海外学界やメディアは、カルト(cult)や宗派(sect)の代わりに 「新宗教運動」(new religious movement)という中立的な表現を使う。 西欧人の立場で統一教会は20世紀に「多く論議を呼んだ新宗教運動の1つ」だ。 統一教会の核心文献である「原理講論」(Divine Principle)や 「神様が望む平和世界は死んでから行く天国ではない」という文総裁の主張は、神学界に論議を呼び起こした。 また統一教会指導部の私生活問題や財産問題が海外メディアで集中的に報道された。 AP通信は「統一教会の洗脳方式は、北朝鮮がすることとまったく同じ」と語るある韓国人脱会者の言葉を伝えている。
統一教会は1954年、 世界基督教統一神霊協会(The Holy Spirit Association for the Unification of World Christianity) として創立され、94年に世界平和統一家庭連合(Family Federation for World Peace and Unification) に改名された。文総裁は教会より協会・連合という表現を好む。