ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

英単語の接頭・接尾辞の研究コミュの接尾辞の抽出

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
接尾辞の抽出

(序)

接尾辞をどのように抽出するか、今回はDOMESTIC ETYMOLOGYの方法にもとづく抽出を試みました。その結果、英語の派生はラテン語に比べて複雑であることが分かりました。ラテン語では、もちろん例外もありますが、だいたいは一定の規則に従って派生しており、Deradical formationを取ることは滅多にありません。例えば、L. commoditāsは [commodus+-tās] という構造をもちますが、これに相当する E. commodity は [*commode+-ty] とすることができません。このことを考えていると、スーパーで小松菜や白菜と一緒にレタスやキャベツが並んでいる光景が思い浮かびました。今ではどれも馴染みあるものですが、小松菜や白菜とちがって、レタスやキャベツはもともと日本の大地が育んだものではありません(たぶん)。英語はラテン語と同じくインド・ヨーロッパ語族に属しますが、そのサブクラスは異なります。ラテン語がイタリック語派に属するのに対し、英語はゲルマニック語派に属します。このことが、DOMESTIC ETYMOLOGYという方法を取る一番の理由です。

英単語の接尾辞を調べるのに語源に遡る必要はない。英語を独立した一言語と見なし、まずはこの内で出来ることを為すべきである。このように、まず接尾辞を抽出することから始めようと思いました。今はラテン語のことを忘れ、一からスタートしようと思います。そして、これがその第一歩となります。

(用語の解説)
Word-formationをDenominal, Deadjective, Deverbal, Deradicalの四つに分けています。これらは、対象の単語がそこから派生してきたところの単語を示しています。たとえば、 “denomination” は Deverbal formation のカテゴリーに属します。これはdenominationが動詞denominateから派生したことを示します。そして、commodity はDeradical formationのカテゴリーに入ります。このカテゴリーは本来のEtymologyで言われるものとは異なり、元となる単語が英単語の内にないものについて言います。たとえば、 “commodity” はcommod- をその語根と見なし、このカテゴリーに帰属します。


あと、便宜上それぞれの接尾辞に番号をふっていますが、索引のために付しただけで特に意味はありません。

* * *
David Humeの “Essays, moral, political, and literary” から任意に選んだ1ページ中の語彙を対象にしました。1825年にEDINBURGHから発刊された “Essays and Treatises on several subjects” が手元にあるのでそれをテキストとして用います。開いたページは289、 “Of money”です。
(online版)
http://books.google.com/books?vid=HARVARDAH6R3M&printsec=titlepage#PPA289,M1


* * *
<< Abbreviations>>

noun ... N
adjective ... ADJ
adverb ... ADV
verb ... V

i.e. ... id est 「すなわち」
e.g. ... ex gratia 「たとえば」

* * *
<< Contents>>

1.-[t]ion / N
2.-ation / N; -ate+-[t]ion
3.-ate / V, -ated / ADJ
4.-ary / ADJ
5.-y / N
6.-ly / ADV
7.-er / agent N
8.-(i)ty / N
9.-ment / N
10.-hood / N
11.-ent / adj.
12.-al / adj.
13.-dom / N
14.-en / V
15.-ance / N


* * *
<< Index>>

alowance 15.1.
alteration 2.1.
annihilate 3.2.1.
circulate 3.2.1.
circulation 1.1.
commodity 8.1.
computation 2.1.
consequently 6.1.
conveniently 6.1.
current 11.1
denomination 1.1.
discovery 5.1.
easily 6.1.
gradualy 6.1.
individual 12.2.
kingdom 13.1.
lessen 14.1.
manufacturer 7.1.
national 12.1.
necessary 4.1.
neighbourhood 10.1
numerary 4.1.
refinement 9.1.
situation 1.1.
society 8.1.
totally 6.1.
uncultivated 3.1.1.
undertaker 7.1.

★capital, total, merchantの接尾辞
これらの接尾辞はいくつか兄弟を持つが、それ自体たくさんの子をもつので、これを派生語とみなさず、それらの親としてのみ扱う。それゆえ、今はここから接尾辞を導きださない。


* * *

1.-[t]ion / N
*語幹末の子音-tは接尾辞の頭文字t-と重なり一つになる。i.e. *-at-tion > -ation
1.1. Deverbal formations
denominate > DENOMINAT-ion
circulate > CIRCULAT-ion
situate > SITUAT-ion
● denominationの兄弟にはdenominative, denominatorがある。ここから語幹denominat-を導くことができる。これらの親は動詞denominateである。
● situationの兄弟には分詞situatedがある。ここから語幹situat-を導くことができる。これらの親は動詞situateである。


2.-ation / N; -ate+-[t]ion
*語尾が-ationである語は、circulationがcirculateから派生しているように、接尾辞に-ateをもつ動詞を経由していることが多い。しかし、alterationのように*alterateという動詞がない場合も多い。そうした語は接尾辞-ateと-tionが同時に現れていると考える。この場合、語幹はalter-ではなくalterat-とみなすのがよい。
2.1. Deverbal formations
alter > ALTERAT-[t]ion
compute > COMPUTAT-[t]ion
● alterationの兄弟にはalterativeがある。ここから語幹alterat-を導くことができる。これらは動詞alterに由来する。
● computationは兄弟をもなたい。しかし、alterationの例から類推して語幹computat-を導くことができる。これは動詞computeに由来する。


3.-ate / V, -ated / ADJ
3.1. -ated / ADJ
*接尾辞-atedは-ateの分詞である。
3.1.1. Deradical formations
uncultiv- > UNCULTIV-ated
● uncultivatedは兄弟にuncultivableをもち、ここから語幹uncultiv-を導くことができる。これらは親をもたない。

3.2. -ate / V
3.2.1. Deradical formations
circul- > CIRCUL-ate
annihil- > ANNIHIL-ate
● circulateは兄弟にcircularをもち、ここから語幹circul-を導くことができる。しかし、これらは親をもたない。
● annihilateは兄弟にannihilableをもち、ここから語幹annihil-を導くことができる。しかし、これらは親をもたない。


4.-ary / ADJ
4.1. Deradical formations
numer- > NUMER-ary
necess- > NECESS-ary
● numeraryは兄弟にnumerable, numeral, numerate, numericをもち、ここから語幹numer-を導くことができる。しかし、これらは親をもたない。
● necessaryは兄弟にnecessitate, necessityをもち、ここから語幹necess-を導くことができる。しかし、これらは親を持たない。


5.-y / N
5.1. Deverbal formations
discover > DISCOVER-y
● discoveryは兄弟にdiscovererを持つ。ここから語幹discover-を導くことができる。これらは動詞discoverを親にもつ。


6.-ly / ADV
6.1. Deadjectival formations
consequent > CONSEQUENT-ly
convenient > CONVENIENT-ly
total > TOTAL-ly
gradual > GRADUAL-ly
easy > EASI-ly
● consequentlyは兄弟にconsequentialを持つ。ここから語幹consequent-を導くことができる。これらは親に形容詞consequentをもつ。基本的に副詞は形容詞から作られるものである。
● convenientlyは兄弟をもたない。しかし、consequentlyの例から類推して語幹convenient-を導くことができる。この親は形容詞convenientである。
● totallyは兄弟にtotalityをもち、ここから語幹TOTAL-を導くことができる。これらの親は形容詞totalである。
● graduallyは兄弟にgradualismをもち、ここから語幹gradual-を導くことができる。これらの親は形容詞gradualである。
● easilyは兄弟にeasinessを持つ。ここから語幹easi-を導ことができる。さて、形容詞easyはこれらの親であるか、あるいは兄弟であるか。easeという名詞がある。形から察するとeasyはeaseの派生語である可能性が高い。しかし、幹母音-iはyの存在を示しているように思える。それにまた、基本的に副詞は形容詞から派生するものである。それゆえ、これらは形容詞easyを親にもつとする。



7.-er / N
7.1. Deverbal formations
undertake > UNDERTAK-er
manufacture > MANUFACTUR-er
*動詞が語尾に-eを持つとき、それを除いたものが語幹となる。
● undertakerは動詞undertakeから派生した動作主名詞(agent noun)である。
● manufacturerもagent nounである。その兄弟にはmanufacturalやmanufacturingがあり、いずれも動詞としてのmanufactureから派生したものである。


8.-(i)ty / N
8.1. Deradical formations
commod- > COMMOD-ity
soc- > SOC-iety
* societyのように-ietyとなるものがいくつかある。e.g. anxiety, propriety, etc.
● commodityは兄弟にcommodify, commodiousを持つ。ここから語幹commod(i)-を導くことができる。しかし、これらは親をもたない。
● societyは兄弟にsociable, socialを持つ。ここから語幹soc(i)-を導くことができる。しかし、これらは親をもたない。  


9.-ment / N
9.1. Deverbal formations
refine > REFIN(E)-ment
*基本的には動詞の語末母音-eは削られるが、-mentのように子音ではじまる接尾辞がつく場合、その母音は残される。e.g. judgement, movement, etc.
● refinementは兄弟にrefiner, refined, refineryをもち、ここから語幹refin(e)-を導くことができる。この親は動詞refineである。


10.-hood / N
10.1. Denominal formations
neighbour >NEIGHBOUR-hood
● neighbourhoodは兄弟にneighbourly, neighbouringをもち、ここから語幹NEIGHBOR-を導くことができる。この親は名詞neighbourである。


11.-ent / ADJ
11.1. Deradical formations
(curr-) > CURR-ent
● currentは兄弟にcurrency, curriculumをもち、ここから語幹CURR-を導くことができる。しかし、これらは親をもたない。


12.-al / ADJ
12.1. Denominal formations
nation > NATION-al
● nationalは兄弟にnationhoodをもち、ここからnation-の語幹を導くことができる。これらの親は名詞nationである。

12.2. Deradical formations
individu- > INDIVIDU-al
● individualは兄弟にindividuateをもち、ここから individu-の語幹を導くことができる。これらは親を持たない。


13.-dom / N
13.1. Denominal formations
king > KING-dom
● kingdomは兄弟にkinghood, kingless, kinglet, kingly, kingshipをもち、ここから語幹king-を導くことができる。これらの親は名詞kingである。


14.-en / V
14.1. Deadjectival formations
less > LESS-en
● lessenは兄弟にlesserをもち、ここから語幹less-を導くことができる。これらの親は形容詞lessである。


15.-ance / N
15.1. Deverbal formations
alow > ALOW-ance
● alowanceは兄弟にalowableをもち、ここから語幹alow-を導くことができる。これらの親は動詞alowである。




fin.

コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

英単語の接頭・接尾辞の研究 更新情報

英単語の接頭・接尾辞の研究のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング