー 
      オナニー
  
      シュシュシュー

      あっそれー

    パイオツモミモミ〜

    おしりをふりふり〜
小雨混じりの憂鬱
無責任に心根を掻き乱す
密室で燻らす煙と嘘が混ざり合い
「行かないで」と云えば重力は増し
「忘れて」と云えば記憶は結晶化する
言葉は常に裏腹の確信犯
刹那的に堕落を愉しむ
紅色鮮やかに未練は重畳
使い古された永遠という名の凶器
抱き寄せられる度に魂は遠ざかる
磁石の同極が如く密着すれば
孤独の斥力は増していく
観賞用として咲き美しく
あなたの水分で満ち足りて
枯れる権利さえ奪うのが愛の正体
酷くても心地良い心の透明
独り夜明けの奥に曝される
─花びら散りゆく瞬間の美学─
欠けているから愛おしい
完全なものに興味は無いの
全て救いようのない欠陥
唯一無二の出来損ないでいたい

沈黙の最後に笑うのは
愛を手に入れた者じゃなく
愛を最後まで疑い続けた者

足りないままでいい
心も飢えたままでいい
透明な正論も偽善も不必要
あなたという不純物で濁って
無意味なほど美しく
虚無なほど激しく
求め合って穢れた姿にこそ
ようやく生きている実感がする

言葉の刃で空洞を切り裂いて
溢れ出すのは真っ黒な本音
いつだって彩りを添えるのは
名前を呼ぶその聲と逞しい肉体
血の通った熱い生々しい感触
求めて求められて
その反復の中で磨り減る
誰かが欲しがった理想の残骸

果てしない夜を跨いで…
自分の鼓動と君の鼓動が共鳴する
激しく脈打ち
呼吸が体全身の動きにシンクロする
あの日を忘れない
舌 で 媚 び る パ テ ィ シ エ

密 室 の バ タ ー サ ン ド
体 温 で 融 け る 贅 沢 な 脂
ラ ム 酒 に 溺 れ た 指 を 舐 め る
歯 を 立 て れ ば じ ゅ わ り
溢 れ 出 す は 官 能 の 重 み
耐 え か ね て 蕩 け て ゆ く

背 徳 の テ リ ー ヌ
ね っ と り と 舌 に 媚 び る
触 れ た ら 二 度 と 離 れ ら れ な い
重 厚 な 抱 擁 の あ と に 遺 る
罪 悪 感 の 余 韻

誘 惑 の フ ォ ン ダ ン
熱 い 吐 息 に 視 線 を 集 め
ト ロ ト ロ に 融 け る 禁 断 の 温 度
割 れ 膜 か ら 滴 り 流 れ る
濃 厚 で 淫 ら な 甘 い 本 音
綯 い 交 ぜ の ま ま 喉 奥 を 燻 し て

焦 燥 の タ ル ト
じ っ く り と 執 着 を 煮 詰 め て
甘 み に 負 け て 目 を 離 し た ら
す べ て が 黒 く 焦 が れ て し ま う
想 う 気 持 ち は 火 加 減 が 強 す ぎ て
馨 し き は 破 滅 の フ レ ー バ ー

愛 慾 ブ リ ュ レ
甘 く ほ ろ 苦 い 秘 密 の カ ラ メ ル
心 と 身 体 は あ な た と 絡 め る
言 葉 の 裏 側 に 潜 む 想 い
容 赦 な く 流 れ 込 む 濃 密 な 琥 珀 の 雫
噛 ま な い で 体 温 で 融 か し て

お 味 は い か が ?
熱 さ も 冷 た さ も 特 別 に 捧 ぐ
甘 美 で 醜 美 な デ ザ ー ト コ ー ス
最 期 の ひ と 欠 片 ま で 味 わ い 
貪 欲 に い た だ く 義 務 が あ る

一 番 深 い 場 所 ま で 辿 り 着 い た ら
そ れ は も う 戻 れ な い 大 人 の 味 覚

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